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DHCP95の紹介


DHCPとは?

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、RFC (Request for Comments)153315341541、および1542 に定義されている、ネットワーク上のコンピュータの設定(IPアドレス、ゲートウェイ、DNSなど)を動的に行うためのクライアントサーバーモデルによるネットワーク機能です。
DHCPサーバーを置くことによって、次のような利点があります。


DHCP95の機能

DHCP95は、Windows95やWindowsNT Workstationで動作するDHCPサーバーです。サービスプログラム(デーモンプログラム)として動作するので、いちいち手動で起動する必要がありません。
DHCP95には次の機能があります。
なお、DHCP95を実行するコンピュータ(DHCPサーバー)のTCP/IPの設定は手動で行う必要があります(DHCPサーバー自身の設定をDHCPで行う事は出来ません)。


DHCP95はどんな時に使うのか?

例えば、Note PCを持ち歩いていて、会社と自宅の両方の環境にLANで接続して使っているような場合、会社と自宅でTCP/IPの設定をいちいち切り替えて使わなければなりません。
TCP/IPの設定は、IPアドレスとか、サブネットマスクとか、DNSサーバーのIPアドレスとか、デフォルトゲートウェイ(ルーター)のIPアドレスとか、項目が多くて面倒です。
会社と自宅のLAN環境にDHCP95をセットアップしておけば、Note PCの設定をDHCPを使うにするだけで、TCP/IPの設定は完了します。あとは、Note PCを会社や自宅のLANに繋いで電源ONするだけで、TCP/IPの設定が自動的に切り替わります。

また、PCの台数がそれほど多くないオフィスで、LANの管理者はPCの設定を楽に済ます事が出来ます。DHCP95を実行するPCさえ真面目に設定しておけば、どのIPアドレスが空いている気にしなくても、DNSサーバーのIPアドレスってなんだっけ?と忘れてしまっても、「DHCPを使う」と設定するだけで済むのです。

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