例会報告

2001/04/08

Last Updated: 2001/06/19

4月例会では、以下のセッションが行われました。
例会の写真はこちら


テラ・ザ・ガンスリンガー

マスター
Fighter-KOU

プレイヤー(順不同)
FRTS、Rant、KOH、MSR、mash、禅爺

概要
お試しセッションということで、付属シナリオがプレイされました。

真・女神転生 2 TRPG 誕生篇

マスター & サブマスター
里見俊介 & 依羅使王

PC&プレイヤー(順不同)
・柳田 九音(やなぎだ・くおん):EL  コンピュータ-トリック
コンピュータ使い。今回新たに「電脳的乱暴者」を襲名(笑)。ということで、パー
ティー全員が「乱暴者」確定。

・桃仙坊(とうせんぼう):Radcliffe   空手-修験道
乱暴者その1。本名・暁烏 功助(あけがらす・こうすけ)。自他共に認める「生
臭坊主」。バカ親父・三輪坊とバカ兄貴・六釈坊に振り回される毎日。実は一番
苦労性?

・神薙 千里(かんなぎ・ちさと):火鳥勇太郎   剛剣-抜刀術
乱暴者その2。その筋では結構有名な女学生剣士(役得「知名度」)。

・天陣 あやめ(てんじん・あやめ):栗太郎  魔界魔法(単回復・ジオ)-空手
乱暴者その3(または「魔法的乱暴者その1」)。魔界魔法の使い手。千里とは同
じ大学 の「腐れ縁」。

概要
お盆も近いある日のこと。毎度のことながら「バカ親父」三輪坊が持ち掛けてき
た話に、桃仙坊は噛み付いていた。

桃仙坊「祭りの手伝いだとぅ? 何をノンキな事を……!」

これまでに分かっている2つの謎の教団の存在と、彼らが行なった悪行。そして、
その悪行は今も着々と進行しているかもしれない。それらを知っていながら、普
段通りの生活ができるほど、桃仙坊の神経は太くはなかった。

桃仙坊「だいたい、祭りの手伝いをこの4人(PC全員)に持ってくるあたりがうさ
んくさい。裏があるなら説明せい」

そしてその説明は、さらに桃仙坊の神経を逆なでした。
「ボランティアで手伝ってもらえるはずの若者たちが、のきなみ体調不良で寝込
んでしまい、元気な若者がPCたち4人しかいない」というのである。

桃仙坊「………少しは怪しいと思わんのか、このバカ親父っっっ!!!」

調査の結果(紆余曲折(*1)あったが)、若者たちが最近、何らかの電化製品を購入
した事が判明する。しかも、それらの電化製品にはすべて、機能の差違はあれ、
コンピューターを内蔵していることも分かった。
CPUの製造元は、「D-Zone」。実は、前回九音が学校のサーバから発見したCPU、
そして三輪坊が購入してきたパソコンに入っていたCPUも、時期や機種による性能
や仕様の差こそあれ、同じ系列のものであった。
さらに、「D-Zone」の背後に見えてきた「アポロ商会」の存在。(ここでも紆余曲
折の末)「アポロ商会」の前社長がごく最近変死し、野心家と噂の若手新社長に交
代したこと、同時に役員も総入れ替えされたことなどが分かり、がぜん怪しさを
増してきた。

# 「(*1)紆余曲折」:ルカがアラスカン・マラミュートの小犬(「KLB」と彫り
# 込んだ耳輪付き。アヤシサ大爆発)を拾ってきたり、「バカ兄貴」六釈坊がひょ
# っこり戻ってきてルカをナンパしようとしたり(ちなみに六釈坊は妻帯者であり、
# もっといえばルカは小学生。犯罪である!)、さらに祭りの盆踊りで叩く太鼓の
# ばちを桃仙坊に押し付けようとするなど。

PCの代わりに祭りの手伝いに駆り出されてきた特務七課(桃仙坊「貴様ら、よっ
ぽど暇なのか?(-"-;)」<皮肉)のメンバーに話をすると、最初は「うちらは実働
部隊なので、詳しい事は聞かされてません」とつれない返事が返ってくる。
が、(PCレベル&プレイヤーレベル両方で)脅したりすかしたりするうちに、わ
ずかばかりのリーク情報があった。
「確たる証拠がないので今のところ我々は手が出せないでいるんですが、アポロ
商会はサムイサムイ教団とのつながりが噂されてまして……」

桃仙坊「証拠がなければ動けないとは、お役所は難儀だのう(にやり)」

何ら異義の差し挟まれる事なく、PCたちはアポロ商会に向かう。と、アポロ商
会の中からあからさまに怪しい黒い車が走り出す。何かを必死に探しているよう
だ。追跡するPCたち。

やがて一団の男たちが車を降りて、さらに何かを探している。その後をつけなが
ら、会話に聞き耳を立てると、どうやら彼らが探しているのは「何かの動物」ら
しい。ぴんときた桃仙坊、彼らに声をかける。

桃仙坊「ひょっとして、小犬をお探しかな? それなら拙僧が預かっておる。代
わりに色々と聞かしてもらおうか……アポロ商会とサムイサムイ教団のつながり
についてなどをな」

車で逃走しようとする男たちだったが、走り出した刹那、狙いすました九音の銃
が左の前輪と後輪を撃ち抜き、車は派手にスピン。電柱に激突して停止する。

瀕死の男たちから聞き出したところによれば、彼らの目的は(プレイヤー全員が予
測した通り)「魔獣ケルベロスの召喚」。小犬は、そのために選ばれた「依り代」
だったのである。

無論、男たちを特務七課に引き渡し、後は任せてもよかった。
だが、それで満足できるPCたちでは(プレイヤーでも(笑))なかった。

アポロ商会に乗り込み、男たちから聞いた地下の秘密施設に侵入したPCたちは、
研究員たちを一蹴。しかし、最後の悪あがきとばかりに研究員の一人は、予備の
「依り代」を使って、不完全ながらケルベロスを召喚する。
しかし、(時間の都合上、マイナー=ケルベロスは命運を使用せず、)結果的には
この戦いもPCの圧勝に終わった。

さらにその他の部屋を調べると、謎のG3(*2)がおたおたしていた(笑)。
最初はこいつも叩きのめす勢いで話し掛けてみたものの、相手の話を聞いている
と、どうやら彼は騙されてパワード・スーツを作らされていたらしい。
PCたちは彼を説得し、パワード・スーツの研究は特務七課の管理下で継続され
ることとなった(らしい)。

(*2)「G3」:「仮面ライダーアギト」に登場する、仮面ライダー型パワード・
スーツ(笑)。「クウガ」に登場した「未確認生命体(グロンギ)」に対抗すべく開
発が進められていた機体なのだが、かつての「未確認」よりはるかに強力な「ア
ンノウン」が登場したため、苦戦している。つーか有り体に言って弱っちい(笑)。

そんなこんなで、次回は最終回(予定)らしいです。
今回の事件で、表の顔「アポロ商会」に大ダメージを受ける事になると思われる
サムイサムイ教団は、果たしてどんな報復に出るのか? また、第一話以来話に
も出てこず、不気味な沈黙を見せるイタイイタイ教団は、その後どうなっている
のか?(つーか、ひょっとしてあの時デビル=バスターに壊滅されられたのか?
(^_^;))
すべての謎に、果たして解決はつくのでしょうか?
てなところで、to be continued ...

ガープス妖魔夜行

マスター
Atemi

プレイヤー(順不同)
中村隆司、吉田拓磨、Naφya、寺田 真、野畑寛、むーんらいと

概要
池袋を本拠とするネットワークを舞台に、日本各地の妖怪が総登場のシナリオだったようです。

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