ニセ首相の顔いわゆる「機密費」の扱いについて

いわゆる「機密費」の扱いについて


 2001年1月25日、外務省は松尾克俊・前要人外国訪問支援室長を懲戒免職とし、業務上横領容疑で警視庁に告発しました。容疑は、前室長が自分名義の銀行口座に入金した外交機密費のうち、競走馬の購入代金などとして少なくとも5,400万円を横領したというものです。公金の横領というものは、全体の奉仕者たるべき公務員においては最も悪質な犯罪といえるものです。この件につき、行政府の代表として国民の皆様に謝罪したいと思います。

 本格的な対策については今後の外務省と警視庁による事件の究明を待ってということになりますが、事件について現在分かっている範囲で、国政における機密費のはらむ問題とその問題解決について概略を述べさせていただきます。今回の横領事件以来、「領収書も取らないで支出可能という不透明な『機密費』は廃止すべきだ」という声もありますが、国政、特に外交についてはどうしても使途を明らかにできない支出が必要になることがあります。これは、何も我が国だけに特有なことではありません。米国や西欧各国においても、こういった使途の明らかにできない「機密費」は存在しているのです。外交においては、特にデリケートな協力関係が必要とされることがあり、こういった関係維持の為に用いられる「機密費」は、言わば必要悪といった存在なのです。金額の大小についての見直しはともかくも、完全に廃止してしまえば国政の執行に大きな支障となることは間違いありません。

 しかし、このような不祥事が起きた以上、たとえ必要悪だからといってもこのまま何の対策も講じずに、現在のやり方をそのまま踏襲していくことはできないこともまた事実であります。とすれば、すなわち、「使途を明らかにしない支出」をある程度認めつつ、「不適当な支出」を認めないという難題を解決しなければならないことになります。

 さて、この難題の解決法を考える前に、この外務省の官僚による機密費横領事件に対する国民の怒りの原因を考えてみましょう。当たり前のことですが、この怒りは横領されたお金が国民の義務として課せられた血税であるころから来ているのです。一般の企業においても横領事件は起こっていますが、このような場合国民全体に怒りが共有されることはありません。その損害は当該企業だけに及ぶものだからです。それに対して、今回のような公務員による横領事件においては、その損害は納税者全員に及ぶことになり、その為に国民において国政全体に対する不信感が生じてしまうのです。

 であるならば、「機密費」に対する抜本的な解決策とは、単に横領されない防止策を講じることではなくて、「機密費」に税金をあてがうことを止め、別の収入からこれに当てるようにすることではないでしょうか。勿論、この方式を取った後に改めて「不適当な支出」を防止する対策は講じなければならないですが、たとえ横領されたとしても、そのお金の元が国民から集めた血税でなければその被害は国民全体に及ぶものではなくなるからです。では、どうやって必要な収入を得るのか。これについては、行政府の代表者たる内閣総理大臣、並びに首相官邸こそがその責務を負うべきでありましょう。我々が現在検討しつつある案は以下の通りです。 官邸で集められたこの収入は、各省庁からの申告により総理大臣の許可の下に支出することとなります。国政、主に外交活動を円滑に行う為の「機密費」の確保と、税金の公正な使用を両立させるこの政策の実行に向けて、国民の皆様の御理解と御支持をよろしくお願いいたします。

******************************
「官邸営業本部」が扱う業務(案)

1.官邸広告
ニュース番組等で露出の多い官邸を広告として利用する。

官邸全面広告
「ボス」は首相官邸公式缶コーヒーです


2.首相広告
ニュース番組等で露出の多い首相を広告として利用する。

a.内閣の集合写真
首相広告


b.国連での演説
官邸全面広告


3.首相のイベント出演のマネジメント
地方公共団体主催のイベントへの出演等の活動に関してのスケジューリングとギャラの徴収。

4.首相官邸ホームページ広告
人気の首相官邸ホームぺージを広告スペースとして利用する。また、インターネット博覧会終了後、コンテンツを引き継ぎ、ポータルサイトの機能を持たせることで広告価値を高める。

(官邸ホームページ広告案)
土木協会広告
the official residence of the Pseudo-Prime Minister

ニセ首相官邸ホームページ

銀行協会広告

Japanese
Pseudo-Japanese
ニセ首相官邸の写真


KSB広告 MLM広告
ニセ首相の写真 ようこそニセ首相官邸へ

自民党広告 民主党広告


5.出版
任期ごとに首相の活動をまとめた、「××首相」の出版といった硬派な書籍から、「首相になるには」「首相官邸これだけ行ったらコロされる」といった誰でも楽しめる書籍まで、バラエティに富んだ品を揃える。出版第一弾として「歴代首相占い」を予定している。

歴代首相占い(仮題)
 成年月日や血液型などから当てはまる首相とのマッチを決定し、性格を占う。文例は以下の通り。

あなたは池田勇人です。
頭が切れて行動力のあるあなたは、周りから頼りにされますが、時にストレートすぎる言動で反感を買うこともあります。経済運は良好。健康には特に気をつけて。自然食、特に麦飯は吉。
******************************
戻る