| 題名 | 原題 | 訳者 出版社 定価 |
| 緋色の勇者 | "BADGE OF GLORY" | 島田三蔵訳 早川書房 NV349 \560 |
| 1850年の盛夏、世界に冠たる英国海軍の誇る九十門艦オーダシアス号は、西アフリカへ向けて出帆した。 平時とはいえ、非道な奴隷商人たちがなおも争乱の火種をまき散らしている。 彼らの掃滅が艦の任務だった。 乗組んだ海兵隊を指揮するのは若きフィリップ・ブラックウッド。 過去に因縁のあった傲岸な提督のもと、祖国の栄光のため海に陸に苛烈な戦いを展開する彼を待つものは? 海洋ロマンの粋＜ボライソー・シリーズ＞の巨匠が別名義を使い、海兵隊一家ブラックウッド家の十九世紀から現代にわたる活躍を描く壮大な歴史冒険シリーズ登場! |
| 黄土の血戦 | "THE FIRST TO LAND" | 高津幸枝訳 早川書房 NV397 \520 |
| 時は1900年、英国をはじめとする列強は清国での利権拡大を強硬に求め、同国政府と緊張関係にあった。 ひとたび情勢が悪化すれば、大規模な紛争が発生しかねない。 勇将フィリップの甥、英国海兵隊大尉のデビッド・ブラックウッドが清国に派遣されたのも、有事の際、現地で海兵隊員の指揮をとるためだった。 だが折しも外国勢力の排斥を図る義和団の乱が勃発、デビッドはその凶猛な敵と闘わねばならなくなってしまった! 遙か極東の大河と大地を舞台に繰り拡げられる激烈な死闘 - 巨匠が雄渾の筆致で描き上げる壮麗な歴史冒険シリーズ第二弾! |
| 紅の軍旗 | "THE HORIZON" | 高津幸枝訳 早川書房 NV827 \800 |
| 時は1915年、第一次世界大戦のさなか優秀な海兵隊員を輩出する名門ブラックウッド家の当主で、海兵隊砲兵部隊の大尉ジョナサンは、英国海軍軍艦リライアント号に乗りダーダルネス海峡をめざした。 英仏連合軍が、黒海と地中海とを結ぶ戦略上の要衝ダーダルネス海峡を攻略しようとしているのだ．．． ガリポリ上陸作戦、さらには凄絶な塹壕戦が展開される西部戦線と最前線で勇猛果敢に戦う海兵隊員を迫真の筆致で描く、戦争小説。 |
