秋の交流会
小江戸・川越 散策




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10月8日(日)開催しました。31名が参加。

歴史の扉をひらいて・・・

蔵造り、喜多院、そして博物館と見所はたくさんあり、欲張ったら一日ではとても廻りきれない程魅力がある。今回の東京支部「秋の交流会」は埼玉県川越の町を、はるかな時代を偲びながら人気の町並を、身も心もタイムスリップして情緒豊かに味わいたいと企画しました。

川越に多くの蔵造り店舗が生まれたのは、明治26年の川越大火を契機としている。この大火では町の3分の1以上である1300余戸を焼失し、川越は大きな被害をうけたのである。町の復興にあたり川越商人は、日本の伝統的な耐火建築である土蔵造りを採用した。当時の耐火建築としては西洋から入ってきたレンガ造りがあったが、川越商人は蔵造りを選んだわけである。そして、新しい材料であるレンガは、蔵造りの屋敷の塀とか地下蔵に使い込んだのである。黒漆喰と赤レンガの色調がしっくりと合って、町並みを構成する大事な要素となっている。 この川越市星野山無量寿寺喜多院という天台宗の古刹がある。天長七年(830年)に円仁慈覚大師の開山。境内は広く三千坪もあり、寛永年間(1624〜1644年)に徳川家光が、江戸城紅葉山の別殿を移築して再建したという客殿・慈恵堂、慈眼堂とその他の堂宇が建ち並び、徳川氏の信仰が厚く、江戸・寛永寺と並んで関東の二大寺であった。重文に客殿、書院、庫裡、山門、慈恵堂、鐘楼門などが指定されており、境内に有名な五百羅漢がある。 喜多院の「おみくじ」の原本は、東京・浅草寺の『元三大師百籤』で、先代の住職が戦後、浅草寺から喜多院に赴任したときから使っているという。その第十大吉は、どこの古い寺にもある「おみくじ」である。

10月8日(日)西武新宿線新宿駅改札前 9時30分 集合

特急小江戸7号10時00分、途中駅からの合流可

担当・斉藤隆雄

昼食予約をしますので、必ず申し込みください。昼食予算は2000円ぐらい