チーターの親子
ケニアでチーターの親子に出会った。
五、六頭のチーターの子どもが母親の狩りを見ていた。
母親は遠くのエランドを狙って走っていった。
だけど捕れなかった。
子どもたちは風に毛をなびかせて黙って見ていた。
どうしてそれを見て気持ち良いのか、
うまく説明ができない。
でも、気持ちが良かった。
チーターの親子は獲物にありつけなくとも
誇り高かった。
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Web版 『 気持ちいいもの 』
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