ニセ首相の顔異常気温への対策について

異常気温への対策について


 日本の気温が暴落しています。

 2001年7月24日には、都内でもついに「最高気温38度」の大台を割り込んでしまいました。2001年1月の平均気温は4.9度とかなりの高値基調であったことを思い起こせば、凄さまじい下げ幅と言えるでしょう。図をご覧下さい。

最高気温の推移
気温グラフ

4-5月は下げ止まりもみられましたが、1月と比較すると、7月ではほぼ8分の1にまで下がっています。

 この気温の暴落と軌を一にするかのように円も安値に移ってきています。2001年1月末(1月29日)の円ドルレートは116.88円でしたが、7月24日は124円35銭と124円台を割り込んでいます。

円レートの推移
円レートグラフ

気温が4-5月で下げ止まったように、円レートも4-5月と少し持ち直しているものの、1月と比較すると、7月は8円も安くなっています。下げ幅では気温には及ばないものの、円レートの推移は、気温の低落状態にいたる流れに一致しているようにみえます。

最高気温と円レートの推移
気温と円グラフ

 さらに、平均株価を見てみましょう、2001年1月29日の日経平均が1万3,845円28銭でしたが、7月23日では1万1,609円63銭に下がっています。5月までは希望を抱かせる上向きの勢いも見せたものの、6月以降は急降下してしまいました。

平均株価の推移
株価グラフ

この気温、円ドルレート、株価のグラフを重ねてみるとこのようになります。

最高気温、円レート、平均株価の推移
気温、円、株価グラフ

 以上の結果を見れば、昨今の経済の急速な落ち込みの原因は、気温・円レートの低落に株価が引っ張られていることから生じていることは、誰の目にも明かであると言わざるを得ません。また、こうした経済指標の悪化が消費マインドをさらに冷えさせている点も見逃せないところです。消費意欲の減退はさらに経済全体の縮小をまねき、悪化した情況をさらに悪化させていきます。まさに、悪魔のサイクルという表現がぴったりな状態です。

 この経済の悪循環を断ち切るにはどうすればよいのでしょうか。ともかくも冷え込んだ市場にカツを与えるために強烈なショック療法が必要です。しかし、1990年代の後半に実施された株価のPrice Keeping Operation(いわゆるPKO)もはかばかしい効果をあげることはありませんでした。膨大な国債にあえぐ現今の財政状勢ではとても再び実施することはできません。

 要するに、お金を使わずに、世界の市場に衝撃を与えるほどの経済のテコ入れをしなければならないのです。

 この難題に、一体どのように対処すればよいのか。我々の提案する政策は次の2つです。


  1. 円のデノミネーションを行う(10旧円=1新円とする)

  2. 温度のデノミネーションを行う(10旧度=1新度とする)

現在の不況は、気温と円の低下が株価を押し下げていることが原因ですから、とりあえず温度と円のデノミを行い価値を10倍にするのです。デノミならば、財政に負担をかけることもありませんし、日本の政府として景気悪化を防ぐという断固たる態度を世界に示すこともできます。

 その他にも、デノミを行わなければならない理由があります。

 2001年現在、いわゆる先進国の中でレート換算でドルに対し3-4桁の数字を要するのは、イタリアリラと日本円しかありません。そのイタリアも2002年からユーロに移行してしまいます。となると、一円が0.0095ドルとか、0.0091ユーロというあまり見栄えのよくない姿をさらすのは日本円だけになってしまいます。このことは、わが国だけが先進国の中で第二次世界大戦後のインフレの後始末をせず、20世紀から21世紀まで持ち越してしまうことを意味しているのです。ドルとの交換が容易となれば、海外の市場、特に投資家の思惑によって大きな影響を受けたアジアの通貨市場において円の流通も高まり、国際社会における円の力も増します。また、通貨の価値が変わればそれにともなって、貨幣や紙幣をあつかう機械の需要も増えこの面からの景気への好影響も期待できるでしょう。

 こういった円のデノミは、他の先進国からの送れを取り戻そうと意味あいが強いのですが、一方温度のデノミネーションは我が国が世界に先駆けて実施する革新的な政策です。地球温暖化の危機が叫ばれる昨今、京都議定書問題で味噌を付けた感のある我が国ですが、この政策をとれば地球温暖化防止に大きな貢献をすることができます。なにしろ、我が国の平均気温を10分の1に抑えることができてしまうのです。我が国がこの政策に先鞭をつければ、必ずや世界中の国々も追随することでしょう。世界中でこの政策が取られれば、温暖化現象も一気に解決です。気温の上昇に伴い、南極の氷山が溶解して海水の水位があがり都市が水没するという不安も杞憂に終わることでしょう。

 景気の回復と地球環境保護に役立つ一石二鳥のこの政策の実現の為、国民の皆様の御理解と御支持をよろしくお願いいたします。

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