銃を撃つ

 かつて、サンフランシスコの射撃場で銃を撃ったことがある。

 ずっしりと重い銃から激しい音とともに弾丸が発射されるのが快感だった。

 発射の反動の瞬間、遠くの的に穴が開く。

 自分の位置から、的までの距離を一瞬にして弾丸が駆け抜けていくのが信じられなかった。本当に一瞬なのである。

強大な力を手にすると離したくなくなる。銃を持つのは癖になる。

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