天才カリスマ漫才コンビ
Tシャツ画




 Tシャツ化を記念して、お二人の漫才を披露していただきます。早速登場していただきましょう。天才カリスマ漫才師「桜田モン ぴーぽ ぴーがる」さんです。


(「ぽ」:ぴーぽ師匠、「が」:ぴーがる師匠)

『どーもー ぴーぽちゃんです。』

『ぴーがるちゃんです。』

ぽ+が『二人そろって、ぴーぽ ぴーがるでーす。』

『いや、これからも二人で頑張っていかないかんなぁ、と言うてたトコなんですが。』

『1999年も押し詰まってまいりましたな。』

『いよいよ、年の暮れ。でも、今年の暮れはいつもにましてつらいねー』

『それもこれも、君んとこの一連の不祥事のせいやがな。』

『いや、こら一本取られましたな。ほんまにアナがあったら入りたい。でも、さすがに深く反省いたしまして、最近は綱紀粛正もハゲしくやっとります。』

『へぇー、そうかいな。例えばどんな事?』

『ホンマにささいな事でも厳しい処置をとってますよぉ。この間も、不倫している警部補がおってね。』

『不倫ですか、そらまたイカンね。』

『さいな。社会人の鏡たる警官が不倫するなんてトンデモない。』

『いや、そらトンデモない。で、どうしたん。』

『いやもう、すぐ依願退職させましたよ。』

『不倫で退職とは厳しいねぇ。』

『いやそれぐらいせな、あきません。なんといっても社会人の鏡ですから。』

『しかし、警部補にもなって、今さら退職しても新しい仕事みつからんやろねぇ。今日日この不景気で。』

『まあ、からだは丈夫やから、なんなと職はあるでしょう。退職前の健康診断でも尿検査以外は異状なしやったし。』

『ちょっとちょっとちょっと、尿検査って何の尿検査?』

『いや、覚醒剤の尿検査よ。他に尿検査ってありますか?』

『えっ?それで異状があったってどう言うこと?』

『せやから、覚醒剤反応が陽性やったの。仕事は忙しいわ、おまけに女房と愛人の相手せないかんわで、お疲れやったんやろね。』

『そら君、覚醒剤取締法違反やがな、逮捕せな。こんなんバレたらまた大事やで。』

『あ、覚醒剤はイケませんか。こら、困ったな。よっしゃ、厚木署の連中にたのんでしばらく監禁しといてもらおう。もし逃げようとしたらボコボコにするように言うとこ。』

『そんな手荒いことしたらイカンで。勢いっちゅうことがあるからな。打ちどころが悪うて、ヒョッと死んだりしたらまた後始末が大変やで。』

『心配すな。現場にプルシャを落としといたらまた迷宮入りや。』

『そらムチャクチャや。』

『ま、こら冗談ですけれども。でも、驚きましたよ、例の覚醒剤打ってた警部補からの電話。』

『へえ、どんな電話やったん。』

『県警に電話かけてきて、いきなり「警視庁の刑事に追われているんだ。マンモス交番にいきまーす。」やで。こら、完全に頭イッとおる。』

『そら、聞き捨てならんねぇ。「警視庁の刑事に追われているんだ。」ですか。確かに、ぴーがるくんとことウチはあんまり仲はええことないけど、なんぼなんでも、密偵なんかしてへんで。』

『密偵してへんことぐらい分かってまんがな。』

『分かってくれるか。やっぱり、仲は悪うても同じ警官やな。信用するとこは信用する、ちゅうやつか。』

『いや、お宅の電話はキッチリ盗聴してまっさかい、何してるかコッチに筒抜けや。』

『盗聴! 盗聴ってキミ。ウチも盗聴しとんのかい!!ホンマ盗聴好きなオッサン連中やで、正味の話が。』

『こればっかりは止められまへん。』

『ええ加減にしときや、仕舞いにまた怒られるで。』

『皆まで言うな。冗談やがな。』

『ちょっと冗談キツすぎるで。そんなことやから世間の方から嫌われるねん。』

『そんなもんですかなぁ。』

『そらそうや。キミらの冗談のせいで桜田モンは人気ガタ落ちや。同じモンでもポケモンはアメリカでも大ヒットやのに。』

『(いきなり大声で)モンはモンでも桜田門でぇ』

『うるさいな、君。耳もとで叫びないな。そら「ドーベルマン刑事」やがな。』

『「刑事」と書いて「デカ」と読む。』

『それはええねん。』

『ま、ポケモンはかわいいですからね。ぬいぐるみも人気あってええねぇ。僕ら事件以来、ホンマ人気ないわぁ。』

『言うても、ウチのほうがぴーがるくんのトコより、まだ人気あるでぇ。』

『そうかいな。』

『そらそうや。うちはまだ君らみたいな不祥事はおこしてへんもん。』

『イヤなこと言うなぁ、自分。しかし、どないしたらワテら桜田モンも人気でますかね。』

『とりあえず、短い間隔で明滅してみよか。』

『おお、ピカチュー閃光作戦やな。よっしゃ、やってみよう。』

『それっ!』



『ああ、ええ感じや、短い間隔で激しく明滅しとるぞー。
 なんや知らん、おかしな気持ちになってきた。ああめまいがするー。
 ああああっ!!

 警視庁の刑事に追われているんだ。マンモス交番にいきまーす。


(ぴーがる師匠卒倒する)

『君までおかしなってどうするねん!おい、大丈夫か。とりあえず尿検査は明日まで待てー!。』

(ぴーぽ師匠、ぴーがる師匠をひきずって舞台からハケる)


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