はじめまして。 出産体験にまつわる不思議な話でおたよりさせて頂きました。 つなぶちようじさんの"胎内記憶"も妊娠中に読ませていただきました。 (というかお腹の子が欲していたという感じ) "一度死んでまた生まれた"と胎内での記憶を話した男の子の 話のところでは、わけもなく涙があふれ、ふるえがとまりませんでした。 私が体験したのは、予知夢、というものだと思うのですが… 平成9年の 5月10日に、3人目の子を流産してしまった時、 出血して降りてしまう3日前から連続して、出血する夢を見ては、 朝、"イヤな夢を見たな"と目覚めました。 検診の時、エコーに週数よりも小さく写っていたので、先生から、"もしかしたら 育っていないかも"とは言われてはいたものの、自分が流産するなんて 絶対にありえないと思い込んでいたので、毎日、とても イヤな 目覚めでした。 でも、ありえないと思いつつ、お腹の中から、生命のエネルギーとでも言うので しょうか、そういうものを感じなくなっていったのは、何となく、わかっていました。 そして、夢を見てから、3日後、夢は現実となったのです。 それから7ヶ月後、幸せなことにまた妊娠できたのですが 流産からの不安がぬぐいきれず、またそうだったらどうしよう と毎日、思い悩んで いました。こんな不安が胎教にいいはずがないと思うのですが、内からくる 不安な感情を抑えることができずにいました。 そんなある日、また 不思議な夢を見ました。 "おい、みんな来てみろよ"の声に、校庭のような所へ出ていった私は 空一面に、緑色の雲がもくもくでているのを見ていました。 しばらくながめていると その雲のあいまから 赤いつぶが3つ 地上に降ってきました。エッと思った瞬間、私の目の前に その赤い粒を頭につけたハトのような鳥があらわれて、 "もう大丈夫だよ"と言ったのです。その傍らには 亡くなった母も 立っていました。そこで夢は終わり、目覚めたのですが、 "この子は生まれる。大丈夫なんだ"と確信しました。 それから順調に妊娠生活を送っていましたが、 どうも、月に一度くらい、何だかいいようのないけだるさに見舞われて いました。何度となく、そんな日を感じ、おかしいな と、 カレンダーを見ていると、そういう日は決まって、10日だったのです。 流産した子が5月10日だったので、 "きっと、私(僕)を忘れないで、おぼえていて"というメッセージ なのだと感じて、心していました。 そして私は、生まれる3人目の子の誕生日を、予知していました。 予定日は8月25日だったのですが、 絶対に 10日 10に関係している日にちがいない、と、 回りの人にもそう言っていました。 いくら3人目といえども15日も早いなんてこと(予定日より)あるのかな という風は流れていましたが、予知どうり、 平成10年8月10日に、その子は生まれたのでした。 水中の中で(プール出産希望だったので)ゆっくり、ゆっくり、自分のペースで 母も子も安心して出産に望めたのでした。 こういう体験は 珍しくはないと思ったのですが、 続けて、重ねて、のことだったので、おたよりさせていただきました。 これからも、出産、胎児、胎内でのことの不思議を、伝えていって下さい。 頑張って下さい。