例会報告

2001/11/11

Last Updated: 2001/12/29

11月例会では、以下のセッションが行われました。


D&D(R)(キャンペーン)

マスター
Rant

参加者
FRTS、岩倉 史朗、しゅがあああ、Akira、mash

概要
PCはプレロールド、プレイヤー出入り自由のキャンペーン。
"Curse of the Azure Bonds"の(おそらく)最終回。つまり、現在いるダンジョンを突破してラスボスとの対決をするだけ、という内容。詳細はRant Landにてお楽しみ下さい。

IT CAME FROM THE LATE, LATE, LATE SHOW(れれれ)

タイトル
『贋・スパイ大作戦』第二話 「カリブの海に海賊が踊る」

監督
禅爺

演じる人々[役名](俳優/プレイヤー)
[ビッグゲイト](ボブ=クールス/火鳥勇太郎)
工作員たちを率いるリーダー。サングラスを取った顔は子供が泣き出すほど怖いということが判明(笑)。嫌いなものは猫。

[ジャンバラヤ(ジャン)](トム=ヤムクン/KOH)
タイ系アメリカ人。行方不明のゴーヤ=チャンプルーと交代して役を引き継いだ。実は格闘マニア。嫌いなものは生卵。

[ドクトリーヌ](アリス=エヴァンス/依羅使王)
タイトスカートに白衣と、お約束バッチリの薬学者。爆弾魔ぶりにさらに磨きがかかった。「水恐怖症」の属性を持つ。

[レディー・M](ヒロミ=ビレッド/栗太郎)
何処から見ても絶世の美女、しかし性別は男(笑)。おもにお色気シーンを担当(爆)。嫌いなものはクモ。

[パイラン(白蘭)](レン=レンホウ/Radcliffe)
中国系のカンフーアクション女優。ここぞと言うところで決めてくれる実力者。嫌いなものはヘビ。

[シュー](ジョン=フィッツジェラルド/RDNZL)
ニューヨーク近郊で、全て手作業で大農場を営んでいる(笑)。今回は人間ミサイルになる羽目に。実は尖端恐怖症。

あらすじ
 青い空、照りつける太陽。
 寄せては返す波、どこまでも続く白い砂浜。
 …ここはフロリダ、常夏の地。
 工作員たちは「特別休暇」ということで、つかの間の平穏なひとときを過ごしていた。

 一方その頃。
 フロリダではなく、ニューヨークに残っている男がいた。
 シューである。
 首にかけたタオルで汗をぬぐいながら、シューはつぶやいた。

シュー「今頃、みんなは楽しんでるんだろうなぁ」

 そこへ彼の頭上に巨大な影が。ヘリが迫ってくるのだが、シューは気付かない(〈警戒〉判定失敗)。そしてヘリのドアからアームが出て、シューの背後へ。そして有無を言わさず彼を掴み、飛び去った。
 ヘリの尾翼にはこう書いてあった…「FBI人事課」。

 フロリダ滞在三日目。工作員たちは食べ歩きツアーに出るが、たまたま部屋に残っていたビッグゲイトがふと窓の外を見ると、大きな軍用ヘリが接近してくる。
 慌ててショットガンを構えるが、突然ヘリの下部ハッチが開き、アームが伸びてくる。その巨大な腕に掴まれているのは……シューだ。
 アームが大きくしなったかと思うと、次の瞬間、哀れシューは人間ミサイルとなってホテルの部屋の壁へ直撃した。

 その頃、蛇肉入りシシカバブをそれと気付かずに食べたパイランは、失神していた(笑)。
 他のメンバーがどうしようかと思案しているところへ、何かが割れる大音響が外から聞こえた。レディー・Mが様子を見ると、ホテルの部屋のガラス窓が派手に割れている。

レディー・M「ものすご〜くいやな予感が…でもあそこには大事な荷物があるし…仕方ないわねぇ」

 一方ジャンバラヤは…

ジャンバラヤ「タクシーで空港へ逃げます!(笑)」

 ところが飛び乗ったタクシーは、なぜかホテルへと直行。タクシーの広告灯が画面に大写しになる。……「FBIタクシー」。

 一方、失神しているパイランを扱いかねたドクトリーヌは救急車を呼ぶ。当然(笑)、その救急車もホテルへ直行。バンパーが大写しになる…「FBI人事課」。

 外出組が部屋へ戻ると、頭を抱えているビッグゲイトと、壁に激突してピヨピヨしているシューが、変わり果てた部屋にいた。
 しかもシューは巨大なスーツケースを手錠で手に繋いでいる。調査に失敗したジャンバラヤとシューが感電(レントゲン写真と交互に撮影)した騒ぎの後、

ドクトリーヌ「指紋照合器がついてるわ」

 ビッグゲイトが親指を当てると、スーツケースの側面からレンズが飛び出し、無事に残っていた壁面に向けて映像が射出された。

上司「おはようビッグゲイト、ほか工作員の諸君。休暇を満喫してくれているかな?



 …さて早速だが、君たちのようにフロリダで休暇を過ごしている人々はほかにもいる。困ったことに、彼らが『カリブの海賊』を名乗る集団にさらわれてしまった。さらにこれは極秘事項だが、極秘休暇中だった我が国の大統領とそのお嬢さまもその人質の中に入っている。
 そこで今回の任務だが、『カリブの海賊』が根城としている船に潜入し、人質の身柄を無事な状態で確保してもらいたい。なお、組織を殲滅すべきか否かに関しては現場における君たちの判断を尊重し、一任する。
 では、健闘を祈る」

ビッグゲイト「…話がうますぎると思った(嘆息)」

 映像が終了すると同時にタイマーが作動する音がする。前回アフロヘアにされたビッグゲイトは慌てて逃げ出すが、状況を理解していないシューは、スーツケースを振りまわしながら後を追う。

(SE)「チッチッチッチッチッチッ…チーン」

 音と共にスーツケースのカギが開き、中から武器や爆弾の類と共に紙切れが出てきた。

上司「二度同じ手は使わんよ。…なお、この紙は自動的に消滅する」ボッ!!(紙片炎上)

ビッグゲイト「…今、上司に殺意を抱いた人は手を挙げて」
工作員全員「…(黙って手を挙げる)」

 とにかく、任務を言い渡された工作員たちは、『カリブの海賊』が根城にしているという船の所在地を探る。カリブ海の南東部、グラナダの近郊にそれらしい電磁波の所在を確かめた工作員たちは、「ベースキャンプが必要だ」とばかりに、カリブ海に浮かぶ小さな島国、アンティグア=バーブーダへ旅立った…

 ちなみにこの後、アンティグア=バーブーダ関連ネタで必要以上に盛り上がり、尺が足りなくなりそうになったのは言うまでもない(笑)。そのすべてを書けないのが残念だが、例をいくつか挙げておこう。

  • 公用語は「アンティグア=バーブーダ語」。微妙にアクセントが違うらしいが、他国者が聞くとすべて「アンティグア=バーブーダ」としか聞こえない
  • 住民の名前は、もちろん全員「アンティグア=バーブーダ」である
  • ホテルの部屋はランクに応じレギュラー、セミスイート、スイート、そしてアンティグア=バーブーダとなっている
  • 島で一番固い木は「アンティグア=バーブーダの木」である。この木の実が島の特産品にもなっている


【注】この映画に登場するアンティグア・バーブーダは架空のアンティグア・バーブーダであり、実在するアンティグア・バーブーダとは一切関係ありません。

 閑話休題(笑)。
 工作員たちは近在の基地から高速艇を借り、一気に夜陰を突いてグラナダ近郊の島影へと向かった。そこで工作員たちが見たものは、巨大なタンカー級の中世海賊船…否、海賊船に模したタンカーの姿であった。
 密かに接近を試みる一行だったが(〈隠密〉失敗)船の乗員に気づかれた。とっさにビッグゲイトの肩を踏み台にして飛び上がるパイラン(〈アクロバット〉成功)。甲板にあがったパイランの目に飛び込んだのは、水夫姿の男たちであった。
 紫電一閃、男達を一蹴(対エキストラ複数回攻撃)したパイランだったが、戦っているうちに手応えがおかしいことに気づく。仲間たちを船上に引き上げ、全員で調べてみると、人間の皮膚に良く似た布が貼ってあるが、木でできた精巧なカラクリ仕掛けである。
 いぶかる一同の頭上、マストの先端から声が響く。

「招かざる賓客、ようこそ我が船へ」

 とっさに見上げる一同。

「我が名はキャプテン・フック。よくも我が部下を可愛がってくれたようだな。この礼はたっぷりしてやるぞ」

(舞台裏)
俳優「監督、なんで『キャプテン・フック』なんです?」
監督「うむ、『キャプテン・クック』と『フック船長』のあいのこなのだ」
俳優「混ぜた意味ないやん(笑)」

 異様な人造人間、そして所在のわからない人質。工作員たちが詰問するや…

フック「ええい何をわけのわからんことを。こうしてくれるわ」

 なんとパイランの目の前にあまりにも巨大な大蛇が出現。さらに割って入ったビッグゲイトの目の前にも、巨大な猫が現れる(笑)。
 しかしこれはフックの目から出る幻術であり、(何回かの失敗の後に(笑))辛うじて恐怖を振り払ったパイランが、腕に覚えの棒術でフックの目を射抜き、何とか事無きを得た。
 船長室付近で、大統領とその娘を除く人質の身柄を確保した工作員たちは、そのまま下層へと進む。
 甲板のすぐ下の層は、壁一面に怪しげな真空管や回路が並ぶ研究室で、奥に白衣を着た怪しげな老人がいた。よく見ると彼の周りには、甲板で工作員たちが倒したのと同じような人造人間が大量にいるではないか。こいつが元凶か?とにらんだ工作員たちは、老人に名を尋ねた。

老人「ワシの名か? ワシの名は、ジェームズ=プラフトン=ハインツ=ステフォン=ロッケンバックという。生体物理学の権威じゃぞ」
シュー「…は?」
老人「じゃから、ジェームズ=プラフトン=ハインツ=ステフォン=ロッケンバックじゃ」
パイラン「…カール=ハインツ=シュナイダー=ホッテントット?(笑)」

 ロッケンバックは、「自分を追放した学会に復讐するために」(笑)資金を必要としていた。そしてあるとき、資金提供を受ける代わりに彼らに協力することになった、と言うのである。

ビッグゲイト「その相手は誰だ?」
ロッケンバック「ん〜、名前は聞かんかったが…一人は格闘家のような大男、もう一人は子供のような坊主頭の小男じゃったかのう」
レディー・M「…それって、どこかで聞いたことがあるような組み合わせね(苦笑)」

 そう。本当の黒幕は、前話『南米の森に悪党が踊る』の悪党の生き残り、『豹』と『狼』だったのである。
 奥へ進もうとする一行を「契約があるからのう」と妨害にかかるロッケンバック。得意の電撃や幻影、それに各種薬品を用いて工作員たちを苦しめるが、所詮は6対1。結局は打ち倒されてしまう。
 工作員たちは奥の落とし扉から最下層に向かった。

「よう、FBIの犬ども。遅かったじゃねぇか」

 最下層は倉庫を改造して作られた、だだっ広い空間であった。そのど真ん中に『豹』と『狼』はいた。ご丁寧に、椅子に座らせて縛りつけた大統領父娘の首筋にナイフを突きつけて。
 いきり立つ工作員たちに、

「武器を捨てたほうがいいんじゃない?…ま、捨てなくてもいいけどさ。どうなるかわかるよね?」

 工作員たちは仕方なく武器を捨てる。勝ち誇った『豹』は、工作員達を後ろ手に縛り上げはじめた。まずはこれまでの戦闘経験で最も痛い目にあっているパイラン。そして次に……

「てめぇの顔は忘れてねぇぜ。相変わらず気色悪いまねしやがって」
レディー・M「私も忘れてないわよ。相変わらず不細工な男ねぇ」
「うるせぇこのカマ野郎」
狼と他の工作員たち「…あっ」

レディー・M「カ・マ・野・郎?」(ぶちっ)

 みるみるうちにレディー・Mのこめかみに青筋が(笑)。バーサークしたレディー・Mは、人質も何もお構い無しに『豹』と戦い始める。

 レディー・Mに気を取られた『豹』、そして頭を抱える『狼』。その一瞬の虚をついて動いたのは……

パイラン「〈アクロバット〉。大統領父娘と『狼』の間に割って入ります。(コロコロ)成功!」
「手が使えない女など俺の敵じゃねえや! 死ねぇ(ナイフを振るう)」
パイラン「くっ(切られながら)、それが狙いよ!」

(舞台裏)
パイラン「監督、ダメージ覚悟で敢えて『狼』に背中を向けて、ナイフで縄を切りたいんですが」
監督「(厳粛に)人気ロールしたまえ」
パイラン「(コロコロ)……うっしゃあ、成功!(笑)」

 『狼』のナイフはパイランの手を傷つけたが、同時に自由を奪っていた縄をも切ってしまう。放り出してあった愛用の棒を足先で蹴り上げて受け止め、はっしと身構える。

パイラン「さあ、今度はこいつで相手になるわよ!」
「うっ、やべえ…(汗)」

 それを機に、他の工作員達もそれぞれ行動を開始した。

ジャンバラヤ「アリキック!(コロコロ)…18、当たり」
「スタント。ふっ、そんなもん効かんわ」
レディー・M「平手打ち!(コロコロ)…03(笑)」
「痛っ!くらって転倒」
ジャンバラヤ「そこですかさず組みついてマウントポジションを取りに…(コロコロ)失敗」
「ならばそのままアキレス腱固めだ!(コロコロ)…02!」
ジャンバラヤ「あんぎゃぁーっ!ぱんぱんぱん(手でタップしている)」

 …本当にこれは「れれれ」なんだろうかという(笑)戦闘の一方で…

ビッグゲイト「俺の銃はどこだ?」
ドクトリーヌ「あ、私の足元!今投げますね!(コロコロ)…98?」
監督「するとショットガンは暴発して、味方の誰かに当たることに…」
ドクトリーヌ「…な、納得行かない、セットを降りる!」
監督「(厳粛に)人気ロールしたまえ」
ドクトリーヌ「(コロコロ)…うっ、足らない…」

俳優一同「…フィルム破損します」





 ***しばらくそのままでお待ちください***





 次の瞬間、なぜか愛用のショットガンを構えるビッグゲイトの姿が大写しに(笑)。
 『豹』はそのショットガンの前に崩れ落ちた。

 一方、『狼』とタイマンをはるパイランだったが、急にダイス目が腐り、思わぬ長期戦になっていた。劣勢を悟った『狼』はその隙に、手持ちのダイナマイトで倉庫の壁に穴をあけ、逃亡を図ろうとする。

パイラン「いい加減に当たれっ!(コロコロ)よし、やっと当たりっ!」
「ぐはっ!ま、まだだ、俺は逃げる!あばよおぉぉ…(攻撃を食らった勢いでそのまま壁の穴から外の海へ)」
パイラン「逃がすかっ!追って飛びこむ!」

 逃げた『狼』は〈水泳〉に失敗して溺れる(笑)。一方、〈水泳〉に成功したパイランは、『狼』が溺れて失神するのを待って、楽々と捕らえる。
 こうして一件落着に見えた、が…

パイラン「このベルトは…何?」

 『狼』のベルトのバックルが不気味に点滅を始め、それと同時に船内にいる工作員たちの頭上から巨大な震動、そして天井を突き破って出てきたものは…

 青くて巨大な猫型ロボット!

俳優一同「…(唖然)」

 ここでもっとも懸念されたのは、猫嫌いのビッグゲイトの動向だったが、知性ロールに失敗したためそれが猫型ロボットであるということが認識できずに事無きを得る(笑)。

ビッグゲイト「あれは巨大タヌキ型ロボットだ!」

 出てきた瞬間、もっとも近くにいたジャンバラヤに向かって猫型ロボットは音波…じゃなくて、文字で攻撃!

ロボット「ぼく のらえモンです」
俳優一同「待たんか監督〜!!」

 ジャンバラヤは「ぼ」の字と共に海に叩き落される(笑)。
 この後もロケットパンチや尻餅攻撃などの多彩な(笑)攻撃で工作員たちを苦しめる「のらえモン」だったが、さしもの巨大メカも衆寡敵せず。工作員たちの波状攻撃の前に「のらえモン」はついに止めを刺され…

(舞台裏)
監督「そして崩れていく…」
パイラン「待ってください監督」
監督「何かね?」
パイラン「せっかくですから、ここはこう演出しましょう…」

 最後の一撃を食らった巨大のらえモンは、スローモーションで水面に激突し、激しい水飛沫をあげる。いったん浮かび上がり再度沈んで行く巨大のらえモンの最期の言葉が、あたりに響きわたる。

のらえもん「(くぐもった声で)ボク どざえもんです」(ぶくぶくぶく……)

監督「採用(笑)」

 すべてが終わり、気が抜けてへたり込む工作員たちの前に、「FBI人事課」のヘリコプターが現れる。

人事課連中「犯人をこちらへ渡してください!」
工作員一同「…(無言でドクトリーヌを見る)」
ドクトリーヌ「…(無言で手榴弾を取り出す)」
工作員一同「…(無言で頷く)」
ドクトリーヌ「…!(無言で投げる)」

 手榴弾は見事にヘリに命中。哀れ人事課連中はアフロヘアに(笑)。
 工作員たちは高速艇に乗り込み、のらえモンの吐いた字に『狼』と人事課連中を縛り付け、意気揚々と引き揚げるのであった。


(次回予告)
 次なる任務は極東の地、日本。
 そこで彼らを待ちうける恐るべき陰謀とは…?

 『贋・スパイ大作戦』第三話、「ビルの壁に忍者が踊る」乞うご期待!
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 『贋・スパイ大作戦』第一・二話、DVD化決定!
 初回限定版のみの特典DVD付録「アンティグア=バーブーダに工作員が躍る」つき!
 撮影許可がおりない中での決死(笑)のロケの模様、メイキング、特別インタビューなど盛り沢山!
 これはもう、買うしかない!

ドラゴンアームズ

マスター
MSR

キャラクター紹介
タスクフォース名:ガオカーマイン

ガオカーマイン01:ドーガ(里見俊介)
出身:ヴァイツグラード クラス:大騎士
DA:ガオベルラ(ズィーガ) 階級:竜士
 秩序を重んじるヴァイツグラードにおいて自由奔放に振る舞う彼は疎まれリンドブルムに左遷されてしまう。そこで、同じ境遇の仲間と出会ったが、リンドブルム攻防戦において自分を逃がすために仲間は全滅してしまう。彼は誓う。必ず仲間を守りきると、かつて自分を守るために死んでいった仲間のように。

ガオカーマイン02:ラーク・ハミルトン(たざわ)
出身:オーバード騎士団 クラス:聖騎剣士
DA:ウィクトリア 階級:竜士補扱い
 記憶の無い彼にとって、オーバード騎士団は家族であり、団員は親であり兄弟であった。
 騎士団の命によりリンドブルム攻防戦に参戦した彼は無我夢中で戦った。最後のMISTを倒し回りを見渡すと、共に戦っていた仲間は全員倒れていた、自分が倒した以上のMISTの残骸に囲まれて。また、未熟な自分の死角を補う位置で。

ガオカーマイン03:フリック・カミュ(山下)
出身:エクスタリア クラス:機甲士
DA:アンカーフォート 階級:竜士補
 リンドブルム攻防戦に歩兵として参戦した彼に与えられた命令は避難する民間人の誘導だった。次々と倒されていく味方、戦うことさえできない焦りと悔しさ、その気持ちを抱えたままリンドブルム攻防戦は終了した。
 その後、DAのパイロットになった彼は、あのときの気持ちを晴らすために戦う。俺は、戦うためにここにいるのだから。

ガオカーマイン04:エディス・ペルフェクト(たゆ)
出身:アルトクラン クラス:魔導士
DA:ラーディゴストC 階級:竜士補
 代々ゴーディを輩出する家系の末っ子として生まれる。魔導実験の事故で両親及び姉2人をなくしてしまう。この事故によりゴーディだった母の後を継ぎゴーディとなる。しかし、15歳という年齢が災いしたのか、実力も無いくせに等の陰口を叩かれることになる。陰口を叩く人たちに自分の実力を認めさせるためにリンドブルムへの特使として最前線に赴く。

ガオカーマイン07:ローラ(NPC)
出身:傭兵団ナーガロンド クラス:幻操士
AA:ナイチンゲール 階級:竜士扱い
 料理が好きな二十歳の女性。童顔なため十五、六歳にしか見られない。座右の銘は「いつも明るく元気良く」。

セッション概要
 救難信号を受信した地点の調査を命令されたPC達はその地点に赴く。しかし、そこは人気のまったく無い廃虚と化した街であった。
 生き残っている人を探して街の中心部にさしかかったPC達は突如MISTの部隊に囲まれてしまう。
 極力戦闘は避けるようにという命令を無視しMISTを全滅させるPC達。
 帰艦したPC達を待っていたのは命令無視による独房入りだった。

マスターの感想
 データを直前に変更したためにもたついたり、ルールの読み込み不足による不手際があったりと反省点ばっかでした。DA卓のみなさんすいませんでした。
 コマンダーを弱く設定しすぎたために、死亡する予定のローラさんが生き残ってしまって少し残念でした。本当はPCの誰かを(今回はフリック)庇って、愛の告白をして死ぬ予定だったんですが…。

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