このシリーズ記事は、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unreal や Unreal Tournament をやってみて思ったことなどを書いたのが由来です。(date)
先日、山へ行った帰りのこと。登山口から車で国道を穏やかに走り、G馬県N田市にあるK越道N田インターチェンジに入る少し手前で、エンジンルームの下の方から微妙な異音が聞こえてきました。いや、タイヤ周り?よく分かりませんでしたが、最初は微妙なものでした。しかし、国道120号を右折してN田ICのブースに差し掛かった辺りで異音は急激に増大し、駆動力にも大きな異変を感じました。そこで立ち止まる訳にも行かないので高速券を取って先へ進み、車を左に寄せて止めました。
この音の感じからすると、高速道路の本線へ合流できるかどうかも謎です。発券機のボタンを押し、係員を呼び出して相談すると、Uターンしてブースから出た所にある駐車場(ICで働く人用)にひとまず車を置いてくれと言われました。がごがご言う車に鞭打ってその通りにした後、電話でJAFを呼びました。困った時のJAF頼み、年会費を払っていて良かったと思う機会が数年に一度はあります。
電話が繋がると、Tと名乗る人が応対してくれました。30分くらいで救援車(正しくは「JAFサービスカー」と言うようです)が到着するからそこで待たれよ、とのこと。その電話では車の症状を正確に伝えることが出来なかった気がしましたが、現場に来る人がまさか救援依頼の短い電話での一報のみを判断材料として処置をする訳ではあるまい、と思ってそのまま電話を切りました。待ち、やがて現れたおっさんに診てもらいました。
電話で私は「異音はエンジンルームの方からする」と伝えたかったのですが、私の不正確な発言で伝わった結果は「エンジンから異音がする」ということになってしまっていたようです。おっさん、私が電話で伝えたことになってる「間違った」情報を元にエンジンの音を聞き、エンジン周りの簡素な点検(私でも出来ること)をして、異常が無かったのでそのまま帰りそうになりました。いや、ちょっと待ってよ、動かしてみれば分かるから。そう押し止めて車を動かしてみました。先刻程極端ではないのですが、やっぱり変な音がします。おっさん、改めて異音を発してそうな部位の点検を始めました。ジャッキアップして前輪を外します。ブレーキ周辺のがたつきを疑ったようです。が、ブレーキローターを固定しているボルトに合う工具が無いとか何とかぶつぶつ言い、「これ以上打つ手はない」という態度を示しました。
困ったな、ここで放り出されてもどうしようもないんだけど。しばらくゴネて、再び車を動かして異音を聞いてもらいました。今度はブレーキではなくディファレンシャル・ギア辺りの不具合を疑ったようです。でも、もしそうだとしたらここで応急的に修理出来る部分ではありません。近くの適当な整備工場なり何なりに運んで貰いたいところ。ですが、この近辺にはこの車を扱える工場など無いと言われ、おっさんは何もしてくれそうもありません。まあ、「面倒な」車に乗っていることは認めますけど、放置かよ。。。
私はもうこのおっさんに頼ることを諦め、彼がしつこく言うように国道17号を東京に向かって走ることにしました。どっかで止まるだろうな。おっさんは言います、止まったらまたJAFを呼べばいい、と。しかし私は思います、その頃にはもう電車で東京には帰れないのではなかろうか、と。レンタカーも考えましたが、既に付近のレンタカー屋は営業を終了している時刻です。今まで何度か(違う車ですが)走行不能に陥り、JAFを呼んだことがあります。でも、こんな風にやる気の無い対応を受けたのは初めてでした。これまで出会ったJAFの人は、「きちんと仕事をしている」「仕事に誇りを持っている」感じで印象好かったんだけどなあ。JAFの救援っても、地域によって或いは人によってサービスに雲泥の差があるんだなあ。そんな風に思いました。
さて、心なしか満足げなおっさんに見送られ、異音のする車を無理矢理走らせます。初めの内は意外と静かに走れました。私の技術で可能な限り駆動系に負担を掛けぬよう、そっと走りました。もともとダンパー抜けまくりのタイヤ劣化しまくり(溝はあるけどゴムが硬化している)なボロ車なので、コップに水を入れて峠を走った拓海くん程ではないにせよ「丁寧に」車を動かす事にはある程度慣れています。しかし、この時の神経の使い方は普段のレベルを超えて私にはきついものでした。それでも、走る内に異音の出方は微妙に変化してゆき、このまま東京まで帰り着くことはやっぱり不可能と覚悟を決めつつ神経をすり減らして走り続けました。
恐る恐る騙し騙し走り、S川市を抜け、県庁所在地のM橋市で利根川を渡り、T崎市に入り、K越道M橋ICを過ぎた辺りで異音がまた増大し始めました。がごがご揺れ、いよいよもうダメだとなった所で左にあった7-11の駐車場にぶち込み、再びJAFに電話。先刻と同じTさんが出て、新たな救援車を手配してくれました。30分弱で救援車の到着。今度のにいちゃんは、過去の「JAFの人」の印象を覆さぬ、感じと手際のいい人でした。こちらの意向を聞き、迅速に適切な対処を進めてくれます。
診て貰い、もうダメだ状態を確認して貰いました。彼は車をこのすぐ近くにあるJAF G支部の駐車場まで運んでくれるそうです。そして、どこかに電話を掛けてJRのT崎駅から東京方面への終電の時刻まで調べてくれた上に、車を運んだ後は私を駅まで運んでくれるそうです。タクシーを呼んで駅に行こうと思っていた私には、非常に嬉しい誤算となりました。ありがとう、T崎RSのIさん。この夜の一件、N田市での事が無ければ美談としてJAF MATEに投稿したいくらいです。
車をJAFの駐車場に預け、救援車で駅まで送って貰い、心からお礼を言って駅に入りました。疲れた身体には重たいはずの荷物も軽く感じられます。時刻は東京への終電まで20分弱、終電の一つ前の電車で無事東京に帰れました。よかった。T崎で一夜を明かして帰るとなると、心身の疲れもお財布への負担も三倍増ですからね。本当に助かりました。
N野方面から来た終電一つ前の電車は、予想に反して混んでいました。げげん、座れないじゃん。連休で遠出した人がいっぱい乗っているらしい。でも、みんなもう少し早く帰りなさいね、と自分の事を棚に上げて思いました。電車は次の停車駅O宮で大分空き、余裕で座れるようになりました。やっぱりさ○たまの人がいっぱい乗ってたんだ。さい○まの人はすごく活動的だと思います。その後電車はほぼ定刻通りに東京駅に着き、夜遅いのにここにはどうしてこんなに沢山人がいるんだろうと思いながらもやたら混雑した電車を乗り継いで帰りました。ふへー。
後で救援の伝票を見ると、最初にN田市で来たおっさんは「JAF直属の人」ではなく現地で業務を委託されている整備工場か何かの人なのかな?詳細は分かりませんけど、「千明レッカーサービス」の千明さんということでした。彼の技術力が低いとかそういうことではないのですが、車の症状を確認しようともせずエンジンオイルと冷却水の量だけ見て帰ろうとしたり、「現場じゃどうしようもないし面倒臭いから取り敢えず自分の管轄から出てってくれ」みたいな応対をするようでは、多くの場合パニクっているであろう救援依頼者にはあまりいい印象を与えないでしょう。一見の客だけ相手にしてればいいなら別にいい印象を与える必要も無いのかもしれませんけどね。
余談。私の持ってる会員証にはPHSからの「#8139」での救援依頼は出来ないと書かれていますが、最近PHSからも利用出来るようなったそうです。但しアステルを除く、とな(2004.10.12時点でJAFのサイトに書いてあった情報)。
台風後のねこ。
(2004.10.20)
流行りネタ。みみずくさん@金は無くとも六色林檎から渡されたので応じてみます。みみずくさんありがとう。
あちこちに散ってますが、'my computer'ということで一番多い一台の数字。持ってるCDの総mp3化までの道のりは遠く、その前にmp3が廃れそう。圧縮ファイルではあんまり聴いてないし、CDの生サイズじゃでかすぎるし。
脳内再生です。
どれが最後だか判明しなかったゆえ、そこらに積み上げてあったCDの上の方の一枚。
曲単位は難しいです。アルバム単位でもジャンルを絞らずに五枚というのは大変です。ひとまず、「Hard Rock/Heavy Metal系のアルバム五選」になってます。Led Zeppelin、Iron Maiden、Metallicaやその他諸々が入っていないのは多分気のせいです。
友達の友達の友達辺りが自分の友達である確率は高いらしいので比較的小さい閉環が多発しそうですけど、一応やってみます。かぶってるかどうかは敢えて細かくチェックしません。っつーか、もうかぶってることにたまたま気付いてしまった方々は抜きにして、webやe-mailで交流の有るサイト持ちの人の中から選ばせて頂きました。これ書いた後に気付いた分はもう直さない!
綺麗な色のむし。
(2005.06.18)
(DATE)
#頁の構成は正式公開までに変更される可能性があります。
(以上2004.10.20-)