ソサエチーとは


ブラジルのミニサッカーの一種。
ポルトガル語でフッチボウ・デ・ソサエチー。
直訳すれば、「社交サッカー」


あくまで聞いた話ですが
ブラジルではそれぞれの街に
街道沿いや教会の近くなんかに土やコンクリートや人工芝のコートがあちこちにあって、
昼は子供達が、夜は仕事帰りの大人達が集まって来て楽しくプレーをしている(らしい)。
ルールは色々で(フットサルルールとは限らない)、
例えばスローインがあったり、フェンスにボールが当たってもインプレーだったり。
横には飲みながら観戦、歓談できるスペースもある(らしい)。
フットサルネットの山戸さんの言葉を借りれば、
「要するにみんなが集まって楽しく球蹴りをしている、という状態」
私なりに解釈すると、
サッカー・フットボールが多くの人にとって
「生活の一部」になっている状態、そしてそれを可能にする環境。
いや、これは実際に見たことは無いんですけどね・・・

イングランドにも同様のもの?が存在します。
(コートは主に天然芝、あちこちに素晴らしい天然芝のグラウンドがあるのです。)
そっちは見たことがある。

本企画は、そのソサエチーを
ビギナー/30才以上の方対象で、
個人参加ベースで、
世田谷区の体育館で、
フットサルのルールで

行おう、というものです。

尚、最近「ソサイチ」とも呼ばれ始めていますが、
私は敢えて「ソサエチー」と呼びたい。
だってなんだか照れ隠ししてるみたいでかわいくないですか?
(・・・・というのは嘘で、単に初めてこれを知って感動した時、それはソサエチーと呼ばれていたので。
以来会う人会う人に「ソサエチー」と言い続けて来てしまった以上、今更変える気にはならないんです。)

尚、フットサルネットの発行しているメールニュースの
Vol.31&32の中の、
藤沢市サッカー協会フットサル委員会、小野直樹さんによる
「アポ無しブラジル紀行・第2回サンパウロ編」
及び
Vol.47(2000年12月31日発行)の中の、山戸さんによる
21世紀は「会員制個人参加ソサエチー」が来る!
に詳しく書かれています。

小野直樹さんの「アポ無しブラジル紀行・サンパウロ編」は、現在は
フットサルネット のトップページから
左側下の方の「アーカイブ」の中から「アポ無しブラジル紀行」をクリックすれば読むことができます。

山戸さんの21世紀は「会員制個人参加ソサエチー」が来る!は
現在は読めない・・・・と思います。

(そもそもフットサルとは何かが分からない、という方は
こちらを先ずご覧下さい。
モチベーションクラブHP内の、「誰でもわかるフットサル講座」にジャンプします。)

追記
混乱を招いてもいけないので、ちょっと追加。
どうも最近、ソサエチー(ソサイチ)という言葉は、
「みんなで集まって楽しく球蹴りしている状態」、という意味の他に
「一つの競技の名前」として浸透し始めているみたいです。
例えば最近、オイト・ソサイチと称してF−NETが推進し始めたのは、この
「競技としてのソサエチー(ソサイチ)」。以下、F−NETのメールニュースから引用。
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 「ソサイチ」とは、主に7対7で人工芝で行われるスポーツです。
ブラジルでは、サッカーをする程の人数も集まらないし、
広大なグランドもないという状況で行われてきたのがソサエチで、ちゃんと協会も存在します。
体育館でやるのが、フットサル。人工芝でやるのがソサイチ。
 そう考えるとわかりやすいと思うのですが、日本ではフットサルを人工芝でやっていますし、
まあ、スポーツは文化とともに変化していくものですからあまり深く考えなくてもいいでしょう。
 コートのサイズは、縦45〜55M、横35M〜25M。ボールは5号球。
人数は7対7で、25分ハーフぐらいで行われます。交代は自由で、
タイムアウトも取る事が出来ます。キックインではなくスローインを行います。
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要するに、初めは単にみんなで集まって楽しく球蹴りしてたんだけど、
盛んになったので大会でもやろうじゃない!って感じで
競技としてルールや協会までちゃんとできちゃった訳ですね(ははは、ブラジル人は奥が深い)。

これはこれで楽しそうだな。
フットサルの楽しみと、サッカーの楽しみが同時に味わえそう。
私は高校卒業以来、たった一度しかフルコートをやっていませんが、
たまにはオープンスペースに長いパス出したり、サイドを駆け上がってセンタリングとかしたいもんな。
子供の指導なんかにも向いてるはず。
そういえばフットサルクラブ東京で、よく小学生がコート3面使って8対8のゲームをやってたな・・・・

で、それはともかく、
せたがやソサエチーは競技としてのソサエチー(ソサイチ)ではなく
元々の意味の社交フットボール、「みんなで集まって楽しく球蹴り」を
体育館でフットサルルールで行う企画です。
別に体育館で8対8をやろうって訳ではありませんので(笑)、念の為。

あ、別にソサエチーが元の意味、ソサイチが競技名って訳ではありませんよ。
これは単に、例えば英語のSocietyの日本語表記を
「ソサエティー」とするか「ソサエアティー」とするか程度の問題です。たぶん(笑)

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