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IT CAME FROM THE LATE, LATE, LATE SHOW |
- 監督
- Radcliffe
- 助監督(兼スタント(笑))
- 禅爺
- 演じる人々
-
役名:天童 さくら(てんどう・さくら)/「忍者キャプターさくら」
俳優:橘 はるか(たちばな・〜)
プレイヤー:依羅使王
路線は流行りの癒し系チャイドルらしい(笑)。今回は主役に大抜擢され、
期待に見事応えてくれた、ちょっぴりはねっかえりな元気印の少女。
役名:本願寺 知世(ほんがんじ・ちせ)
俳優:関 美鈴(せき・みすず)
プレイヤー:KOH
いかにもか弱そうな雰囲気を漂わす少女だが、その実ブラックホール並みの
胃袋を持つ。主人公の親友(?)役を好演。
役名:風乃 又三郎(かぜの・またさぶろう)/「九郎忍者:旋(ツムジ)」
俳優:香本 聖史(こうもと・きよし)
プレイヤー:火鳥勇太郎
ジャ○ーズJrあがりのアクション俳優。18歳で中学2年生役を演じるという
よくある事態に陥った(笑)。元ネタの「シャオラン」的役回りを熱演。
役名:水影 ゆかり(みずかげ・ゆかり)/「九郎忍者:潮(ウシオ)」
俳優:本間 真子(ほんま・まこ)
プレイヤー:栗太郎
外見的にはほとんど目立たない、ほっそりした女優。物静かで影が薄く、
その割にいつの間にか人の背後に立っていて存在感をアピール。知世や
又三郎と共に、仲良しグループの一人を演じた。
役名:金村 巧(かなむら・こう)/「九郎忍者:銀(シロガネ)」
俳優:立花 龍樹(たちばな・たつき)
プレイヤー:里見俊介
俳優の実生活では主人公役のはるかと兄妹。役柄では梅次の親友(?)で、
元ネタの「月(ユエ)」的役どころ。普段の性格と忍び姿の時とでは性格が
がらりと変わるという難しい役柄を演じた。
役名:天童 梅次(てんどう・うめじ)
俳優:梅次(うめつぐ)
プレイヤー:keii-i
すし屋でバイトしながら俳優をやっている苦労人。忍びの力を隠して、妹
の戦いを影ながら見守る兄役を好演。
役名:雷 光二郎(らい・こうじろう)/「九郎忍者:雷(イカズチ)」
俳優:渦潮 健二(うずしお・けんじ)
プレイヤー:mash
大部屋出身で、もっぱら悪役専門の、49歳のベテラン俳優(笑)。本願寺家の
執事で、若い九郎忍者たちやさくらをサポートする参謀的役回り。
- これまでのお話
-
さくら「ヤッホー、わたし天童さくら。14歳、中2。ある日、私の目の前に
現われた、人間の言葉をしゃべる犬、忍犬の『ケルちゃん』に」
ケル「なんべん言うたら分かるんや!? ケルちゃんやのうて『蹴兵衛』や!!」
さくら「いいじゃん、ケルちゃんの方が可愛くて」
ケル「トホホ……なんでこんなんが新たな九郎忍群の頭領やねんな」
さくら「あ、そうそう。ケルちゃんにいきなり『お前は新たな『九郎忍群』の頭
領になるんやー!』なんて言われて」
ケル「かつて九郎判官の下に束ねられていた超忍者集団『九郎忍群』。彼らは、
揃ってこの現代に転生しとる。今はあちこちに散らばっとる彼らを、もいっぺん
集めるんが、さくら、お前の使命なんや」
知世「自らの使命を知らず暴走する九郎忍者の脅威から、ご町内を守る忍者キャ
プターさくら! ああっ、かっこいいですわあっ!」
さくら「ち、知世ちゃん……(^_^;)」
知世「特別なことをするときには特別な服を着る。そして、その記念撮影はお約
束! さくらさんの勇姿は、この私がビデオにしっかり収めさせていただきます
わ!」
さくら「と、とにもかくにも始まった九郎忍者探し。知世ちゃんところの執事さ
んの雷おじさんや……」
雷「この日をお待ちしておりました。では参りましょうか、さくら殿」
さくら「お友達のゆかりちゃん……」
ゆかり「呼びました? さくらさん」
さくら「うわあ! いつからそこにいたの、ゆかりちゃんてば!?」
又三郎「おれはまだ、お前を認めたわけじゃないからな!」
さくら「転校生の、風乃又三郎くん。それに、お兄ちゃんのお友達で、私の憧れ
の人、巧さん(ぽっ)」
巧「さくらちゃん……お菓子、食べるかい?」
さくら「今では、4人の九郎忍者が仲間になってくれたの。みんなのおかげで、九
郎忍者探しも、あと一息! さくら、がんばります!!」
梅次「こらー怪獣! 早く支度しねーと遅刻すんぞー!」
さくら「んもーお兄ちゃんたら! 誰が怪獣よ、誰が!? いつか踏んでやるー!!」
- 今回のお話
-
さくらたちが住む街で起きた、深夜のボヤ騒ぎ。不良学生達の火遊び(笑)が
原因かと思われたその事件に、違う匂いを感じた人々がいた。
登校途中の車の中でそのニュースを見た、本願寺知世と雷である。
知世「九郎忍者の仕業かもしれませんわ!」
雷「御意。では早速さくら殿たちにつなぎを取りましょう」
(舞台裏)
はるか「展開、早。(笑)」
監督「OKOK、尺は短い方がいい」
校門前で一同に会した、さくらを始めとする九郎忍者たち。
さくらに常に付き従う忍犬「ケルちゃん」こと「蹴兵衛(けるべえ)」は、雷の話
を聞いて呟く。
ケル「……こりゃあ、ひょっとすると『炎(ホムラ)』の仕業かもしれへんな」
その正体について色々と憶測を巡らす一同だったが(AD「監督ー、尺が足りない
んでそろそろ始業の鐘鳴らしていっすかー」監督「OK、頼む」)、時間切れで
いったん解散することになった。
ところが、手がかりは思わぬところにあった。
巧が校内で聞いた話によれば、ボヤ騒ぎで負傷した不良学生は同じ学園の生徒と
のこと。話を聞きだすため、巧は負傷した学生達の入院先へと向かう。
そこには、床磨きのバイトをしている梅次の姿があった(笑)。
(舞台裏)
監督「面白いのでOK(笑)」
はるか「さすが兄ちゃん神出鬼没」
梅次のさりげない協力を得て、巧が聞き出すのに成功した話は、概ね以下のよう
なことだった。
「奇妙な仮面を付けた忍者のようなやつがフラフラしていたので、ちょっかいを
かけたところ、突然辺りが火に包まれた」
ほぼ間違いないと踏んだ九郎忍群たちは、深夜、再び「炎」が現われるのを待ち
受けることにする。
知世「忍者キャプターさくら、出動ですわ!(^-^)」
本願寺家の地下深く秘密裏に(笑)作られたキャプター基地から、派手なサイレン
を鳴らして(笑)出動するキャプターカー。
(舞台裏)
「忍者なら忍者らしく、少しは忍べよ(笑)」
「忍者じゃなくてカタカナで書く『ニンジャ』なんだ、きっと」
果たして、彼らの前に「炎」が姿を現した。
ゆらめく炎のオーラをまとった「炎」は、仲間であるはずの九郎忍者たちの呼び
かけに応じようともしない。
ケル「『炎』のやつ、意識ないんと違うか?……だとしたら、こりゃかなりやば
いで! あいつは、九郎忍群の中でも一、二を争う戦闘力を誇ってるんや!」
「潮」や「雷」の必殺技を浴びても、「炎」は傷一つ負った様子が無い(スタント
使用(笑))。危ういとみた蹴兵衛は、さくらに自分の封印を解けと頼む。
そう、さくらの「封印解除(レリーズ)」によって、蹴兵衛はその真の姿、
「忍獅子 蹴兵衛」へと姿を変えるのだ!(笑)
うなずいて杖をかざすさくらだったが、封印解除の呪文を唱えようとしたその
時、「炎」から放たれた殺気に押されてたじろいでしまう(発動判定に失敗)。
ついに「炎」の必殺技「閃光火炎陣」が九郎忍群を、そしてさくらを襲う。(全体
攻撃、ダメージは全員に30点)
(舞台裏)
俳優たち「(口を揃えて)スタント!」
AD(兼スタント)「はうっ(+_+;)」
そのとき、謎の影が飛び出す。
影は、さくらをかばって代わりに火炎陣の攻撃を受け、そのまま高架道路の下へ
と落ちていく。
# 「実はそこにいた」梅次兄ちゃんが、正体を隠してさくらを助けているの
# でした。
火炎陣の業火が消えたとき、「炎」の姿は既になかった。
しかし、「潮」の鋭い観察眼は(判定に01成功)、去り際の「炎」の動きを見逃さ
なかった。かかとを踏みしめるような、独特の癖のある足の動き(by 仮面ライ
ダークウガ)を見せた後、「炎」は超人的なジャンプ力で、ビル3つ向こうまで
一気に跳躍したのだった。
「忍者」としての能力は、普段の能力に比例する。例えば、普段のジャンプ力が
常人並みであった場合、忍者としての能力を発揮すれば「♪ビルからビルへ
ひとっ飛び(by 忍者キャプター)」くらいはできる。しかし、ビル3つを一気に
飛ぶとなると、普段の姿でもかなりのジャンプ力の持ち主と考えられた。
また、蹴兵衛の話では、普段の生活に大きなプレッシャーや悩みを抱え続けて生
活していると、九郎忍群としてのパワーが暴走し、夢遊病のように忍者の姿で徘
徊する可能性があるらしい。今の「炎」の状態は、まさにそれと考えられた。
翌日の日曜日。
調査のために学校の図書館へと向かったさくらたちは、部活をしている陸上部の
練習の様子を目撃する。その中に、昨夜見たのとそっくりな足の動きをして走り
幅跳びの練習をしている人物がいた。
彼の名は、火野 征矢(ひの・まさや)。梅次や巧とは同級生である。陸上部の
ホープであり、国体出場を目指して特訓中の彼は、しかし、苦悩の表情で吐き捨
てるように呟いた。
「だめだ、こんなんじゃ!」
梅次兄ちゃんを交え、知世が作った(大量の(笑))お弁当を差し入れ代わりに、火
野と語らうさくらたち。そこには、選ばれし者の苦悩が見え隠れする。
話の接ぎ穂にと、ゆかりは占いをしてあげようと申し出る。火野はちょっと迷っ
た後、「それじゃあお願いしようかな」。
# ゆかりは<占星術>の判定に成功。出てきた結果は……
「貴方は、今目の前に大きな壁があると感じています。そのことが貴方には
プレッシャーになっていて、充分な実力が発揮できていません。ざっくばらんに
悩みを友人や仲間に打ち明けてみてください。きっと貴方の助けになってくれる
でしょう」
それを聞いた火野は、「友人……か。そうできる友人が……いればいいんだけど
な」と自嘲気味に呟き、再び練習に戻っていく。その姿には今や悲壮感すら漂い、
普段スポーツをやらない人間にも、明らかに練習過剰に映った。
(CMブレーク)
「さて、どうしましょうか」
「彼の悩みって、やっぱ走り幅跳びの記録のことだよねえ」
「とすると、誘い出すなら何と言っても代々木の国立競技場では」
「うんうん、お約束通り」
その夜。さくらたちは(またもけたたましくサイレンを鳴らして)キャプターカー
で出動。再び現われるだろう「炎」を待ちかまえる。
果たして、またも「炎」は現われた。
しかし、今回は手を出さず、その行く先を見守る九郎忍群達。
(舞台裏)
雷「監督! ひょっとして『炎』が無意識に向かっている先に、国立競技場が
あるのでは?」
監督「な、なぜそれを(笑)」
# もちろん、ここで監督が驚いているのはフリ(笑)。実際には、俳優たちが
# 「炎」を国立競技場におびき出そうとしているのを聞いた瞬間、面白いので
# そういうことにしただけ(笑)。
国立競技場のグランドに対峙する、「炎」と九郎忍群達。
「いいかげん目を覚ませ、『炎』!」
呼びかけながら放たれる「旋」や「潮」の攻撃。しかし、「炎」はなかなか目を
覚まそうとしない。しかし、「炎」の中には何かが目覚めつつあるのか、放たれ
る火炎陣の炎が九郎忍群達を捕らえることがなかった。
# このとき、監督のダイス目は連続で90台ばかり出ていた。
「やはり、『炎』殿を目覚めさせることができるのは、さくら殿をおいて他にご
ざいませぬ」
「さくら、お前ならきっとできる!」
「さくらさん!」
「さくら、わいは信じとるで!」
皆の<声援>を受け、さくらは意を決して(CMブレークをはさんでセリフをじっ
くり考えた後)「炎」に語り掛ける。
さくら「(ここのセリフ、メモってないので正確なところが分かりません。メモが
残っていれば、お手数ですが補足をお願いします>依羅使王)大丈夫、何とかなる
って!」(<声援>判定成功)
さくらの言葉を聞いた「炎」の動きが止まった。
蹴兵衛が叫ぶ。
ケル「さくら、今や!」
さくら「かつて九郎判官に従いし忍びの末よ。我が命に従いあるべき姿に戻れ、
九郎忍者!!」
さくらが封印の言葉を唱えて杖を振ると、「炎」の姿は徐々に火野の姿に戻って
いった。
火野「おれは……いったい、何をしていたんだ……?」
さくらや知世をはじめ、今や普段の姿に戻った雷が、ゆかりが、又三郎が、巧が、
そして蹴兵衛が、火野を笑顔で見つめる。
火野「仲間……そうか……かつておれは九郎忍群の一人だった……そして、君た
ちが……」
火野は皆を見回し、そしてさくらを見つめ返す。
火野「ありがとう……。今なら、やれる気がする!!」
砂場をめがけて走り出す火野、大きくジャンプ。ストップモーション。
エンディングテロップ。
・
・
・
火野、着地。大きくガッツポーズ。笑顔で駆け寄るさくらたち。
微笑みながら、それを遠くで見つめる梅次の姿がある。
梅次「さて、と。帰って朝飯の支度でもしといてやるか」
完。
- マスター
- Rant
- プレイヤー(順不同)
- FRTS、寺田、Akira、岩倉、中村隆司、さとう
- 概要
-
ADDシナリオ翻案もの。シティアドヴェンチャーである。
やー、DDでもろくにやらなかったシティものをここでやるとは。
と結構、戦々恐々としつつも挑んだが、じつのところ元がコンピューターゲームなせいか、出来事がひどく限定されている。
確かにプレイヤー対応によっては戦闘とか回避できるんだが、そうすると、先に進みにくい(きっかけがつかめない)という間抜けた状況に。
まぁ、こちらから難癖をつけて先にすすめはしましたが。
このへん、もう少し変えたほうがよかったかなぁ、と。
この章のラスボスであるおっきな目様はさすがにお強い。
蘇生アイテムまで所持し、万全の体勢のはずが、ひとにらみで消滅するキャラまで出るしまつ。
こちらの管理ミスもありはしたが、それでもよく勝てたもんだ。ホント。
全滅の二文字が脳裏にちらついてたもんなぁ。
私のサイトにも簡単に紹介してます。最近DDセクション更新してないけど。(苦笑)
残る呪紋はあと2こ。南にいるという赤の魔術師とティン様。
どっちもしんどいよなぁ・・・全滅しませんように(苦笑)
- マスター
- 石頭
- PC&プレイヤー(順不同)
- ストリートサムライ "ホークネイル"
(ネイティブアメリカン、31歳、男):たゆ
サイバーマーセナリー "ハットリ・ヤマダ" (JIS出身、26歳、男):トリマン(ゲスト)
リギングサムライ "カーゴ" (出身・年齢不祥):松永(ゲスト)
- 概要
-
2055年シアトル。
喧騒渦巻く夜半。3人のランナーが招集された。
彼らに対してオークのMr.ジョンソンは言った。シアトルの某場所において
今夜中にあるデータチップを強奪して来て欲しい。3人は受け、Mr.ジョンソ
ンはサポートとしてドワーフのメイジ"マリオ"を紹介し、マリオを含めた4人
はビズの調査に取り掛かった。
それにより、その問題のデータチップのある場所(2階立ての廃屋)周辺は
治安が悪く、しかもヒューマニクスポロクラブ(人類最上主義者)達の手の
かかったギャングメンバーがたむろする場所であり、しかもその中の幾人
かはSMGとボディアーマで武装している、との情報だった。
ビズの終了時間が切迫している状態では、録な調査も出来ない。彼らは
不十分な調査で現場に突入した。
マリオは魔法的なサポート(アストラル制圧)を行い、カーゴは音も無く動く
電動車両により静かにチームを現場に運び、その後、2丁拳銃で戦闘に
参加、ネールホークはSMGで相手を制圧、ハットリヤマダは接近し、カタナ
を使って相手を斬り倒す。
2階へはリギングサムライであるカーゴの僕であるドローン(無人偵察機)
2機を使いスタングレネードを突っ込み制圧。同時に1階へはホークネイル、
ハットリヤマダ、カーゴが突入という挟撃作戦だった。
戦闘は6秒で終わった。問題のデータチップを探し出し、入手するまでに
また数秒。全てを含めてこのランは15秒も満たなかった。
そして次の日の早朝。Mr.ジョンソンにデータチップを手渡し、3人は一人あ
たり25000新円を受け取った。ビズは終了した。
後日。あるメタヒューマン差別主義者の男が自殺した、との話を知ったが、
それが今回のビズとどのような関係にあったのかは誰も知らなかった。
すべては影の中にある。
それだけが真実のだと、誰ともなく呟いた。
−了−
[例会報告]
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