このhomepageで取り上げる、
「イット・ケイム・フロム・ザ・レイト・レイト・レイトショウ
−深夜三流俗悪映画の襲来!−」
(以下「レイトショウ」)とは、何か?
簡単に言ってしまえば、「深夜三流俗悪映画を撮影するTRPG」です。
以上、終わり。
……これではあまりに不親切ですね。
では説明のために、ホステス役のデモンナ嬢に御登場願いましょう。
《ハロー、ダーリン。あたしデモンナ、貴方を俗悪映画の世界にご招待する案内役よ。
あなたはもちろん、俗悪映画(Bad Movies)って見た事あるわよね? 深夜番組とか、午後……特に土曜の午後によくあるやつよ。どういうものかも知ってるでしょ? 例えば『ゴジラ対メガロン対フランケンシュタイン対遊星Xからの凶悪頭脳怪物』みたいな。
レイトショウでは、貴方はそういう風な安っぽい特撮とメロドラマみたいな演技過剰と信じらんないプロットの、低予算の『映画』に登場する『俳優』に扮するわけ、エイリアンとか人間が退化した怪物とか飢えたゾンビとか共産主義者のスパイとか国税局の監査人とか口にするのも恐ろしいその他の何やかやから、人類を守る『俳優』にね。》
つまり、深夜枠にしか放送されないような、俗悪な映画に登場する俳優に扮して、そういう映画を撮影するシチュエーションをプレイするという、メタ・プレイの要素を持ったテーブルトークRPGなのです。
レイトショウは、元々アメリカのStellar Gamesという会社が作ったゲームです。そのため、ルール上意図されている「映画」(TRPGのセッションのこと)の内容は、主としてアメリカのTVで深夜時間帯に放送される超C級スプラッタやホラー、あるいは輸入物の特撮映画、香港カンフー映画などを念頭においた作りになっています。
もちろん、そのコンセプトをそのまま使って、どーしょーもない超低俗スプラッタ映画を撮る事も可能なのですが、「レイトショウ」でできるのは、決してそれだけではありません。
あなたが大好きな日本のTV番組を(あるいはそのシリーズを)、思い浮かべてみてください。
例えば、「○○レンジャー」などの特撮戦隊物。
例えば、「セ○ラ○ム○ン」。
例えば、「土曜ワイド劇場 湯煙殺人紀行 露天風呂に浮かぶ全裸美女の死体」。
それが、できます。