戦闘行動関係
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- 素手の相性は「剣」?
Q:素手による攻撃の相性も「剣」になるのでしょうか?
A:剣とは人のオーラの延長として戦うことの出来る、物理的であり、かつ、
魔法的であり得る武器を指しますので、人自身も含めます。
銃(および、物)は、オーラの中から逸脱し、物理的にのみ、ダメージを
与える武器を指します。
- 命運でムドは打ち消せる?
Q:命運を使ってダメージは無効にできますが、ムド等のステータス変化系の呪文を
無効にすることはできるのでしょうか?
A:できます。
P.30「命運」の項[01]に、「…ダメージ、及びそれに伴う効果を打ち消す」
とあります。ステータス変化は「効果」ですので、打ち消し可能です。
その他、マリンカリンやプリンパ等、精神のステータス変化系呪文も、打ち消し
可能です。
- 能動的行動と受動的行動について
Q:格闘の特技中、受けをおこなった場合に、連続行動についてはどのように考えれば
いいのでしょうか。
特に,太極拳の「舞花手(ぶかしゅ)」とか「懶札衣(らんさつい)」の場合です
が、受けて攻撃ダメージを軽減させた後に,出目が良ければペナルティ無しで反撃
に移れます。ということは、
敵の手番 :攻撃がヒット キャラクターが受けに成功し、反撃可能な出目
反撃行動として,敵を攻撃
さらに(ペナルティ付きで)攻撃
自分の手番:敵に攻撃 (ペナルティ計算して連続行動)
という行動(ターン中に能動行動を2回行なう)は可能なのでしょうか。
A:まず特技のうち「使用」欄が
「補助」「割込」「反撃」「防御」「回避」
のいずれかになっているものは、連続行動として数えません。
この連続行動に数えない特技のうち、「反撃」となっているもの、または出目
次第で反撃が可能となるものについては、基本的に反撃の際の攻撃回数は1回と
考えるのが妥当です。
実際に使う場合、「反撃」の特技についてはその技そのもの1回。また、出目
次第で反撃できる特技については、通常の格闘攻撃、または格闘の「攻撃」の
特技1回。もちろん、これらに「補助」の特技を組み合わせる事は可能です。
また、反撃は防御行動の一部として行なったわけですから、連続行動に数える
必要はありません。
ですから、質問の例の場合、
敵の手番:攻撃がヒット
キャラクターが懶札衣で受け、威力が相手の格闘ダメージを上回った場合、
反撃行動として敵を攻撃可
その際、補助特技の組み合わせは可だが、連続行動は不可
自分の順番:敵に攻撃
通常通りに行動 1回目の行動にはペナルティなし
2回目以降は通常通りペナルティ
となります。
なお余談ですが、太極拳の特技「打拳」は、
「…1ターンに一撃ならば、続く攻撃は連続行動のペナルティを受けない」
とあります。これはあくまで、「ペナルティを受けない」だけで、反撃の際には
「連続行動そのものが不可」ですから、反撃の際に「打拳」を使っても2回殴る
事はできません。
もちろん、ここでムエタイの「クルンケーン・クルンカウ」のような、複数回
攻撃できるけれども1回の攻撃とみなされる特技を使えば、その回数だけ殴る事
はできます。
- コンディション回復は1行動とみなされる?
Q.P39のコンディションの回復の項目に「次のターンの自分の番に
指定のされた特性値チェックに成功すれば、そのコンディションを
脱することができます」とありますが、これは
1.行動とみなされない(続く行動はペナルティなし)
2.回復で1行動になり、続く行動は−20%のペナルティ
3.回復のみで行動は取れない
のうち、どれが正しいのでしょうか?
A:「3.回復のみで行動は取れない」とします。
ただし、回復チェックでクリティカルを出したならば、ペナルティ無しで
行動してもよいでしょう。
- 連続攻撃中の目標変更は?
Q:連続攻撃を行ったとき、途中で目標を変更できますか?
A:連続攻撃の途中で、目標変更をする場合には、照準をつけなおすために余分に
注意力が必要となりますから、さらに−20%の修正がかかります。
例:剛剣使いの丸目が、ゾンビAとBを同時に相手にしている。
1撃目、ゾンビAに攻撃する時は、通常の判定値。
2撃目、続けてゾンビAに攻撃する場合は、−20%の修正だけであるが、
何らかの理由で(例えば1撃目でゾンビAが倒れてしまったような場合)
目標をBに変更した場合、目標変更による−20%と連続行動の−20%が累
積し、合計で−40%のペナルティを受けて攻撃することになる。
- 自動成功の行動を連続行動でやる場合は?
Q:自動成功の行動は、連続で行った場合も自動成功で良いのでしょうか?
(デビルアナライズ後の仲魔召喚、移動後のデスタッチなど)
A:自動成功の行動は、連続行動に組み込めませんし、それを行ってから、他の自動成功
の行動を実行することは出来ません。
理由としては、(1)それでは有利すぎるから(2)連続行動のペナルティを入れた
判定値が不明確になるから、の二つです。
(注:オフィシャルな判断ではありませんが、マスターの裁量で適切な特性値での判
定を行なわせて処理するのがよいと思います。実際、デザイナーの元でプレイした際
には、そのように判定していました。例えば、銃を撃ってからマガジンを交換する場
合は器用さでチェックする等)
- 不意打ち発生後のイニシアティブ
Q:不意打ち(ルールブックP.31)が発生した場合、以下のどちらの処理が正しいのでし
ょうか?
- 不意をついた側が1回行動後、改めてイニシアティブを決定する。
- 不意をついた側が1回行動後、最初のイニシアティブ通り先攻側から行動する。
A:1.不意をついた側が1回行動後、改めてイニシアティブを決定する。
- 不意打ちを受けた時のペナルティは、魔法回避にも?
Q:不意打ち(ルールブックP.31)を受けた場合の回避ペナルティ−20%は、魔法回避にも
かかりますか?
A:はい、かかります。
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