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- マスター
- 依羅使王
- 参加者
- 火鳥勇太郎、五月風れあん、里見俊介、ＫＯＨ
- 概要
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（予告）
ダンガルドから輝明学園への交換留学生は、自他ともに認める「超不幸体質」！
道を歩けばドブを踏みぬき、朝のラッシュで小銭をばら撒き、放課後歩けば各球技部のホールの標的（笑）そんな、ちょっと（かなり？）迷惑な体質は、偶然か？必然か？彼に向けられる幾つもの視線は、いったい何を物語るのか？
次回、ナイトウィザード「レ・ミゼラブル？」 乞うご期待
詳細は調査中です。
- マスター
- 栗太郎
- 参加者
- Radcliffe、神牙、座光寺 誠（ゲスト）
- 概要
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ある日現れた「依頼人」を名乗る男。「黒田武士（くろだ・たけし）」と名乗る彼は、やたら酒くさかった。
この男の正体が実は悪魔だということが、いくつかの偶然（とプレイヤーの直感）から分かり、正体がばれたと悟った悪魔は攻撃を仕掛けてくる。しかし１〜２ターンの戦闘でかなわぬと悟った悪魔は降伏し、事情を語り始める。
実はこの悪魔（名前は「クロダブシ」。マスターのオリジナル悪魔）、「さる高貴な方」（これも悪魔らしい）に従っていたもので、本当の「依頼人」が助っ人（つまりPC達）を呼んでくるのを阻止するために先手を打ちに来た（そして返り討ちにあった）らしい。
PCたちが発見した本当の「依頼人」……それは何と悪魔「ネコマタ」の一人だった。マタタビで酔わされていたところを救い出された彼女は、依頼の筋を語り始める。
彼女たちネコマタの一族は隠れ里に住み、代々酒を造っている。ところが最近、その隠れ里に「よそ者」が入り込んだ。この「よそ者」たちはネコマタたちを追い払い、勝手に「酒蔵」を占拠してしまったというのだ。何度か奪還を試みたものの、マタタビを使われてはネコマタたちは無力。そこで、背に腹は代えられず、ニンゲンの力を借りることにした、ということらしい。
ネコマタ達が「酒蔵」と称する洞窟の中は、ネコマタ達が本気半分イタズラ半分に仕掛けたトラップで一杯。しかしその数々を智恵と勇気と口車(笑)で次々に突破していくPCたち。
そしてたどり着いた最奥部、陣取っている「よそ者」の正体……「ドクガンリュウ」と「タケダシンゲン」を両脇に従えた彼は、「酒神バッカスの息子（バッカス・ラズィ）」と名乗り、酒の匂いをプンプンさせながらPCたちに語り始める。
「ここに棲むネコマタどもは、けしからんことにこれほど旨い酒を造りながら、それをきちんと保管すると言うことを知らん。おかげでせっかくの酒が、台無しになってしまっておるものもある。我々は酒を粗末にするやつは我慢できんのだ。だから我々は奴らを追い払い、この酒たちを飲んでやっておるのだ」
これを聞いてPCたちは頭を押さえる(笑)。確かに言うことと為すことはワガママ（カオス）な奴らだが、純粋に酒を愛するだけの彼らの心を、憎みきれなくなってしまったのだ。
そこでPCの一人は、バッカス・ラズィに話を持ちかける。
「なるほど、おっしゃることは分かりました。しかし、ちょっと振り返って見てもらえませんか？」
バッカス・ラズィが振り返った先、そこには彼らが絶好調ペースで干してしまった酒樽の山が。PCは畳みかける。
「このままの調子で行かれますと、ネコマタたちの作った旨い酒も、早晩尽きてしまうのではないかと……」
ふと我に返って顔を見合わせる３人の酒好き悪魔たち。そこへさらに追い打ちをかけるPC。
「一方のネコマタ達は酒が造れなくて困っております。そこでどうでしょう、ここはひとつあなた方が酒の作り方と管理保存法をネコマタ達にご指導なさっては。そうすれば、これまで以上に良質な酒が大量に造られることでしょう。そこであなた方は、その正当な『指導料』として彼女らの作る酒の一部を受け取るんです。長い目で見れば、今後もネコマタ達と良い関係をお続けになった方が、絶対にお得だと思うのですが……」
微妙に虚栄心をくすぐりつつ持ちかけたこの「取り引き」に、バッカス・ラズィたちは応じたのであった。
その後、ネコマタ印の大吟醸は、魔界で大評判を博すことになるのだが、それはまたいずれ別の事件を引き起こすことになる……らしい。
最初の「クロダブシ」戦以外に戦闘がないという、メガテンとしては極めて異色といってよいセッションでした。しかしまあ、プレイヤーとしては結構楽しかったです。
[例会報告]
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