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第21節観戦記
1−1サンフレッチェ広島
マルクス(68分)

■サブ■
下川(GK), 佐原(DF), 原田(MF), 鬼木(MF), 我那覇(FW)
■選手交代■
谷口→原田(62分)
黒津→我那覇(71分)
マルクス→佐原(81分)
■失点■
佐藤 寿人(56分)


■先発■
    黒津  ジュニーニョ
      マルクス
 アウグスト      長橋
     谷口  中村
   伊藤  寺田  箕輪
       GK相澤

2003年のJ2リーグでは対広島戦2勝2分の負け無し。いくらJ2のときの成績がそうでも、それはもう通用しないだろう。今年J1では1敗。しかし、同じカード連敗は避けたい。

中2日のせいか、前半は押さえ気味に感じた。中盤でのボールの取り合いを見るのは嫌いじゃないので、苦にならなかった。というよりも、見ていて面白かった。非常に緊迫感溢れていた。こりゃ、先制点取った方が勝つよな、という内容。

が、どーも今日も審判の判定に首をかしげることしきり。特に、バックスタンド側の線審。スローインの指示は主審に訂正されているし、いちいち川崎サポからブーイングを浴びせられていた。勘弁してほしい。ゴール裏席からも罵声が飛んでいた。
乾坤一旗の人が「お気持ちは分かりますが、そのパワーを応援に向けましょう」と。サポが怒鳴ったところで判定は変わらんのだから、罵声浴びせるくらいなら応援歌を歌いましょうと。しかし、なぁ・・・

「先制点が入った方が勝つ」と思っていたら、先制点は広島に転がり込んだ(。´Д⊂)
しかも、点を取ったのはあの佐藤寿人。こいつには、昨年J2仙台に居たのだけど、ロスタイムに2点取ってくれたり、勝てる試合を引き分けにされているんですよね。等々力ではPKフカしてくれたけど本当に恐い選手だ。なんで仙台に残らなかったんだよ。

ますますまずい状況なのだが、川崎ここから怒涛の攻撃!次から次へと波状攻撃をかけるが、広島のディフェンスの集中力が切れない。そんな中、またしても黒津→ジュニーニョ(見事なスルー)→マルクスで点が入った。マルクス3試合連続ゴール。もぉすごいったらありゃしない。ここでジュニーニョのスルーというのが非常に大事で、不利な状況→フリーの奴がいるという瞬間の判断なのだろう。もう今年前期の前期の「オレがオレが」といったジュニーニョではない!最近のジュニーニョとマルクスの連携は本当に素晴らしい。
かつてマルクスが新潟にいたころは激しく二人で得点王争いしていたのだが、今ではこの二人で点を取るという感じ。二人のFor the teamの動きは素晴らしい!

ディフェンス面では今日の箕輪はスライディングが冴えていた。非常にうまいぐあいにタッチに逃げるシーンがあり、こういった部分に磨きがかかっている。また、スピード感がいつもと違った気がする。

結局このまま引き分けに終わった。後半の再三の逆転のチャンスも後一歩だった。悔しくないといえばウソになるが、結構満足度の高い試合であった。うーむ。でも、ちょっと悔しい。

そういえば、川崎は先制点を許して追いついた試合は開幕戦以来か。前の広島戦アウェイゲームは黒津が同点弾叩き込んだ直後の1分に広島に勝ち越し点許しているし、こんなのは、追いついたと言えないだろう。第3節G大阪戦に至ってはせっかくロスタイムに追いついた直後に勝ち越し点許しているし。終盤での集中力は前期と違ってきている。


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