Rj's SkaaRj Page_105


このシリーズ記事は、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealUnreal Tournament をやってみて思ったことなどを書いたのが由来です。今回は、物置きとして導入した外付けSCSI HDD「HDVS-UM60G」の話、NOIR最終回への難癖、ワンニャー、私の記事へ飛んできた検索語列挙、UT Carbon版の案内、アリー・myラブ3の感想文などです。(2001.10.09)

  1. 遺産的貯蔵庫接続形態
  2. あにめとこんぴうた
  3. 雑文
  4. 現状・・・

その百五

1.遺産的貯蔵庫接続形態

まえおき

前回に続いてUMAX Pulsarに関する話。主環境のPowerMacintosh 7300にAdaptec PowerDomain 29160N、副環境のs900には加賀電子のStorage Fighter 66を導入して以来、なんとなく余ってたPowerDomain 2930Uをs900に足してみました。「物置き」の不足を補うべく、i-o dataのHDVS-UM60G(60GB外付けUltra-SCSI HDD)を買ったので、それを繋ぐため。

「今更SCSI?しかも、外付け???」と思われまくりそうですが、私の持ってるMacは全部生粋のSCSIマシンなので・・・データの保全/移行にはほいほい外してほいほい繋げるSCSI HDDって便利なんです。いや、無いと困ります。今まではCenturyの外付けケースに入れたIBM DTTAを使ってたんですけど、足りなくなりましたので追加。お値段は、ヨドバシカメラのネット通販(送料無料税込み10%ポイント還元付き)で¥2.6985E+4umiz。単体のATA 60GBドライブを買ったらもうちっと安く上がりそうですが、それだとSTF66経由でしか使えません。今の目的には不全。

てことで、s900のハードウェア環境再構築をしました。これで安定すれば当分いじらなくて済むよてい。環境と言っても今回いじったのはPCIカードだけですんで、何をどう刺したか列挙します。上から順に、

  1. TwinTurbo128 M2(入手時点でPulsar1500に刺さってた描画加速カード)
  2. UBH003H(前回触れたUSBカード/TT128の増設VRAMの関係でコレしか刺せない。)
  3. PowerDomain 2930U(Ultra-SCSIカード)
  4. Game Wizard(Voodoo2式三次元描画加速カード)
  5. STF66(ACARD AEC-6260を搭載したATA66ホストアダプタカード)
  6. ProFormance II Lite(Ticket to Rideを搭載した描画加速カード)

おお、六本全部埋まった。

#ホントは一番上の描画回路は要らないのですが、PF2Lだとリフレッシュレートの関係で表示できないモニタがあったりするのでその保険です。普段はモニタを繋いでません。PF2L経由のシングルモニタ状態。

さて本題のHDVS-UM60G。中身はただのATA66(or 100?) HDDと思われますが、面倒なので開腹してどこの何が入ってんだか確かめたりはしてません。まあ、現在のATA66/100ドライブの性能ならUltra-SCSIの「20MB/sec」という縛り and/or ATA-SCSI変換時のロスの方が速度には効きそうですから、何でもいいや、って感じ。どうせ「物置き」に使うよていですし。

このドライブ、AppleのDrive Setupでは「not supported」と出てダメダメでした。説明書には「B'z Crew」を使った初期化の方法が記してあります。幸い私の手元にはB's Crew 2.Xが転がってましたので、それでうにうにしてみたら普通に使えるようになりました。SilverLiningでもformat/initialize出来るみたいですので、そっちも試してみました。ついでに、SilverLining Pro 6.4.3付属の「TimeDrive 3.0.3」ってので速度を計ってみたり。

参考までに、STF66に繋いだDTLAの結果も並べます。(STF66等のカード経由だと、StormSurge基盤では速度のアタマ打ちが激しくなる問題がある(特に書き込み)ので、この結果を以てATA Host Adaptor Cardの典型的成績とは捉えないで下さい。)

UMAX Pulsar 1500
CPU: XLR8 MACh Speed G3@320MHz/49MHz, BSC: 128MHz/512KB
OS: Mac OS 9.0.4, Virtual Memory: off
Test Information
Variable Size Transfer Rate Test
Repititions: 2
Buffer Contents: Random Data

I-O DATA HDVS-UM60G

Flatline Transfer Rate
Read: 16,528 ± 150 Kilobytes per Second
Write: 17,148 ± 196 Kilobytes per Second
Read Graph
TimeDrive HDVS graph (read)
Write Graph
TimeDrive HDVS graph (write)

IBM DTLA-307030

Flatline Transfer Rate
Read: 15,030 ± 1,104 Kilobytes per Second
Write: 7,139 ± 478 Kilobytes per Second
Read Graph
TimeDrive DTLA graph (read)
Write Graph
TimeDrive DTLA graph (write)

・・・なんかDTLAのろいっすね。のうとんのしすてむいんほだと、同じ環境でHDVS-UM60Gの倍くらいのスコアが出るんですが。あ、起動volumeやらアプリ入れとしては、DTLAの方が「快適」です、全般的に。乱雑な/細かい読みは迅速なようで。

蛇足:STF66関連のSkaaRj過去記事など

・・・今気付いたけど、60GBの物置きが増えたってことは7300にてPD29160N + SoftRAIDでDDYSとDMVSのRAID 0が可能ってことですか???

や、やめときます。。。同じIBMの10,000rpm/18GBとは言え、ドライブの特性が違いますから思った程の高速化は得られないかもしれないし(速くなるのは主に連続データ書き込みのみ、細かい/雑多な作業の体感速度はたぶん向上しません。→ 邪道なRAID 0お試し記事)、不安定要素/データ喪失危険性は増大します。新型Macを導入して7300を遊びに使えるようになったらやってみるやもしれませんけどね。

けつろん

文字通りの物置きとして使いますんで、速度的にはこれくらい出れば十分です。いや、言ってしまうと「期待以上」でした。max.10MB/secくらいでもいいや、と思ってたので。

値段的にはどうなのかあまり調べることもなく買ってしまったのですが、どうでしょ?現時点で¥27,000umizの「ほいほい繋ぎ替えて使える」60GBの物置きってのは、そんなに高くないやと思ってもいいいですか?(だって、ケーブルとターミネータまで付いてるんだよもん。)

取り敢えず、私としては満足なカイモノでしたとさ。

(2001.10.05)

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2.あにめとこんぴうた

あにめ

こんぴうた

(2001.09.29-2001.10.09)

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3.雑文

ちょっと感傷的な文章など。

(2001.09.30-2001.10.07)

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4.現状・・・

(以上2001.09.28-2001.10.09)

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おまけのりんく



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