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第2節観戦記
3−3浦和レッズ
ジュニーニョ(5分)PKキーパーにはじかれるも、押し込みゴール
我那覇(52分)
アウグスト(64分)

■サブ■
吉原(GK), 佐原(DF), 渡辺(MF), 木村(MF), 飯尾(FW)
■選手交代■
マルクス→木村(85分)
我那覇→飯尾(88分)
山根→渡辺(89分)
■失点■
酒井(21分)
岡野(80分)
田中マルクス闘莉王(89分)


■先発■
       我那覇    ジュニーニョ
       マルクス
  アウグスト               長橋
      久野             山根
   伊藤      寺田    箕輪
             下川



ゴール裏からアウェイ側を望む ゴール裏も立って見る人が増えました。J2に居たころはゴール裏といえば親子観戦のためのピクニック気分。「立ち見席」を銘打っていても、そんな硬いこといいっこなし!で座っていたのですが、応援する人が増えて、立ち見が当たり前になった!
しかし、対岸は真っ赤だ!!

ゴール裏から"Gゾーン"を望む

待ちに待った、というよりは浦和サポに占拠されていないかそれだけが気がかりでした。試合開始1時間半前だとさすがに入場もスムーズ。もっとも昨年のように入場に戸惑うようではJ1としてまずいわけで、改善されていてよかった。

会場入りしてまず浦和サポに占拠されているわけではなく2:1くらいで川崎サポが入っているみたいで一安心。しかし、浦和サポの声は本当にすごい。よく合っているし、声出ているし。1昨年前の新潟が大挙してやってきたことを思い出す。

試合はというと前節とはうって変わって面白い展開。点数が入ったからとかそういうのではなく、ボールの動き人の動きが1節よりよいのでは?という感じ。ただここぞという球際、ディフェンスの判断、速さはまだまだ差が感じられる。ジュニーニョにボールが出るなっという状況ではもう浦和のディフェンスが動き出していたり。川崎側ディフェンスでは安心してキーパーに任そうかな、なんて中途半端なところに田中達也がつっこんできていたり。J1と言えどもシュートミスはあるんだな、と思う反面、あれらを確実に決められていたらどうなるんじゃい?という怖さを感じました。

今回の試合の得たところはそれぞれが自信を持ってやっていけばまだまだ対処可能なことは多いだろということ。我那覇の2点目は相手が怪我で一人少ない状況をついているというものですが、なかなかいいシュートを打っていて、気分よかった。今期初の我那覇ゴールは反転して左足。

アウグストのFKは芸術品でした。これは今期も大きな武器であります。独特のステップから繰り出すFKは今年も窮地を救うこと間違いなし。

それからジュニーニョ。持ち前の速さは今日も活きていました。浦和のエメルソンがどうも本調子ではないみたいでしたが、ジュニーニョのスピードはJ1でもそうそう止められないものなんだな、というのが分かってうれしい。怪我だけはしないでほしい。それから1対1ははずさないでほしいなぁ。

ところで守備はというと、ボールを奪うまではいいんだけど、その後攻撃に転じる場面が今ひとつ。折角奪ったボールの出しどころを探しているうちに相手に取られてしまうということの連続はさすがに見ている方もイライラ感が深まっていくし。選手の皆さんが「慣れていけば大丈夫」みたいなことを口々に言っていますが、早くなれてほしいな。

今日は80分まで2点差で勝っていたのですから、勝てた試合という気もします。3-2にされた時点でもっとなんとかないのかな?。ロスタイムに入っても1点リードしていたのですが、その時間の使い方をもっと老獪にするとか。外に出してしまって時間をかせぐとかあってもよかったような気もします。実際、点を取られてほんの10秒で試合終わったわけだし。相変わらずロスタイムにいやな目を見る川崎かな・・・

本日の試合でハーフタイムに2004年シーズンいっぱいをもって引退した浦上選手のセレモニーがありました。「話しが長くなるのでこの辺でやめます」みたいなことを言っていました。もっと話してよ、とも思いました。なんだか自然と涙が出てきました。本当に長い間川崎のゴールマウスに君臨していた選手が引退してしまったということがまだ実感わかず。お疲れ様でしたとも言いたくない。すぐにでもスタッフとして戻ってきていただきたいものです。


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