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J1 第16節
東京ヴェルディ1969 3−3 ヴィッセル神戸

ひょんなことからチケット譲ってもらったので、東京ヴェルディ1969−ヴィッセル神戸を味の素スタジアムで見ることになった。ワシントンを見たいというのと、相馬崇人を見たい、森本が出たら見たいという部分があった。神戸育ちなんだけど、別にヴィッセル神戸はそれほど意識していない。川崎市在住でもないので、東京Vに対して遺恨(^^;;はない、ということで、どちらかというと東京V寄りで観戦した。普段、等々力ではゴール裏で見ているけど、今日はバックスタンドで見るという、割と中立な立場。ホントは川崎が駒場で大宮とやってんだから、そっち行けよ!という感じなんですけど(^^;;;

最近の東京Vはどうも守備がかみ合っていないようで、昨年の人とボールが細かく連動する楽しいサッカーが息を潜めてしまっているような気がする。どうしてしまったのだろう?

今日は幸先よく、開始わずか1分でワシントンが先制ゴールを決めていた。これや、今日は大丈夫だろう。と思わせる展開。なんというか、神戸もゆるいような気が・・・

さらに前半のうちにワシントンが追加ゴールで2−0。昨年、ブラジル全国選手権の時々見ていたんだけど、ダイジェストで「ワシントン、ワシントン、ゴール」なんて連呼されていたのを思い出す。さすが、昨年のブラジル全国選手権得点王。下半身の安定感がすごい。まるで重戦車のような突進なのだが、さりとて遅いわけではない。クロスを放り込む方もターゲットにしやすいだろうな。なんとなく守備もそんなに悪くはない、と感じられたが、1点を失う東京V。なんとなーく嫌な予感がしたが、すかさず平本のゴールで3−1と突き放す。

ここまでくると、東京Vサポは、「あと4点取れ!!」と。この試合の前々節、前々々節と7点取られているからかも。ここで7−1ででも追われれば、そのうちの1試合の得失点差、つぶせるし。

ところがだ。あれだけ前半眠っていたような神戸が後半になって急に目が覚めたらしい。なんだか、東京Vがあたふたしだした。三浦淳宏のまさに目が覚めるようなミドルシュートが炸裂し、3−2。こうなるとなんだかいやーな予感がいやーな気配に変わりだし、まさにそのいやーな気配が気配ですまなくなり、わけのわからんうちに3−3の同点に神戸が追いつく。

それまで、割と平穏だったバックスタンドではあったが、「ふざけんなよーーーーっ」とか罵声が飛び交うように・・・

で、結局このままタイムアップ。東京Vは勝ち点2を失い、神戸は勝ち点1を拾ったという感じだ。

最後は東京V側からブーイングしか起こっていない、惨憺たる状況。またまた「ふざけんなよぉ」とか「アルディレス辞めてくれ」とか。いや、門外漢から見ればアルディレス監督の問題じゃない気もする。選手のメンタリティを引き出せないのは監督の責任なんだろうか・・・うーむ・・・東京Vの選手達もうなだれていました。

しかし、やはりワシントンは凄いな。あと、神戸では朴 康造が気になった。なんというか、ポジションとガッツがいい。実は、前回神戸対川崎の対戦のテレビを見てから気になっていたんだけど。


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