題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 |
罠にかけろ | "DEVIL TO PAY" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
失業中の海軍将校リチャード・デランシーはある日突然、マクブライド提督から呼びだされた。 提督は一枚の紙片を取りあげる。 それにはデランシーの履歴が書かれていた。 これは審査だ。 なんのための審査か? |
海から来たスパイ | "DEVIL TO PAY" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
税関監視船の臨時船長となったデランシーは、その有能さで敵味方双方から尊敬されるまでになった。 好敵手、密輸船船長サム・カーターの雇い主であるジョン・アーリーは、デランシーを買収するだけの価値のある男と考え、私掠船ネメシス号船長の職を提供した。 私掠船船長となったデランシーは獲物を求め、フランス沿岸へと向かう。 |
火の船 | "THE FIRESHIP" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
1797年4月、フリゲート艦グラトン号上でノアの反乱の余波をしのいだ一席将校代理リチャード・デランシーに、海軍本部からの出頭命令が下る。 焼き打ち艦スピットファイアー号の将校指揮官に任命されたデランシーは、フランス軍が上陸を狙うアイルランドへと派遣される。 |
地中海の黒い雲 | "TOUCH AND GO" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
スループ艦マーリン号艦長に命じられたデランシーは、フランス陸軍が駐留するマルタ島を封鎖する戦隊に加わるよう命令を受けた。 マルタ島沖に到着したデランシーは、フランスのフリゲート艦からの脱走兵を捕らえる。 脱走兵はナポレオンへの不信とマルタ島での飢餓状態を訴えるが、デランシーはそこに罠のにおいを感じた... |
南海の秘密基地 | "DEAD RECKONING" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
ジブラルタルの町で、デランシーは密輸船ダブ号船長サム・カーターと再会する。 フランス沿岸でブランデーを積み込むというサムにデランシーは、フランス艦の情報を集めてほしいと頼み、見返りにダブ号の護衛を申し出る。 |
インド洋の落日 | "DEAD RECKONING" | 出光宏訳 至誠堂 \880 |
1809年7月、フリゲート艦ローラ号艦長デランシーはモリシャス諸島へ強行偵察に向かう。 首尾よく偵察を終えたデランシーはモリシャス島攻略の足がかりとして攻略されたブルボン島で、以前の彼の任地アイルランド、ボルネオで妨害を繰り返していたフランス諜報員が潜伏していることを知る。 |