建築作品

南雄三の家

1995年、大正時代の古住宅(築70年)を高断熱・高気密+パッシブデザインで再生しました。当時海外のエコハウ スを視察して歩いた経験を生かして、庭は蛍が生息するビオトープに、ハナレの事務所は屋根緑化、ガレージの上に太陽光発電を乗せるなど、都心の環境共生住 宅をデザインしました。

中沼邸・街弁 店舗併用住宅

横浜から京急で一駅の戸部は横浜とは思えないほど静かなところ。でも最近はどんどんマンションが建って、古い住民と新しい住民がお互い語り合うことはな く、街も無表情。そんなぼさっとした街に活力を与えるのは商店しかあり得ない・・そう考えて、街に開くお弁当屋さんをデザインしました。名前は「街弁」。 2006年オープン。いまや街の中心に、そしてお弁当も大繁盛。
辻邸 

横浜・鴨居の閑静な住宅街にある辻邸は北入りの敷地で、南に45度触れていました。そこで建屋を45度振って真南に 向け、南にできた三角を庭に、北側の三角を街に向けて開放しました。建屋はシーランチを思わせる板張りで、家の中は真ん中に台所をおいた茶の間のある回れ る間取り。もちろん冬の日差しが奥まで差し込むパッシブデザイン。冬は暖房なしで過ごされています。2008年
仲本邸
 
奥様は陶芸家。だからきっと土間床が似合うに違いない・・・そう信じて?強引に土間床にしてしまったのは、パッシブソーラーのダイレクトゲインを念頭にお きながらも、正直なところ自分自身の興味が半分だった。寒いのは嫌いだからといって床暖房を希望する施主に、床断熱は不要といって、跳ね返す私…

パッシブリフォーム 加藤邸
KIP
(kato inovation project)2012.3-12

飯能の建具屋の役員をしている加藤さんの家をパッシブリフォーム。築40年。現調調査で白蟻の食害を発見。断熱なし。。施主自ら日照調査
そしてパッシブ建具を開発しながらの挑戦的リフォームとなりました
狭小パッシブ 街弁2 横浜 2014年3月竣工

中沼邸・街弁の脇に建設された、長女ご家族の小さな家。10坪強の敷地に、高校生2人のいる4人家族。2階建て18坪の間取り に吹抜なんてとんでもないといわれそうな厳しい条件。これを「通り庭・階段キッチン」で切り抜けた苦肉の設計。外観は外付けブラインドがつくります。

8畳グリッド・出窓でパッシブ 
MEP
(Masahide EightGrid Passive) 2016年5月竣工
MEPの施主・雅英さんとKIPの施主・禎宏さんはご兄弟。MEPの設計に際し、日本の住宅産 業界が失った地場産業としての家づくりを提案するモデルにしたいと考えました。そこで生まれたのが、8畳グリッド・出窓でパッシブ。大工が組み上げる木造 軸組造に職人がつくる建具が走り畳が敷かれる。そこに加わる縁側に出窓を加えたパッシブデザイン・・・
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