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 講談・スティーブン・ジョブズ・・・
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 本日はようこそのお運びでございます。し・・
ばらく講談の方におつきあいをお願いいたし・・
ます。・・・
 私、神田陽司は、とにかく他では聞いたこ・・
とのないような講談をお聞きいただくことを・・
旨としておりまして、本日もいわゆる新作講・・
談でございます。・・・
 実は、講釈師になって20年になりますが、・・
新作をはじめてかけたのは、他でもない、こ・・
ちら、木馬亭なんですね。もともと新作をや・・
りたくて講談師になったのですが、前座修行・・
を怠っては新作もかけないと思い、二つ目に・・
なってから新作をと、古典だけをしっかり勉・・
強していたんですね。エライでしょ?・・・
 ところが、いよいよ四月から二つ目になっ・・
て新作をやれるぞ、と喜んでおりました、修・・
行五年めの、1995年の二月の初席で、こ・・
の木馬亭で、突然新作をやってしまったんで・・
すね。それはなぜかと申しますと、そうです、・・
1995年、平成7年といえば、あの阪神大・・
震災があった年でございます。私の実家が兵・・
庫県の尼崎なもんですから、震災があってス・・
グ帰りまして、実家は、まあ半壊で、そのあ・・
と取り壊しましたが、とにかくけが人がなく・・
て幸いでしたので、そのまま神戸まで行って・・
ボランティア活動をしてきた。で、次の月の・・
木馬亭に上がって、上がるまでは、いつも通・・
り古典をやるつもりだったんですが、突然、・・
なにしろ日本中が震災の話題でもちきりでし・・
たので、思わず・・・
「今日は阪神大震災の話をしていいですか?」・・
とアドリブで、即興でここでお話をしました、・・
それが私の新作の原点でございます。・・・
 それ以来、自分が、少なくとも「講談」と・・
呼べるものは、この木馬亭でかけることがで・・
きるもの、というふうに考えている次第でご・・
ざいます。・・・
 で、まあ、いろいろつくってきましたけど、・・
今年は坂本龍馬の新作でずいぶん稼がせても・・
らっておりますけど、本来は「今話題のもの」・・
をすぐに講談にするのが自分のやりかただと・・
思っております。昨年、あの、田辺一鶴先生・・
が亡くなられましたけども、私は、最後まで・・
あの先生にはかなわなかった気がします。と・・
いうのも、何年か前に、日本人がノーベル賞・・
をダブル受賞した時に、私が田中さんを講談・・
にしようかどうしようか、考えてるうちに、・・
一鶴先生はもう、次の日とかに「小柴さん」・・
の方を講談にしてらっしゃった。これは負け・・
たな、と思いました。・・・
 で、もともと亡くなった私の師匠・二代目・・
神田山陽も、あの一鶴先生の新作への意欲は・・
ほめていらして、半ば一門のように扱われて・・
ましたので、自分もそういう早さは継いでい・・
きたいと思いました。・・・
 さて、それで、なんとかその「早さ」に追・・
いつこうと今日挑戦するのが・・・
 ジャーン・・・
 これでございます。えーと、最近テレビで・・
ごらんになったと思いますが・・・
「iPad」というヤツでございます。・・・
 えー・・・ホントはね、ここにホンモノを・・
持ってこないといけないんですよね。でもね、・・
昨日、新宿のお店に行ったら、7万円とかし・・
てるんですよ、で、まあ、これからも使える・・
ものだし、芸のためなら7万円くらい、とも・・
思ったんですけども・・・これは実は、デッ・・
カイ携帯電話みたいなもので、つまり、使う・・
ためには、携帯電話の契約もしなきゃいけな・・
い、それが月に5千円とかかかりますし、何・・
よりもいま品切れ状態でして、どこ回っても・・
売ってなかったので、今日はこの、模型でご・・
勘弁をいただきたい。・・・
 と申しますのも、別にこの「iPadの使・・
い方」を講談にしようというのではないから・・
です。実は今日は、この「iPad」を作っ・・
た、アップルコンピュータのCEO、もう、・・
CEOとかの言い方は、講釈師なので、勝手・・
にわかりやすく変えてしまいます。・・・
 この「iPad」を作った会社の社長であ・・
る方の一代記を申し上げようと思っておりま・・
す。・・・
 あ、まず、この「iPad」が何をするも・・
のか言っとかないといけませんかね、まあ、・・
簡単にいえば、携帯電話のデカイヤツです。・・
ですが、とにかく画面がデカイ。で、一番の・・
特徴が、たとえばこの中に、いろんなものが・・
入ります。たとえば、百科事典なんかもう、・・
楽勝で入ります。重さは700グラムくらい・・
ですから、カバンの中に入れておいて、いつ・・
でも取り出せる。あと、文字がみやすい。こ・・
れは模型ですからできませんが、こう、指で・・
ひらくと、ドンドン文字が大きくなって読め・・
る。これがいま、ご年配の方にも使えるんじ・・
ゃないかと話題です。いやいや、あんまりだ・・
まされちゃいけないんですけど、いちおう、・・
ここに百科事典とかを入れていく操作は必要・・
なんですけど、まあひとり誰か詳しい人がつ・・
いてれば、すぐにできるようになる、実際、・・
この「字が大きくできる」というのが、携帯・・
との大きな差になるかも知れません。実は昨・・
日、インターネットで見てたら、なんとまあ・・
100才のおばあゃちゃんが、どう考えても・・
みなさんよりずっと年上の、イギリスかどっ・・
かのおばあさまが、これを使ってましたから・・
ね。いやいや、別に宣伝をしに来たわけじゃ・・
いんで・・・。・・・
 さて、本体の話はこれくらいにいたしまし・・
て、これを作った会社の社長のお話。・・・
 えーと・・・名前が覚えにくいんですよ、・・
これがネックです。・・・
 これを作ったのは「ステーィブン・ジョブ・・
ズ」という人です。ジョブズ。カタカナは不・・
得意なら、ジョブジョブ、洗濯屋さんとでも・・
覚えてください。そりゃジャブジャブだ。と・・
にかく、「ジョブズ」ジャブジャブとちょっ・・
と違うけど、「ジョブズ」さんの一代記。実・・
はこの人は、世界最初のパソコンといっても・・
いい、アップルコンピュータというのを作っ・・
た人でもあります。ビル・ゲイツって名前を・・
聞いたことがあると思いますが、あのライバ・・
ルで、ビル・ゲイツは大金持ちの御曹司だっ・・
たんですが、こっちのジョブズさん洗濯屋さ・・
んではなくて、なんと、テテなし子だった。・・
おっと、いまたぶん、これは放送禁止用語だ・・
と思いますが、そんなことはどうでもいい、・・
そのテテ無し子が、どうやって、パソコンの・・
発明者となり、この「iPad」を作るにい・・
たったか、波瀾万丈のお物語、しばらくおつ・・
きあいを願います。・・・
・・・
 パソンコの発明者、と呼んでも過言ではな・・
い、パソコン界の王者・スティーブン・ジョ・・
ブズがこの世に生を受けましたのは、いまか・・
ら55年前、1955年、昭和30年2月2・・
4日のことでございました。・・・
 ところが、「生を受けた」と申しましても、・・
その前にもすでに波瀾万丈のことがあったの・・
でございます。・・・
 ジョブズをお腹に宿しましたのはジョアン・・
・シンプソン、という女子大生でございまし・・
た。いかにアメリカとはいえ、昭和30年代・・
で未婚の母、というのはやはり大変なもの。・・
しかし、そこはアメリカ、養子縁組の制度が・・
ちゃんとととのっておりますので、ジョアン・・
生れてくる子供を立派に育てるには、両親が・・
そろっているべきだと、まだお腹にいるわが・・
子を里子に出す決心をいたしました。・・・
「でも、この子にはちゃんとした教育を受け・・
させてあげたい。だから、里親は大学をちゃ・・
んと出ている人にしたいわ」・・・
 まあ、このへんはいかにもアメリカらしい・・
合理主義ですなあ。いま、みなさん、ゲゲゲ・・
の女房ってごらんになってます? あれ、ち・・
ょうど生れてくる子供が、私と同い年になる・・
んですけど、売れないマンガ家の女房で、オ・・
お金もないのに大変・・・まあそれでも自分・・
で育てたいと思うのが普通でしょうけど、ア・・
メリカ人はそのへんは割り切っているのかも・・
しれません。              ・・
 さて、2月24日、ジョアンから生れまし・・
たのは、玉のような男の子、産後の日だちも・・
よく、お七夜を迎えました。       ・・
「あの、そろそろ情が移りそうなので、この・・
子を引き取っていただけませんか?」・・・
 と、養子縁組の相手の、夫婦ともに大学出・・
の立派な養い親のところへ連絡をいたします・・
と、・・・
「え? 男の子。困りましたな。私どもは、・・
かわいい女の子がほしかったんですよ。すみ・・
ませんが、この話はなかったことに」・・・
 当時はまだ、生まれる前に性別はわからな・・
かったようで。日本ならどっちかといえば跡・・
取りの男の子が重んじられるようですが、こ・・
れは国それぞれ、人それぞれなんでしょうね。・・
 で、仕方なく、ジョアンは、もう一組、ま、・・
いってみれば「予約待ち」の夫婦に連絡をい・・
たします。・・・
「男の子が生れました。賢そうな子です、名・・
前はジョブズと名づけました。ひきとってい・・
ただけますか?」            ・・・
「ええ、ええ、いいですよ。私どもは長年子・・
供がほしかった、大歓迎ですよ」・・・
「だた、ひとつ条件があります。あなた方ご・・
夫婦は、大学は出ていらっしゃいますか?」・・・
「・・・ええ、もちろんですとも、ちゃんと・・
二人とも出ておりますよ」・・・
「それで安心しました、では、よろしくお願・・
いします」・・・
 ところが、実はこの、新しい引き取り手の・・
夫婦は、奥さんは大学なんか出ていない、さ・・
らに父親は中学しか出ていない、という経歴・・
でございました。ウソをついたのは、それほ・・
ど子供がほしかったのでしょう。人間、学歴・・
で価値が決まるとは思いませんが、やはりわ・・
が子を手放す以上は、なんとか少しでも信用・・
が欲しかったのでしょう。・・・
 この事実を知ってジョアンは、子供を引き・・
渡す寸前で断りました・・・
「ジョブズはお渡しできません。この子は学・・
者にするんです、洗濯屋にする気はありませ・・
ん」・・・
「そういわずに、どうか私たちに育てさせて・・
ください。かならず立派に育てます。私ども・・
は確かに大学を出ておりません。しかし、こ・・
の子はかならず大学までやりますから、どう・・
かお願いします」・・・
 とうとうその熱意に負けてジョアンはわが・・
子を手放したのでございます。・・・
 こうして、生みの母から引き離され、貧し・・
い、とは申しませんが豊かでもない夫婦に育・・
てられたのが、後のパソコンの発明者・ステ・・
ィーブン・ジョブズとなるのでございます。・・・
・・・
 ね? 波瀾万丈の人生の船出でしょう?・・・
「iPad」なんてあまり興味のなかった方・・
も、なんとなく、興味がわいてきませんか?・・
まったく、私をCMに採用すれば、いくらで・・
も売れるのになあ・・・。・・・
・・・
 さて、貧しくとも愛情あふれる両親のもと・・
で、スクスクと育ちましたジョブズは、やが・・
て、生みの母親への約束通り、オレゴン州の・・
リード大学へと進学いたします。しかし、自・・
分の出生を知ったジョブズは・・・
「おとっあん、おっかさん」・・・
 ・・・という言い方をしたかどうかはわか・・
りませんが、あの、ビル・ゲイツの話の時は、・・
なにしろ超上流階級の御曹司ですから・・・
「父上、母上」というんですが、たぶん、愛・・
情はあふれているけど、一旦養子を断られて、・・
貧しい両親ですからこっちの方がピッタリく・・
ると思います。このあたりの細かさが私の新・・
作の特徴でございます。・・・
「おとっつあん、おっかさん、オイラ大学を・・
やめようかと思うんだ」・・・
「おい、何を言い出すんだジョブズ。知って・・
の通り、おれたちゃ、おめえの生みの母親と、・・
立派に大学を出すってえ約束をしたんだぞ」・・
「そうよ、ジョブズや、私たちの心配はいい・・
から、大学だけは出ておくれ」・・・
「いや、おとっつあんとおっかさんの気持ち・・
はありがたいが、共働きで学費を払うのに精・・
一杯じゃないか。これ以上、苦労かけるわけ・・
にゃいきません。それに、生みの母親と約束・・
したのは<立派に教育をつける>ってことだ・・
ったはずだ。オイラ、学問はしっかりと身に・・
つけるから、安心しておくれ」・・・
 と、両親の反対をおしきって、リード大学・・
を中退してしまうのでございました。・・・
 ところが、ジョブズはこの時のことを・・・
「人生最良の選択」と呼んでおります。いや、・・
だから、洗濯屋じゃありませんて。・・・
「大学をやめて、テンプラ学生・ニセ学生に・・
なって勉強を続けたおかげで、後に役に立つ・・
授業ばっかりを勉強できた」・・・
 ここからは学費どころか仕送りも断りまし・・
て、苦労の連続です。コカコーラの瓶を拾い・・
あつめてなけなしの食費にしたり、何キロも・・
先にあるお寺(それもキリスト教の教会じゃ・・
なくて、食べ物をほどこしてくれるハレーク・・
リシュナという宗教のお寺)まで歩いていっ・・
て食べ物にありついたり・・・。・・・
 授業は自由に受けられますから、その中で・・
も役に立ったのが「書道」の授業でした。・・・
いや、何も筆を持っての書道じゃなくて、西・・
洋書道といって、文字を飾り文字にしたり、・・
字と字のあいだをどのくらい離したりくっつ・・
けたりすればいいか調整したり、そういう「西・・
洋書道」ってのがあるそうです。 ・・・
 みなさん、年賀状を受け取った時、パソコ・・
ンで印刷した年賀状で、筆文字で書いたよう・・
なのが印刷されたのがあるでしょう。他にも・・
いろんな書体で印刷できる。実はあれは元を・・
正せば、この時、ジョブズさんが西洋書道を・・
習ったことに意味あるんですね。フォント、・・
といいいまして、いろんな文字を組み合わせ・・
る。この人はなにしろパソコンの発明者です・・
から、もしこの人が西洋書道を習っていなけ・・
れば、そういう文字の開発も行われていなか・・
ったハズでございます。・・・
・・・
 そんな中で、コンピュータの天才と親友に・・
なります。これがまた、発音のしにくい名前・・
で「ヴォズニヤック」という人で、もう、面・・
倒だから「ボウズ」と覚えてください。・・・
 世界初のパソコンといっても過言ではない・・
「アップルコンピュータ」は、この、ジョブ・・
ズと、坊主の二人で作られのでございます。・・
ただ、技術開発は主に天才の「坊主」です。・・
たとえば、ジョブズの方はブロッククズシの・・
ゲーム・・・
「これ、部品が多いと費用がかかる、なんと・・
か部品を減らして作れるか? 減らした分だ・・
け給料を出そう」といわれた時、・・・
「わかりました、さっそくやってみます」と、・・
ぜんぶ坊主に丸投げします。・・・
で、できたけった・・・
「坊主、ご苦労さま。会社がしぶくてさあ、・・
あれだけ苦労したのに、70万円しかくれな・・
かったんだよ、はい、半分の35万円」・・・
「へえ、けっこうもうかったね」・・・
 とか言っていたのですが、実は500万円・・
もらっていて、10倍近くもごまかしていた・・
り。それでも二人は、やがて、昭和51年に・・
「アップル」というコンピュータで大儲けを・・
することになるのでございます。・・・
・・・
・・・
 とにかく、世界最初、というと語弊があり・・
ますが、少なくとも、世界で最初に爆発的に・・
売れたパソコン・アップルから巨万の富を築・・
いたジョブズですが、自分で作ったハズのア・・
ップルコンピュータをクビになります。まあ、・・
クビになったというか、会長にまつりあげら・・
れて、現場から外された。そうなると、自分・・
のやりたい仕事ができないから、自分からや・・
めてしまい、やがてピクサーという会社を設・・
立して、いまやディズニーの役員を勤めると・・
いう活躍ぶり。・・・
 そのあいだに結婚をして、三人の子供を儲・・
け、ついにはアップルのCEOに返り咲きま・・
した。面白いのが、いまでも、このiPad・・
を作ってる会社からは給料をもらってないこ・・
となんですね。正確にいうと、一ドル・90・・
円だけはもらっている。・・・
 ふたたびヒット商品を出しつづけ、人生の・・
頂点に立っていた2004年、運命が彼に遅・・
いかかったのでございます。・・・
 医者は彼にいいました。・・・
「仕事を片づけてください。そして、三人の・・
お子さんに、これから何十年かかって教える・・
べきことを、あと、半年で教えてあげてくだ・・
さい」 ・・・
 CTスキャンしただけで、悪性のガンが膵・・
臓にあることがわかりました。・・・
 ジョブズは呆然として、家に帰り、それか・・
ら本格的な検査のために入院をいたします。・・・
彼は日本が大好きで、禅の修行もしておりま・・
したので泣きわめいたりはしませんでしたが、・・
ただただ呆然としておりました。・・・
 そして、こんどは本格的に胃カメラを飲ん・・
で、ガンを調べることになりました。睡眠薬・・
を飲んで、ボーッとしてきて、体の中に管が・・
入ってゆく・・・
 やがて目が覚めると、横で奥さんがハンカ・・
チで目をおさえて泣いておりました・・・
「おいおい、いまさら泣くなよ。もう覚悟は・・
できている、おれは半年の命なんだろう」・・・
「違うのよあなた。実はね、あなたが眠って・・
いるあいだに、お医者さまが、体から取り出・・
したガンを顕微鏡で調べていらしたの、そし・・
たらね、そしたら、見るなりお医者さまがい・・
きなり泣き出したのよ」・・・
「え? おい、まってくれ、医者が泣いたっ・・
て・・・まさか、半年も持たないってのか?・・
どのくらいだ? 三カ月か? 一カ月か? ・・
正直に教えてくれ。いや、死ぬのが怖いわけ・・
じゃない、人間いつかは死ぬんだ。だが、ま・・
だ自分は仕事をし終えていない。いま開発中・・
のアイポッドやアイパッド、まだ世界中に広・・
めたい技術がたくさんある、みんなに楽しん・・
でもらえるアイデアがたくさんある、それが・・
実現できないのが残念なだけだ・・・教えて・・
くれ、おれの命は・・・」・・・
「違うの、違うのよ・・・。顕微鏡をのぞい・・
たお医者さまがね、目頭をおさえて」・・・
「奇跡だ・・・このガンは治る。普通、この・・
場所にできたら9割9部は助からない、なの・・
に・・・奥さん、この癌は治るんですよ!」って
・・・こうして、見事に復帰したジョブズは、
その後もiPod、そしてiPadなどヒット商品を
出し続けているのでございます。     ・・
・・・
 彼はこう言っています。・・・
「何が人生に幸いするかは、後にならないと・・
絶対にわからない。だから目の前のことを一・・
生懸命にやるしかない。そうすれば、かなら・・
ず後になって、そのことがひとつの線につな・・
がってくるだろう。目の前のことを必死にな・・
ってやるためには、貪欲であれ、そして素直・・
であれ」と。・・・
 パソコンの発明者にして、「iPad」を・・
開発しした、世界パソコンの帝王、スティー・・
ブン・ジョブズの一席。・・・
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