ニセ元首相の顔株価低迷への対応策について

株価低迷への対応策について

 現在、日本の株式市場において株価の低迷が続いています。1998年4月23日東京株式市場の平均株価の終値は前日比185円12銭安の15,517円78銭。これに対し、ニューヨーク市場のダウ平均株価は9,000ドルを超える勢い。これでは、わが国はアジア経済の復興の牽引車になるどころかお荷物となるやもしれません。

 何故に、わが国の株式市場がこれだけの低迷を続けているのでありましょうか。確かに、今現在、日本の経済状況は芳しいとは申せません。しかし、いくら経済状況が悪いといえ、現在の株取引の低調さはそれだけでは説明できない程のものです。これは、やはり一連の証券不祥事を通じて、国民の間に株式投資への不信感、嫌悪感が増大している為と言わねば説明がつきません。この事態を打開するには、いわゆる金融ビッグバンを推進し、金融・証券に関わる行政と業界全体へ透明性を持ち込まねばなりません。そうすれば、現在のところ株式市場に興味を失っている一般投資家をやがては市場に呼び戻すことができるでしょう。

 とはいえ、たとえビッグバンの結果、厳格なルールと監視の下で株式市場の透明性が増したとしても、一度市場への不信感を持って離れてしまった一般投資家がにわかに戻ってくるというのも考えにくい。彼らの市場への復帰の為に、何かしらのきっかけが必要となるでありましょう。

 そこで我々が、導入を考えているのが、「株式市場振興投票」いわゆる「株価くじ」です。詳細は以下の通り。


    東京証券市場の新リーグ制

  1. 東証に上場している企業を一部リーグと二部リーグに分ける

  2. 株価くじ導入予定の2001年に先立ち、2000年1年間の平均株価が高い企業の上から16社を一部リーグとし、残りを二部リーグとする

  3. 株価くじ導入後は毎年師走の納会時に、その年の一部リーグで年間の平均株価が15位、16位の2社と、二部リーグで年間平均株価が1位、2位の2社の平均株価を比較し、この4社の中で1位と2位が一部リーグに入ることができる


    株価くじの対象

  1. 株価くじの対象は、東証一部リーグ16社それぞれの一週間の平均株価

  2. くじへの参加者は、くじ売場にて16社ごとの平均株価(例:A社1,043円14銭 B社2,045円56銭 C社1,340円44銭 ...等)を申請し、くじを購入する


    実施主体等

  1. 実施主体は「日本体育・学校健康センター」(特殊法人)とし、そこから指定法人となる業務運営機関(詳細未定)が銀行を通してくじを販売する

  2. 投票券は1枚 100円とし、18才以下の者、東証関係者、証券業者社員、そして大蔵省職員、東証一部リーグに属する会社の社員はくじを購入できないものとする。

  3. 売上金額の2分の1以下を払戻金とする(政令で規定する)。

  4. 払戻は、くじが対象とした週において、一部リーグ内で平均株価が最も高かった銘柄の株式を、翌週最初の株式市場で業務運営機関が払戻金で買い取り、その株券を払戻対象者に分配することで行う。

  5. 収総売上金から払戻金と経費を差し引いたものが収益となる。この収益のうち、2分の1を国庫に納付する。残りの2分の1を株式市場振興や、PKO(Price Keeping Operation)の為の資金とする。


この株価くじの最大の特徴は払戻を株券で行う点です。業務運営機関によって株券が買われることで株式市場が活発化するでしょうし、また市場に背を向けていた一般投資家達も株価くじを通して株価に敏感になり、市場へ復帰する良いきっかけとなることでしょう。

 また、実施主体を「日本体育・学校健康センター」という株式市場と全く関係がなさそうに見える団体としたのにも理由があります。この「日本体育・学校健康センター」とは、先頃法案が可決されいよいよ運営に向けて動きだしたサッカーくじの実施団体であります。株価くじが本格運営される予定の2001年には、既にサッカーくじは実施されております。株価くじ運営という類似した業務の為に、また別の組織を発足させることは無駄であり、縦割り行政の弊害が生まれることにもつながりかねません。よって、株価くじも同センターにより実施することにした訳であります。同一の実施団体が管理することで、やがては、サッカーくじと株価くじを連動させて、一週間のサッカーの試合の結果と東証一部リーグの銘柄の一週間の平均株価を両方当てる「トト・カブ・カルチョ」というような楽しい企画実現可能でありましょう。

 株式市場の活発化と、そのために必要な費用の調達。このように、一石二鳥の「株価くじ」を実現するために、是非国民の皆様の御理解と御支持をお願いいたします。  

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