ちょっとだけ電子工作





●CAT EYE HL-EL100 の改造


特徴

  • フルカラーLEDを3個使用。結構目立ちます。
  • AVRマイコン(AT90S2313)を使用した簡単回路。
  • AT90S2313なのでライタに秋月のキットが使用可能。
  • HL-EL100の他に、部品代は2500円位。
  • 製作時間の目安は、3〜6時間(LED基板の切り出しが一番苦労するかも)。

    部品一覧(Ver.1)

    CAT EYEの白LEDヘッドランプ HL-EL100 ×1 これが母体になります。
    2.54mmピッチの紙エポユニバーサル基板   小×1 単3電池サイズを切り出せればOK。
    1.27mmピッチのユニバーサル基板   小×1 秋月の特価品で十分です
    白亜化学工業 φ5フルカラーLED NSTM515AS ×3 千石で売ってます(1個550円位)。
    1chipマイコン AT90S2313 ×1 秋月で買うのが安い。
    ICソケット 20ピン ×1  
    セラロック 10MHz ×1 秋月で買うのが安い。
    1/6Wカーボン抵抗 10KΩ ×1 無くてもいいのだが、4.7K〜20KΩ位で適当に。
    1/6Wカーボン抵抗 220Ω ×9 LEDの電流制限用。180〜220Ω位。
    フラットケーブル     10芯で10cm位に切って使う。
    AT90S2313対応のライタ     秋月のキットでOK。


    製作

    回路図は
    こちら(PNG形式)

  • HL-EL100を分解し、クリアパーツ、反射板、LED基板(これは不要になります)に分離する。
  • 2.54mmピッチのユニバーサル基板を単3電池サイズ(49×13.5mm)にカットする(CPU基板)。
  • 1.27mmピッチのユニバーサル基板を33×19mmにカットし、HL-EL100に入るよう角を落とす(新LED基板)。
  • カットした新LED基板に、現物合わせで4箇所の固定穴を空ける(こんな感じ)。
  • HL-EL100から外した反射板のLED穴をヤスリで少し削って、フルカラーLEDが奥まで入るように穴を広げる。
  • フルカラーLEDと新LED基板を現物合わせで位置決めし、半田で固定する。
  • 新LED基板のフルカラーLEDのCOMMON端子を全て共通に接続する。
  • フルカラーLEDのCOMMON以外の端子に、130Ωの抵抗を半田付けする。
  • 新LED基板写真(部品面半田面)。
  • CPU基板の中央付近にICソケットを取り付ける。
  • LEDの切った足を使って電源の配線をする。
  • 10KΩの抵抗を1番ピン付近に取り付けて配線する。
  • セラロックを14番ピン側に取り付けてクロックラインを配線する。
  • CPU基板の両端に電池BOXとの接点用に切ったLEDの足を使って端子を作る。
  • CPU基板写真(部品面半田面)。
  • フラットケーブルを半田付けする。
  • HL-EL100本体に、ケーブルを通すための切り込みを作る。
  • HL-EL100本体に元からあるLED基板への端子をショートする。
  • HL-EL100本体にCPU基板をセットし、ケーブルの引き回しを確認する。余分なケーブルはカットする。
  • 新LED基板にフラットケーブルを半田付けする。
  • テスタで配線の確認をする。
  • 配線を完了した状態の写真
  • CPUにファームウェア(ソースはこちら)を書き込み、CPU基板に取り付ける。
  • HL-EL100にLED基板をCPU基板を押し込んでセットする。
  • 取り付けた状態の写真
  • 電池を取り付ける(写真)。
  • スイッチを入れて動作確認。
  • ふたを閉めて完成。
  • 完成写真

    注意

  • 基板や樹脂を切ったり削ったりするので怪我しないように。
  • 電池が1個少ない(3個)ので明るさは改造前に比べて暗くなります(夜道は照らせないと思って下さい)。
  • 改造は自己責任で行って下さい。

    ●CAT EYE HL-EL100 の改造(Version 2) 工事中


    特徴

  • AT90S4433を使用して Version 1 と比較して電流(明るさ)をUP。
  • ROM容量が倍増で各種エフェクトの自由度がUP。

    部品一覧(Ver.2)

    CAT EYEの白LEDヘッドランプ HL-EL100 ×1 これが母体になります。
    2.54mmピッチの紙エポユニバーサル基板   小×1 単3電池サイズを切り出せればOK。
    1.27mmピッチのユニバーサル基板   小×1 秋月の特価品で十分です
    白亜化学工業 φ5フルカラーLED NSTM515AS ×3 千石で売ってます(1個550円位)。
    1chipマイコン AT90S4433 ×1 秋月で買うのが安い。
    ICソケット 14ピン ×2 2個で28ピンとして使う。
    セラロック 8MHz ×1 秋月で買うのが安い。
    積層セラコン 0.1μF ×1 CPUのパスコンとして必須です。
    1/6Wカーボン抵抗 10KΩ ×1 無くてもいいのだが、4.7K〜20KΩ位で適当に。
    1/6Wカーボン抵抗 130Ω ×9 LEDの電流制限用。82〜220Ω位。
    フラットケーブル     10芯で10cm位に切って使う。
    AT90S4433対応のライタ     秋月のキットでは改造が必要。

    製作

    回路図はこちら(PNG形式)

    Version 1 の製作と手順は同じです。CPU基板写真
    ファームウェア(暫定版)はこちらから。ソースはこちら

    注意

  • 基板や樹脂を切ったり削ったりするので怪我しないように。
  • 電池が1個少ない(3個)ので明るさは改造前に比べて暗くなります(夜道は照らせないと思って下さい)。
  • 改造は自己責任で行って下さい。