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			その他の書籍(日本編) | ![]()  | 
		
		著者 杉浦昭典
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 帆船 艤装と歴史編  | − | − 海洋文庫 \860 | 
| 帆船の果たした歴史的使命なくして世界史は語れない。 コロンブス、マゼラン、バスコダガマ達に代表される大航海も、立役者は常に帆船であった。 大いなるわだつみにその華麗なる雄姿を浮かべ、時には未知の世界への先駆者として、また時には貿易の担い手として、数多くのドラマを生み出し、あるいは見守り続けてきた帆船たち。 その艤装の変遷と航海の歴史をひもときながら、雄々しきロマンの航跡をたどる。 | ||
| 帆船 航海と冒険編  | − | − 海洋文庫 \860 | 
| 帆船が海の王者として盛名を誇ったのは、19世紀の半ばすぎまでであり、その後は汽船の実用化とともに衰退の一途をたどってきた。 しかし、帆船乗りの魂は今も生きつづけている。 今日伝えられる偉大な航海者たちの中で、裕福で恵まれた余生を送ることができたものは皆無といってよい。 航海を終えて彼らが得たものは歴史に残る不滅の名声だけであり、中にはそれすらも求めず、ただ船乗りとしての冒険心に掻き立てられて大海原に挑んだ者もあった... | ||
| 海賊たちの太平洋 | − | − 筑摩書房 \1100 | 
| 大航海時代、マゼランによってはじめてその実体があきらかにされた太平洋を、わがもの顔であばれまわったふたりの大海賊がいた。 その名を、フランシス・ドレーク、ジョージ・アンソンという。 当時、勢力をのばしつつあったスペインの植民地や交易船を奇襲、略奪をほしいままにした。 しかし彼らの海賊行は、死者続出の悲惨きわまる航海でもあったのだ。 | ||
		編著者 小島敦夫
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 世界の海洋文学・総解説 | − | − 自由国民社 \2200 | 
| 現在発行中の海にかかわる783篇の書籍を紹介している面白い本です。 でも「ムーミンパパ海へ行く」まで紹介されているとは...(@o@) | ||
		著者 関根久イラスト  国方成一
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| ロープワーク | - | - 舵社 \2000 | 
| 索具類のロープワークを、豊富なイラストで解説した本。 スプライス(組継ぎ)についても詳しく説明している。 山のロープワークの本は沢山あるが、海のものは結構貴重。 海洋冒険小説を、より深く理解するにはいいかも... | ||
		著者 堀元美
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 帆船時代のアメリカ(上) 文庫版新戦史シリーズ91  | - | - 朝日ソノラマ \750 | 
| 造船士官として海と船を愛した著者が、アメリカにおける帆船の歴史をユニークな筆致で描いた作品。 この上巻では新大陸発見から南北戦争、対英戦争までの帆船について記載。 | ||
| 帆船時代のアメリカ(下) 文庫版新戦史シリーズ92  | - | - 朝日ソノラマ \750 | 
| この下巻では帆船から機帆船による捕鯨船時代にはじまり、軍艦旗と共に発展する海外貿易、ペリーの日本来航、さらに鋼鉄船による太平洋時代へと、若きアメリカの姿を記載。 | ||
		著者 -
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| ナポレオン  皇帝編 歴史群像シリーズ47  | - | - 学習研究社 \1300 | 
| 戦国武将や幕末関係が多い歴史群像シリーズでは珍しいナポレオンもの。(後はチンギス・ハーンとヒトラーぐらい) ブルボン王朝の凋落から、ナポレオンが死後19年たって無言の帰還をするまでを、大量のカラーページで紹介している。 なぜここで紹介するかというと、ツーロンとトラファルガーが少し解説されているので参考までに... ネルソンの本も出してもらいたいな〜 | ||
| ナポレオン  戦争編 歴史群像シリーズ48  | - | - 学習研究社 \1300 | 
| 戦争編と銘打つだけあって、巻頭カラーでトラファルガル海戦とツーロン要塞攻防戦を解説! パリ海軍博物館所蔵の"ルドゥータブル号の撃沈"と、"ツーロン要塞"の模型の見開きページはとってもグーです。 | ||
| 戦略戦術兵器事典3 【ヨーロッパ近代編】 [歴史群像]グラフィック戦史シリーズ  | - | - 学習研究社 \1800 | 
| 近代ヨーロッパの陸海軍の兵器や戦術を、図や写真で解説。 マスケット銃やフリントロックライフル、艦載砲等に多くのページを割いて解説しています。 こういう小道具の知識は海洋小説を楽しむために必須ですね。 戦術では陸戦の記事が多いのですが、トラファルガル海戦もキチンと解説されています。 | ||
		ボルボックス編著
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海 -THE OCEAN-  | - | - クレオ \2800 | 
| 刻々と変わる美しい海の風景を納めた写真集。(やはりプロは凄い) 帆船の写真も多数あります。 文字ばかり追いかけているとイメージが貧困になりがちですから、こういう写真集を見ると自然の鮮やかな色にハッとさせられます。 | ||
		著者 豊田穣
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| ホレイシオ・ネルソン 炎の提督  | - | - 毎日新聞社 \980(ハードカバー) | 
| ネルソン提督の幼少時のエピソードから、トラファルガル海戦での戦死までを描いた伝記。 また、愛人エンマ・ハミルトンや、ネルソンと彼女の娘ホレイシアの"その後"の噂までが詳細に書かれています。 非常に良い本なのですが、昭和50年発行の本なので、もう売ってないでしょうね〜 | ||
		写真・著  星島洋二
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 帆船あこがれが航く −自治体初のセイル・トレーニング−  | - | - 成山堂書店 \1800 | 
| 皆さんもご存じのセイル・トレーニングシップ「あこがれ」の建造計画立案から最近の状況までが書かれた作品。 著者の星島氏はトレーニーとして「あこがれ」に乗り込み、上海への航海中のとても良い写真を撮っています。 (表紙はバウ・スプリットの先端から乗り出して撮ってるみたいな、とんでもないポジションの写真です...) | ||
		著作  (社)大阪港振興協会
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| SAIL OSAKA'97 香港/沖縄/鹿児島/大阪 国際帆船レース 公式記録集  | - | - 舵社 \4500 | 
| SAIL OSAKA '97の公式記録写真集。  この写真集の冒頭では、大阪へ・人が・船が・学びながら・歴史や伝統を乗せて・集まってきた。・船に憧れ、船に学び・海に憧れ、海に学び・国境を越え・言葉を超え・友情を深め合った。の一言一言が見開きページにちりばめられていて、とてもカッコイイです。(こういうレイアウトを見せつけられるとプロの凄さを感じます...)  公式ガイドが物足りない方は必見!! 発行部数が少ないそうなので、早めに注文しましょう(^o^)/  | 
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		著者 佐野三治
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| たった一人の生還 −「たか号」漂流二十七日間の闘い−  | - | - 新潮文庫 \438 | 
| それは一瞬の出来事だった。 巨大な崩れ波、「たか号」の転覆、そして艇長の死。 残された6名は救命ボートに乗り移り、あてどない漂流が始まる。 こうして栄えある国際ヨットレースは一転、直面する死との凄絶な闘いが幕を開けた...。 極限状況の27日間を必死に生きぬき、ただ一人生きて還った者として、あの海に今も眠る仲間たちのために、すべてを書き綴った海と死と生命の記録。 | ||
		著者 高永洋子
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 白い帆は青春のつばさ − 練習船日本丸の104日  | - | - 偕成社 \1400(ハードカバー) | 
| 風まかせ自然まかせの練習帆船「日本丸」に乗りこんだ商船大学の実習生たちが、やがてたくましい船乗りに成長していく姿を描く、ロマンと冒険のノンフィクション。 この本は古本屋で手に入れたのですが、裏表紙に「謹呈 高岬沙世様 1989年8月 高永洋子」と万年筆で書いてありました。 本物?  | 
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		著者 足立和
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 黒船に乗っていた日本人 「栄力丸」十七名の漂流人生  | - | - 徳間書店 \1300(ハードカバー) | 
| ペリー艦隊の旗艦の物陰から、飽きることなく、日本の風土に目を凝らしていた一人の日本人がいた。 三年振りに目にする日本の風景と、時たま、風に乗って聞こえてくる日本語に涙していたのは、アメリカ水兵の制服に身を包んだレッキとした日本人だった... 米国海軍水兵サム・パッチこと仙太郎を中心に、ジョゼフ・ヒコ(彦蔵)、ダン・ケッチ(岩吉)達16名の仲間の記録。 | ||
		著者 井伏鱒二
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 | - | - 新潮社 \400 | 
| 都を落ちのびて瀬戸内海を転戦する平家一門の衰亡を、戦陣にあって心身ともに成長して行くなま若い公達の日記形式で描出した「さざなみ軍記」。 土佐沖で遭難後、異人船に救助され、アメリカ本土で新知識を身につけて幕末の日米交渉に活躍する少年漁夫の数奇な生涯「ジョン万次郎漂流記」。 他にSFタイムスリップ小説の先駆とも言うべき「二つの話」を収める著者会心の歴史名作集。 | ||
		編者  永国淳哉
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| ジョン万次郎のすべて | - | - 新人物往来社 \2800(ハードカバー) | 
| 気がついた方もいるかも知れませんが、私は最近、海洋冒険小説の時代と舞台を目撃した日本人(=漂流者)に興味を持ち始めています... この本は上記の井伏鱒二よりも詳しい描写で万次郎の人生を解説しており、また数人の寄稿者が関連事項の記事を書いているので、かなり満足できる内容です。 チョット高いかな... | ||
		著者 井上靖
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| おろしや国酔夢譚 | - | - 文春文庫 \480 | 
| 神昌丸漂民はロシア帝国がシベリアからアリューシャンに亙る大版図を形成しつつあるのを見た。 鎖国に眠る日本にこれを知らせようと一途に帰国を願う長の光太夫は風雪十年ののち遂に女帝に謁してその対日使節と共に故国へ帰る。 併し幕府が酬いたものは終身幽閉であった。 18世紀日露交渉史、漂民史等を駆使して描く哀切の大作。 | ||
		著者 吉村昭
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 漂流 | - | - 新潮文庫 \560 | 
| 江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。 水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次々と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。 その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、話題の長編ドキュメンタリー小説。 | ||
| 破船 | - | - 新潮文庫 \476 | 
| 二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。 けれども、中の者は皆死に絶えており、骸が着けていた揃いの赤い着物を分配後まもなく、恐ろしい出来事が起こった...。 嵐の夜、浜で火を焚いて、近づく船を坐礁させ、積み荷を奪い取る - 僻地の貧しい漁村に古くから伝わる、サバイバルのための過酷な風習"お船様"が招いた海辺の悲劇を描いて、著者の新境地を示す異色の長編小説。 | ||
| 鯨の絵巻 | - | - 新潮文庫 \360 | 
| 紀州太地に三百年の歴史を持つ鯨組で、網とり漁法の最後の筆頭刃刺を務めた男の生涯を描きながら、海の男たちの勇壮華麗な鯨との闘いと、滅びゆく古式捕鯨にしか生きる場を持たない者の悲哀を鮮やかに浮かび上がらせた「鯨の絵巻」。 教職を剥奪され、奄美大島の夜の山地に青白い鱗の輝きを追うハブ捕獲人を描く「光る鱗」など、動物を相手に生活を営む人間たちの哀歓をさぐる短編集。 | ||
| 海の祭礼 | - | - 文藝春秋 \1300(ハードカバー) | 
| 1848年、ペリー来航を遡ること5年前、鎖国のただ中にある日本に憧れて単身海を渡ってきたアメリカ人がいた。 その名は、ラナルド・マクドナルド。 彼とその周辺の人々を通して、開国に至る意外な史実を描く長篇歴史小説! | ||
| 幕府軍艦「回天」始末 | - | - 文藝春秋 \1200(ハードカバー) | 
| 新政府にあくまで抵抗して箱館に立てこもった榎本武揚の率いる旧幕府軍は、当初、海軍力において政府軍を圧倒していた。 が、幕軍が旗艦「開陽」を海難で失ったのに対して、政府が最新鋭艦「甲鉄」を手に入れたので、彼我の力は大きく逆転してしまった。 そこで北上してくる政府軍艦隊を途中で奇襲し、「甲鉄」に斬り込んで奪ってしまおうという大胆な作戦に出た。 フランス士官の指導を受け、きびしい訓練をつんだ兵を乗せて、幕軍艦隊「回天」「高雄」「蟠龍」は、深夜ひそかに箱館湾をすべり出た...。 歴史の秘められた事実を掘り起こし、充実した筆致で描いた会心の長編歴史小説。 | ||
| アメリカ彦蔵 | - | - 読売新聞社 \1800(ハードカバー) | 
| 江戸時代、多くの回船の船乗りが難破、漂流の憂き目にあった。 船の構造が外洋航海に適さず、いったん沖に吹き流されると、恐るべき黒潮に乗って太平洋のかなたに漂い流されたのである。 多くは死んだが、奇跡的に死をまぬがれた者もいた。 これら漂流民たちは、どのように生きたか。 その一人である彦蔵を中心に、漂流民たちの姿を追ってみた。 開国から明治維新、さらに明治へ移る激動期で、かれらは時代の流れに巻き込まれる。 漂流民を描くことは、時代を見つめることであると思う。 − 吉村昭 | ||
		画家  野上隼夫
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 世界の艦船別冊 野上隼夫 艦船画集  | - | - 海人社 \1800 | 
| 私達には「ボライソー」、「ハーフハイド」、「栄光の海兵隊」等の表紙イラストで馴染みの深い、野上隼夫氏の艦船画集です。  WWII前後の軍艦、客船が中心で、帆船画は"海王丸"、"新練習帆船(現・日本丸)"、"クルゼンシュテルン"があります。 野上さん、サイン入りの画集を頂きまして有り難うございました。m(__)m  | 
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		著者 咸臨丸船長野崎利夫
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 帆走27000キロ 新生咸臨丸航海記  | - | - ダイヤモンド社 \1200 | 
| ロッテルダムから大西洋を横断し、パナマ運河を通って太平洋... そして日本へ!! 時化を乗り越え、フィギュアヘッドをもぎ取られ、魚網に掛かり、イルカと戯れながら日本へと回航された新生"咸臨丸"の27000キロにも及ぶ航海の記録! | ||
		著者 土居良三
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 咸臨丸海を渡る -曾祖父・長尾幸作の日記より-  | - | - 未來社 \4635(ハードカバー) | 
| 咸臨丸に搭乗、初めてアメリカに渡った若き軍艦奉行・木村摂津守、その従者長尾幸作とその親友福沢諭吉。 未公刊の航海日誌によって知る勝麟太郎の苦辛、アメリカ海軍大尉ブルックとジョン万次郎の友情、異郷に客死した三人の水夫たち - 咸臨丸渡航の実態とドラマを一次史料にもとづきいきいきと再現。 | ||
		著者 石川榮吉
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海を渡った侍たち 万延元年の遣米使節は何を見たか  | - | - 読売新聞社 \1600(ハードカバー) | 
| 万延元年、77人のサムライがアメリカ大陸の土を踏んだ。  日本人として最初の組織的な異文化体験だった。  いったい、彼らは何に驚き、何に震えたのか? 咸臨丸と共に遣米使節を乗せた米国海軍軍艦ポウハタン号のサンフランシスコ、パナマへの航海、サムライ達のアメリカ本土での異文化体験、ナイアガラ号での喜望峰経由の帰路を、使節達の日記をもとに描かれた作品!  | 
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		著者 津本陽
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 天翔ける倭寇(上) | - | - 角川文庫 \520 | 
| 平戸の領主の庇護を受けて、大明の沿岸に跳梁する大海賊・王直の手下となった源次郎は、天文十七年(1548)、大量の鉄と硝石を紀伊雑賀の荘に持ち帰り、雑賀鉄砲衆二十五人の若者を連れて、再び平戸へ向かった。 鉄砲伝来直後の乱世のただなか、さまざまな思惑を抱いて大陸へ渡った若者達の夢とロマンと郷愁の情を描いた、海洋冒険時代小説の傑作。 | ||
| 天翔ける倭寇(下) | - | - 角川文庫 \500 | 
| 天文二十年(1551)、昌国城を根拠として、浙海を制圧している倭寇三万の大軍団は、寧波(ニンポー)、紹興(シャオシン)への進攻ののち、小部隊にわかれ、更に突き進んだ。 源次郎指揮のもと、大陸の奥深くへと快進撃を続ける雑賀衆は、やがて王直麾下の倭寇から離脱して、金山を目指すが...。 かつてないスケールで描かれた、海洋冒険時代小説の傑作、完結編。 | ||
| 椿と花水木 -万次郎の生涯- (上)  | - | - 新潮文庫 \667 | 
| 人は一遍は死ぬけん、怖がることはないきに -鰹船に乗り、命を張って富を求めようと少年は水平線を見据える。  土佐・中ノ浜の貧家に生まれた彼が歩むことになる破天荒な人生を、このとき誰が予想しただろうか。 時化の海での遭難、無人島漂着、捕鯨船による救出、そして異郷アメリカでの生活... 時代を越えて記憶され続ける"ジョン万次郎"の壮大なドラマが今、始まろうとしている!  | 
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| 椿と花水木 -万次郎の生涯- (下)  | - | - 新潮文庫 \629 | 
| 異郷アメリカでの人生を順調に歩み始めたかに見えた万次郎。  だが最愛の妻の死をきっかけに、彼の胸に望郷の念が再び沸き上がる。  鎖国を続ける故国への命懸けの渡航、肉親との再会、幕府要人たちとの交流、そして咸臨丸での再渡米...。 幕末の激動期に無二の国際通として活躍した中浜万次郎。 自らの知恵ひとつに頼って生き抜いたその波瀾の生涯を雄渾な筆致で描きだす傑作長編小説。  | 
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		著者 隆慶一郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 見知らぬ海へ | - | - 講談社文庫 \514 | 
| 戦国末期、好きな釣りに出ている時、城が敵の攻撃を受け、父と兄を失った男がいた。 魚釣り侍と揶揄された向井正綱だが、遺志を受け継ぎ、北条水軍との駿河湾決戦で向井水軍の長として頭角を現していく。 迫力溢れる戦闘場面、戦乱の世での父と子の生き様、徳川家康をも唸らせた、海の武将を描く歴史小説。 | ||
		著者 -
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 別冊歴史読本第21巻32号 海の戦国史 海賊大将の栄光  | - | - 新人物往来社 \1700 | 
| 村上水軍を中心に全国各地の海賊大将や倭寇達を解説する本です。  白石一郎の小説にも頻繁に登場する来島、能島、因島の写真も掲載されていて、海洋時代小説を読む際の参考になります。(能島の周りって本当に潮流か速くって渦が巻いてるんですね〜!  タダの誇張かと思ってました。) 巻末の特別読物「「森」の海賊達 その後の九鬼水軍」も面白いです。  | 
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		著者 C・W・ニコル (C.W.Nicol)
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 勇魚(いさな) (上) | "ISANA" | 村上博基訳 文藝春秋 \1300 | 
| 紀州・太地は鯨取りの村である。 将来の筆頭刃刺と目されながら鮫に片腕を奪われた失意の青年・甚助に、ある日ひとりの武士が声をかけた - 構想八年、若者の夢と野望を軸に西洋との出会いに揺れる幕末日本を描く傑作! | ||
| 勇魚(いさな) (下) | "ISANA" | 村上博基訳 文藝春秋 \1300 | 
| 日本の将来を案じ、海防の要を説く和歌山藩士定頼の密偵となって琉球に身をひそめた後、甚助は中浜万次郎と邂逅、目を世界に転じ、海こそ自分の生きる世界だと確信する - 甚助改めジム・スカイを通して近代日本の黎明を描く歴史絵巻! | ||
		著者 伴野朗
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 大航海(上) | - | - 集英社 \980(ハードカバー) | 
| 果断な青年君主・永楽帝。 草原の王・ティムール。 絶世の美女・鄭妃...。 大明帝国建国の凄絶なドラマの中、宦官から大提督へ、数奇な運命から歴史の舞台に登場する若き鄭和! | ||
| 大航海(下) | - | - 集英社 \980(ハードカバー) | 
| コロンブス、マゼランの大航海時代に先行すること90年、士卒2万7千余名、62隻の大船団を率い、インドを経てアラビアへ。 7度の大遠征を成功させた奇跡の大航海者・鄭和の生涯! | ||
| 南海の風雲児・鄭成功 | - | - 講談社文庫 \440 | 
| 明朝末期の海商を父に、日本人を母に持った鄭成功は、海上貿易の巨利を背景に、父を屈服させた清朝と対決する。 廈門を奪って拠点にし、また台湾を占拠していたオランダを追放して台湾解放をもなし遂げた。 だが彼の願った明朝の復活は夢に終わる。 日中混血の海将の波瀾に満ちた生涯を日中双方の視点で描く傑作! | ||
		著者 寺尾善雄
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 明末の風雲児 鄭成功  | - | - 東方書店 \1500(ハードカバー) | 
| 「国姓爺城中のありさま、男女の風俗、四季折節の儀式、城内正朔、元三(年頭三日間)に門戸に松竹を飾り立つること、日本の如く祝いしたぐい、鄭成功、日本故郷を慕うの意深仮と見えたり」 と言われるほど故郷日本を想いながら、明朝復興のため、また台湾解放のために戦い続けた鄭成功。 誠忠無比、清冽高邁、純一無雑の日中台共通の英雄、鄭成功の生涯! | ||
		著者 多島斗志之
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海賊モア船長の遍歴 | - | - 中央公論社 \2300(ハードカバー) | 
| 1699年春プリマス、キッド船長率いる武装船"アドベンチャー・ギャレー"は英国国王の海賊討伐の勅命を受け、遠征航海へと出発した。 しかし、太平洋へ出たものの、目当ての海賊船には一向に出会えず、賞金が手に入らないため船内には不穏な空気が流れ始め、また食料や水もつきかけていた。 そしてついにキッド船長は"アドベンチャー・ギャレー"を海賊船にすることを決心し、ムーア船団を襲ってしまう... | ||
		著者 柏倉清
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 軍艦開陽丸 -江差への航跡-  | - | - 教育書籍 \1500(ハードカバー) | 
| 榎本釜次郎(武揚)ら日本人留学生の立ち会いのもと、オランダのドルトレヒト、ヒップス・エン・ゾーネン造船所で建造された幕府軍艦"開陽丸"。 しかし"開陽丸"はわずか1年数ヶ月後、蝦夷地の江差で坐礁、沈没してしまう...。 オランダからの回航、鳥羽伏見戦争、奥羽戦争、箱館戦争等の資料を織り交ぜながら展開する開陽丸秘話! | ||
		著者 塩野七生
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| コンスタンティノープルの陥落 | - | - 新潮社 \438 | 
| 東ローマ帝国の首都として一千年余も栄えたコンスタンティノープル。 独自の文化を誇ったこの都も、しかし時代に衰え、15世紀後半には、オスマン・トルコ皇帝マホメッド二世の攻撃の前に、ついにその最後を迎えようとしていた - 。 地中海に君臨した首都をめぐる、キリスト教世界とイスラム世界との激しい覇権闘争を、豊富な資料を駆使して描く、甘美でスリリングな歴史絵巻。 | ||
| ロードス島攻防記 | - | - 新潮社 \400 | 
| イスラム世界に対してキリスト教世界の最前線に位置するロードス島。 コンスタンティノープルを陥落させ、巨大な帝国を形成しつつ西進を目指すオスマン・トルコにとっては、この島は喉元のトゲのような存在だった。 1522年、大帝スレイマン一世はついに自ら陣頭指揮を取ってロードス島攻略戦を開始した - 。 島を守る聖ヨハネ騎士団との五ヶ月にわたる壮烈な攻防を描く歴史絵巻第二弾。 | ||
| レパントの海戦 | - | - 新潮社 \438 | 
| 西暦1571年、スペイン王フェリペ二世率いる西欧連合艦隊は、無敵トルコをついに破った。 コンスタンティノープルの攻略から118年にして、トルコの地中海世界制覇の野望は潰えたのだ。 しかし同時に、この戦いを契機に、海洋国家ヴェネツィアにも、歴史の主要舞台だった地中海にも、落日の日が差し始めようとしていた - 。 文明の交代期に生きた男たちを壮大に描く三部作、ここに完結! | ||
		著者 司馬遼太郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 菜の花の沖(一) | - | - 文春文庫 \514 | 
| 江戸後期、淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく...。 沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国を閉ざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。 全六巻 | ||
| 菜の花の沖(二) | - | - 文春文庫 \520 | 
| 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。 そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴立てて往き来している。 海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。 が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが...。 | ||
| 菜の花の沖(三) | - | - 文春文庫 \520 | 
| 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。 漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。 幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。 | ||
| 菜の花の沖(四) | - | - 文春文庫 \552 | 
| エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。 しかし幕府は北辺の防備を固めるために、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。 彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。 が、すでにロシアがすぐとなりのウルップ島まで来ていた。 | ||
| 菜の花の沖(五) | - | - 文春文庫 \552 | 
| ロシアは、その東部の寒冷地帯の運営を円滑にするために、日本に食糧の供給を求めた。 が、幕府が交易を拒絶したことから、報復の連鎖反応が始まった。 ロシア船が北方の日本の漁場を襲撃すれば、幕府も千島で測量中のロシア海軍少佐を捕縛する。 商人にすぎない嘉兵衛の未来にも、両国の軋轢が次第に重くのしかかってくる...。 | ||
| 菜の花の沖(六) | - | - 文春文庫 \505 | 
| 突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。 彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャツカに拉致されたのだ。 だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである。 たとえどんな難関が待ち受けていようとも...。 感動の完結編。 | ||
		著者 古賀明蘭
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 軍艦バウンティー号の末裔たち -ピトケアン奇譚-  | - | - 成山堂書店 \1600(ハードカバー) | 
| 英国軍艦バウンティー号反乱事件の果て、絶海の孤島ピトケアンに辿りついた副長クリスチャンたち。 彼らを待ち受けていた数奇な運命、そして子孫たちの壮絶な生き様とは? 現地ピトケアンを訪れてその歴史と文化に触れる。 | ||
		著者 村上睦郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 疾風と風と 海賊大将・村上義弘  | - | - 新人物往来社 \2000(ハードカバー) | 
| ときは後醍醐天皇が吉野に走った南北朝の頃、瀬戸内海・因島を拠点に水軍をひきいて戦った男、海賊大将・村上義弘がいた。 後世に名を残す水軍の創始者の波乱の生涯を描く。 | ||
		著者 生駒忠一郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海賊大将軍の埋蔵金 村上武吉の生涯  | - | - KTC中央出版 \1500(ハードカバー) | 
| 毛利元就と共に戦い、秀吉にはなびかなかった誇り高き海の男の生涯! そして瀬戸内海の島々に貯えた埋蔵金の行方は...? | ||
		著者 神坂次郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海の稲妻(上) 十郎太の巻  | - | - 日本経済新聞社 \1600(ハードカバー) | 
| 根来寺大伝法院・津田監物の弟、小監物を父に持ち、種子島長老衆・篠川小四郎の娘、留伊を母に持つ十郎太は、守り役の南無右衛門に鍛えられ逞しい海の男に育っていた。  ある日、十郎太は種子島久時の命を受けて堺に渡り、織田上総介信長の下で石山本願寺・雑賀党と戦う父の陣へ赴く。 天下大変の最中、常に死と隣り合わせにありながら徹頭首尾、己を貫いた豪快な男の物語。 日経新聞連載小説!!  | 
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| 海の稲妻(下) 助左衛門の巻  | - | - 日本経済新聞社 \1600(ハードカバー) | 
| 天下人・秀吉と戦い、焼け落ちた根来寺から落ち延びた十郎太は、津田家嫡男の名"助左衛門"を継ぐ。  そして根来海賊衆達は秀吉の厳しい残党狩りを避け、堺商人・食(めし)次郎兵衛のもとで航海中の船を守る仕事を始める。  いつしか助左衛門は千利休、今井宗久ら茶人町衆と懇意になり、彼ら大商人らの共同出資の船"呂栄丸"に乗り、呂宋(ルソン)へと渡る! 日経新聞連載小説!!  | 
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		解説 草野和郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 帆船模型入門 SANTA MARIA  | - | - 海文堂 \2300 | 
| 今井科学製1/45「サンタマリア」のキットを例に、工具の選び方から基本的な加工テクニック、ロープワークまでを解説した入門書。 巻末にはサンタマリアの図面も付いているので、採寸に便利!! | ||
| 帆船模型 - 制作テクニック -  | - | - 海文堂 \2700 | 
| 帆船模型入門に続く、少々上級の内容になった本。 前半では、完成品のカラー写真、細かいパーツの構造や仕上げテクニック、後半では世界各国のキットや日本での取扱店、そして帆船の歴史や海事用語が解説されているので、読み物としても楽しめます。 | ||
		編者 朝日新聞社
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 世界の船別冊 世界の帆船模型  | - | - 朝日新聞社 \1100(ハードカバー) | 
| しってますか これが「王様の楽しみ」 見る、作る、飾る − あなたをきょうから模型ファンにする、鑑賞と手作りのガイド − サンタ・マリアから日本丸まで、名帆船のモデルにひめられた海のロマンがいまよみがえる。 ウチからもリンクしている「横浜帆船模型工房」の白井一信さんの"ミラージュ"も紹介している、完成品のカラーページがふんだんにある本です!  | 
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		監修 村田慶之輔(国立国際美術館) J.M.デ・フロート(ドルトレヒト美術館)
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| オランダ大航海時代絵画展 | - | - 朝日新聞社 \? | 
| 1990年8月〜10月に、松坂屋名古屋店、大阪店、上野店で開かれた「オランダ大航海時代絵画展」の画集です。 古本屋で\2,000で購入しました。 掲載されている絵画は、帆船画はもとより、地図や人物画、風景画など多岐にわたっています。(とはいえ、2/3は船なのでOK!) | ||
		解説 ウィリアム・ゴーント (William Gaunt)
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| ART LIBRARY ターナー  | "TURNER" | 荒川裕子訳 西村書店 \1680 | 
| 18〜19世紀イギリスの代表的な画家の一人で、海・船・霧・光を主題とした「4大元素の画家」ウィリアム・ターナー(1775-1851)の画集です。  一般には「雨、蒸気、速度」(テームズ河の鉄橋を渡るグレート・ウェスタン鉄道を描いた作品)が有名ですが、「戦艦テレメール号」、「トラファルガー海戦、ヴィクトリー号後檣右舷横ロープからの光景」、「備品を積み込む一等艦船」、「輸送船の難破」、「ドルトまたはドルドレヒト、凪で停止したロッテルダムからの郵便船」等、海や船を画題にしたものが沢山あります。  コレを読んでいるアナタなら一見の価値ありだと思います♪ ※「戦艦テレメール号」は、トラファルガー海戦でネルソンが仏艦隊の中央を突破した時、ビクトリー号のすぐ後ろにいた艦で、ターナーはテレメール号が夕日の中を解体のために蒸気タグボートに曳かれて行く姿を描いています。  | 
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		解説 中原佑介
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 新潮美術文庫17 ターナー  | - | - 新潮社 \950 | 
| 上と同じくウィリアム・ターナーの画集ですが、こちらはポケットサイズの本です。 | ||
		編者 小池滋・青木康
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| イギリス史重要人物101 | - | - 新書館 \1600 | 
| 覇者と余計者の歴史 − アーサー王、アルフレッド大王にはじまり、エリザベス2世やビートルズまで、第一線の研究者による英国人物史。 | ||
		著者 樺山紘一
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 世界史の知88 | - | - 新書館 \1500 | 
| 世界史の教科書が必要なのは社会人のあなたではありませんか − 古代から現代まで、西洋から東洋まで、常識的に知っておきたい世界史の基礎知識を、88項目に絞り込んで一冊にまとめました。 | ||
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| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 別冊歴史読本 事典シリーズ36 世界「戦史」総覧  | - | - 新人物往来社 \2200 | 
| 人類の歴史は、つまるところ戦争の歴史であった! 古今東西の各戦いを"場所"、"時期"、"当事者"、"経過"の各項目で紹介する戦史決定版。 まさに"戦史の総覧"!! | ||
		著者 澁澤龍彦
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 高丘親王航海記 | - | - 文春文庫 \448 | 
| 貞観7年(865)正月、高丘親王は唐の広州から海路天竺へ向かった。 幼時から父平城帝の寵姫藤原薬子に天竺への夢を吹きこまれた親王は、エクゾティシズムの徒と化していたのだ。 鳥の下半身をした女、犬頭人の国など、怪奇と幻想の世界を遍歴した親王が、旅に病んで考えたことは... 遺作となった読売文学賞受賞作。 | ||
		著者 安部龍太郎
		
| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 | 
| 海神(わだつみ) 孫太郎漂流記 | - | - 集英社 \1700(ハードカバー) | 
| 101日間の太平洋漂流の末たどりついた南の島から孫太郎の数奇な半生は始まる。 一奴隷としての過酷な生活のなか仲間は次々と倒れてゆく。 奴隷女アニタとの恋い、首狩り族徒の対決、さまざまな事件があり − やがて孫太郎の目に前に日本へと向かうオランダ船が現れるのだが... 今から200年程前、江戸時代の半ばのことであった。 | ||