ニセ首相の顔北朝鮮の核実験について


北朝鮮の核実験について



 2006年10月9日、朝鮮民主主義人民共和国は核実験を行ったとの声明を発表しました。かねてより国際社会は6カ国協議などを通じ、北朝鮮の核兵器開発を断念させようと努めてきましたが、この努力は徒労に終わってしまったのです。

 何故、北朝鮮は国際社会の制止の声をまったく聞かなかったのでしょうか。

 秘密のベールに包まれた北朝鮮内部の動きを窺い知ることは困難ですが、ここ10数年の迷走ぶりを見ると、自らの体制の存続について被害妄想めいた危機感を持っていることは感じ取れます。彼らが、6カ国協議のような枠組みでなく、米国との直接交渉を望んでいるのも、彼らにとって最大の脅威である米国とのサシの話し合いでなければ交渉の意味がないと考えているからでありましょう。

 また、対米交渉が仮に実現したとしても、北朝鮮にとっての交渉成功のハードルは高く、単に「米国の慈悲による生存」の状態に満足することはできないと思われます。このような、小さな成果では外からの脅威でなく中からの脅威から身を守ることができないからです。

 日露戦争後、日本では日比谷焼き討ち事件などの騒乱が起きました。払った犠牲に大して、受け取った代償が小さすぎたと国民が考えたからです。現在、厳しい生活を強いられている北朝鮮の人々、とくに軍関係者はそのような屈辱的な生存を堪え忍ぶことは難しいことでしょう。

 彼らの最大の望みは、朝鮮戦争以来の悲願である南北朝鮮の統一であることは明かです。金正日体制の維持にとっては、現状維持の和平では足らず、南北朝鮮の統一というような大義名分の実現、もしくは少なくともその可能性を残すことが必須なのです。そうでなければ、国内の不満を和らげることができないでしょう。核開発を進めるのも、核の抑止力による安全保障を求めているだけでなく、「核兵器を保有する強国」という誇りを国内外に誇示し、韓国を併合するだけの国力を持っていることをアピールする意味があるのです。

 であるならば、クリントン大統領が推し進めたKEDOのような政策はあまり意味があるものではないと言わざるをえません。彼らが本当に欲しい物は、電力や食料といったものの援助ではありません。例え、彼らがそのようなものを求めてきたとしても、それと引き換えに核兵器を破棄することなどあり得ないでしょう。彼らが最終的に求めているのは、南北朝鮮を金正日氏一人が統治するという野望なのです。

 しかし、金正日氏が朝鮮半島を統治するなど、韓国も、また周辺の日本、中国、ロシア、それに米国も望んでいません。また、そのような状態を断固して許すわけにはいきません。

それではどのようにすればよいか。我々の提案は以下の通りです。


  1. 核兵器廃絶の見返りとしてオーストラリアのウエスタンオーストラリア州の東経125度(平壌とほぼ同経度)南緯30度のグレートビクトリア砂漠付近に1000平方キロの土地(平壌とほぼ同程度)を北朝鮮に貸与する。

  2. 貸与後の土地の名称は、南朝鮮民主主義人民共和国とする。また、現朝鮮民主主義人民共和国は北朝鮮民主主義人民共和国と改称する。

  3. 2つの飛び地国家をあわせた正式国名は、「南朝鮮民主主義人民および北朝鮮民主主義人民統一共和国」とする(略称:南北朝鮮統一国)。

このようにすれば、北朝鮮にとって念願だった、南北朝鮮統一国家を一括して金正日氏が統治することが可能となります。亡き父の金日成が達成できなかった祖国統一の栄誉と引きかえであれば、金日成氏も核兵器廃絶を承諾するに違いありません。同時に、韓国が金氏の統一国家に巻き込まれることもないのです。

国際社会を揺るがす核兵器問題を平和裡に解決に導く提案について、国民の皆様のご理解とご支持をお願いいたします。





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