title2.gif マナリング将校物語 title2.gif

著者 ビクター・サズレン (Victor Southren)
題名原題訳者 出版社 定価
ジェンキンズの耳"ROYAL YANKEE"小牧大介訳 至誠堂 \1030
1739年、マサチューセッツ州議会所属の沿岸航路定期船アシーナ号は、カリブ海でスペインとの間に勃発した"ジェンキンズの耳戦争"に投入するために、英国海軍に購入された。 同時に船長のエドワード・マナリングは、植民地人としては異例の将校艦長となる。 早速マナリングは、スペイン海軍の拠点ポルトベロを攻撃する戦隊の前方で私掠船を装い、牽制、攪乱を行う任務を受けた。 しかし出帆早々に、商船に偽装したスペインの沿岸警備艦サン・ホセフェ号の罠にはまり、拿捕されてしまう。 そこには宿敵となる冷酷なフランス海軍艦長ロシュ・ブルボンがいた! マナリングは8人の部下と共に脱出とアシーナ号の奪還を決行する...
マニラ・ガレオン"THE GOLDEN GALLEON"小牧大介訳 至誠堂 \1030
マニラ・ガレオンとは、スペインが集めた東洋の財宝をフィリピンのマニラへ集め、そこから太平洋を横断してメキシコの太平洋岸の港、アカプルコまで輸送する船団のことである。 20門級スループ艦ダイアナ号を与えられたマナリングは、ポーツマスから西インド諸島への航海の途上、スペインのフレガータ艦と戦い、マニラ・ガレオンに関する詳細な情報が記された公文書を手に入れる。 上官のバーノン提督に財宝船を襲う提案を却下されたマナリングは、モンテゴ島で行方不明となった入植者ブリクサム父娘を捜索する任務を与えられる。 しかし、父親は行方不明、マナリングにとって最愛の人アン・ブリクサムは、スペイン財宝船に乗るロシュ・ブルボンに人質にされていた!