ニセ元首相の顔佐藤総務庁長官の辞任に関する陳謝について

佐藤総務庁長官の辞任に関する陳謝について

 佐藤総務庁長官から9月22日に、辞職したいという申し出があり、受理いたしました。人事権者である私の判断によって国政に混乱を招いたことについて、国民の皆様に率直にお詫びを申し上げたい。与党三党、関係者に多大な迷惑をかけたことを申し訳なく思っております。また佐藤氏本人にも迷惑をかけたことをおわび申し上げます。

 今回の人事への各界各層からの厳しい叱責の声に真剣に耳を傾け、世論の重みに十分思いを致さなかったことを深く反省し、改めて自分自身の不明を恥じ、おわび申し上げたい。最も反省されなければならない点は、我々政治の世界に住むものと、その外側に暮らす国民の皆様の意識の違いです。なんとかして、このギャップを埋めなければなりません。

 しかし、これは言い訳ではありませんが、ある一つの特定の職業に従事しているものはしだいに、視野が狭くなってしまいます。これは、政治の世界に限ったことではないでしょう。あまり上品ではありませんが、「専門バカ」という言葉があります。なんにせよ、一つの事に凝り固まってしまうと、それ以外の事が見えなくなってしまうのです。とはいえ、ますます複雑化する国内外の社会情勢に責任を持って対処する政治家となるためには、ある程度「専門バカ」と言われるような愚直さがなければならないのも、また事実です。

 国民全体の意識とあまり大きな齟齬がないような判断をする、という事と、複雑な社会情勢に対処できる「専門バカ」になる、という事を両立させるのは大変に難しい。これを、両立させるとなれば、内閣の人事といった大きな判断について、結果だけを公表するのではなく、その判断のプロセスからできるだけオープンにし、国民の皆様がそのプロセスを納得できるようにする必要がある。

 そこで、我々が考案したのが、「大臣試用期間制度」なのです。大臣として本採用とする前に、1ヶ月の試用期間を設ける、というのがこの制度の主旨です。具体的には次の通り。

  1. 大臣試用期間は1ヶ月とする。
  2. 総理大臣は各国務大臣それぞれに、10人の候補を出す。
  3. 総理大臣は、試用期間の間に、「大臣採用試験」を行い、10人の候補者の中から大臣を1人、選ばねばならない。
  4. 「大臣採用試験」は公開されなければならない。
  5. 「大臣採用試験」は試用期間中に9回行われる。1回ごとに1人が候補から脱落することとなる。
このように、「大臣採用試験」という、はっきりとした形で大臣を選ぶわけですから、完全にガラス張りの判断ができる、という訳です。9回行われる「大臣採用試験」の内訳は次の通り。
  1. 椅子取りゲーム
    (一発勝負。最初に椅子に座れなかった者1名が失格。候補者9人に)

  2. 黒ヒゲ危機一髪ゲーム
    (一発勝負。最初に黒ヒゲを飛ばした者1名が失格。候補者8人に)

  3. マジカルバナナ
    (一発勝負。最初に言いよどんだ者1名が失格。候補者7人に)

  4. エスチャー
    (一発勝負。回答者5人は公正な第三者。回答者が正解するまでもっとも時間がかかった者1名が失格。候補者6人に)

  5. 棒高跳び
    (一発勝負。飛んだ高さが一番低かった者1名が失格。複数のものがファウルした場合は、ファウルした者だけで再競技。候補者5人に)

  6. スーパーウルトライントロ当てクイズ
    (3問正解で勝ち抜け。最後まで残ったもの1名が失格。候補者4人に)

  7. 腕相撲
    (トーナメント戦。3・4位決定戦で破れたものが失格。候補者3人に)

  8. 箱の中身はなんじゃろな?
    (3問正解で勝ち抜け。一つの箱に候補者3人が同時に手を突っ込み、早押し形式で箱に何が入っているか当てる。最後まで残った者1名が失格。候補者2人に)

  9. バーチャファイター3
    (3戦先勝で勝利。勝った者が晴れて大臣に)
最後の大臣の椅子をかけたバーチャ対決は、きっと鬼気迫るものとなることでしょう。

 このように透明度の高い人事システムが定着すれば、今回のような総務庁長官人事のような判断ミスも生じないことでしょう。このシステムの導入をもって、今回の反省としたく思っております。

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