●奈良

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○全般

奈良の都市部(北部)は7つのエリアに分けることができる。
すなわち、東大寺、西大寺、西ノ京、法隆寺、天理、橿原、生駒である。
南部の方は高野山に近く、山勝ちである。(南部については細かい設定をしていません)

この地には、代表的な女神が二柱ある。一方は佐保山に座す春と霧の女神「佐保姫」、もう一方は竜田山に座す秋と風の女神「竜田姫」である。(この2人は導入に使えます)

○各地

  1. 東大寺エリア
    当然のごとく東大寺大仏殿。古い町並みが残っているので、それに関する悪魔が出やすい。が、他の地域に比べれば出る悪魔は少ない。

  2. 西大寺エリア
    奈良の交通の要となっている所。近くに大元帥明王アタバクを秘仏とする秋篠寺がある。ヒーホー系などに代表される、人間の都会に順応したタイプの悪魔が出没する。しかし弱い者が多い。

  3. 西ノ京エリア
    薬師寺、唐招提寺などが乱立する所。昔戦場だった為、その手のアンデッドや悪霊が出やすい。十二神将を出すのなら、ここの薬師寺か東大寺エリアの新薬師寺がベスト。

  4. 法隆寺エリア
    法隆寺は夢殿があり、このため非常に夢の世界とつながりやすく、俗に「夢魔」と呼ばれる精神寄生的な悪魔、種族的には夜魔に属する者たちが多く出現する。中くらいの強さの悪魔が出現する。

  5. 天理エリア
    GPが上がれば上がる程敵が出やすくなる所。ただし今は出ない。(ここはちょっと現実が入っていてヤバイ・・・。いちおう天理教はニュートラル系教団としております。ハイ。)

  6. 橿原エリア
    ルシファーの明日香宮殿があったところでもあり、かなりGPが高い所。
    有名なところで橿原神宮があるが、ここの歴史は100年少々と浅い。
    より重要な地点として、平崎市の見瀬丸山古墳がある。10年ほど前、見瀬丸山古墳で遊んでいた小学生の男の子が石室を踏み抜いてしまい、それを聞いた近くに住む考古学好きの男性が内部の写真を撮ったが、それを知った宮内庁は、ただちに古墳を封鎖してしまった。当時、このことが考古学者の間で「あまりにも時代遅れだ」と凄まじい非難が巻き起こった。(ここまでは事実です)
    だが実は、この古墳には強大な魔王が封印されているのではないかという推測もあり、この地をめぐって魔王復活を目論むガイア教の急進派と、封印を守ろうとする宮内庁および神社本庁の熾烈な争いが繰り広げられているともいう。
    益田岩船遺跡については、松本清張が作品「火の船」において考察したところによれば、ゾロアスター教の祭壇である可能性がある。(ということにしてしまえば、何と日本でアフラ=マズダ関係のシナリオができてしまいます。さらに、上の封印に眠る魔王がアーリマンすなわちアンリ=マンユだとしたら……というのもできますが、話が大きくなりすぎるのでオススメはしません)

  7. 生駒エリア
    生駒と言えば聖天(ガネーシャ)が関東では有名だが、実は新興宗教の乱立する極めて危ない町である。ガイアースをはじめ、カオス系の悪魔が出現しやすい。出現悪魔の強さはGPによってガンガン上がってゆく。

 上記7つのエリアには入っていないが、学園前という所に御岳教の里宮がある。これは飛騨にある山宮と対応するもので、恐らく真1の回復道場のネタになったと思われる御岳教のかなり高位の霊場である。ここは回復施設としてシナリオの間に使用することができる。
 また、京都との境目の方に<学研都市>があり、<奈良先端技術大学院大学>が実在している。ここでは転送ターミナルの実験をしているという設定である。


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