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第4節観戦記
1−0東京ヴェルディ1969
アウグスト(70分)

■サブ■
下川(GK), 佐原(DF), 久野(MF), 木村(MF), 飯尾(FW)
■選手交代■
我那覇→久野(73分)
谷口→佐原(80分)
■失点■ 0


■先発■
           我那覇    
    マルクス    ジュニーニョ
アウグスト               長橋
      谷口         中村
   伊藤     寺田    箕輪
            吉原


例のごとく大元→等々力陸上競技場というコースで。連続引き分け、敗戦の後だけになんとか勝ってもらいたい試合でありました。

ゴール裏、いつもの乾坤一旗の声出し隊の方もかなりの熱の入れよう。

先発が前の試合から変わってきました。谷口J1リーグデビュー、GKは久々に吉原。谷口は昨年もかなりいい仕事をしていたので、期待大。GKを変えてきたというのは、もしかして、気分を変えたいということか?などと思った。吉原としてはここでいいとこ見せないとまずい!という状況でしょうか。

サポータのボルテージも今日は何やら、ものすごく高い。2節で相手サポータに押されていた(?)感じもあったので、今日は試合前から大きな声で後押しという感じでした。

試合の方はというと、川崎が守備に重点を置いた感じで、随所に守備でいいシーンが見られました。気迫を込めて、今日は前半をまず0点に抑えるという感じで。そのせいか、公式記録でシュート0です。

後半に入っても、とにかく集中して守る川崎。そんな中、ゴールシーンが生まれました。ジュニーニョが受けたボールを左サイドをあがってきたアウグストにパス。アウグストはそのままドリブルで突進。センタリングか?と思ったらそのまま豪快にシュート!ゴール!東京Vとしてはアウグストの出方に対して、なんとなく中途半端なツメに見えた。歓喜の等々力陸上競技場!横にいらいしたご年配のサポータの方をふと見ると、涙を流しておられる。自分も熱いものが目頭に。

結局、この70分にアウグストが上げた1点を文字通り死守した川崎が勝利を納めました。今日だけは勝つんだという気迫がピッチから伝わってきました。サポータ側も試合が終了するまで集中して大きな声で選手を後押ししているという一体感。なんだか、名実ともにJ1のチーム、そのJ1のチームをサポートするJ1のチームのサポータになっていた、ということを実感した試合でした。等々力陸上競技場の雰囲気がさらに、もっともっとよくなってきている。


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