38629(八雲工芸)




2020年の春は緊急事態宣言でヒマが多かったので模型用のクローゼットの整理をしていた。その中で大昔オークションで落札した八雲工芸初回製品のエンジン部のみの仕掛ジャンクを発見。そのうち手を付けようと思っていて、全く忘れていたヤツだ。それをジャンクの束から北海道型キューロクを5輛作った時の残り材料から6-13テンダを作って組み合わせれば一丁上がりと閃いた。企画したのはあのアニメ映画のヒットより前なのよ。まあ、デフなしの若松機関区仕様を選んだのには影響がなかったとは言えないが。ハチロクは九州では長年主力級で活躍していたカマではあるが、ぼくが撮影しに行くころにはかなりマイナーな存在になっており、一応、若松・早岐・人吉と本線運用があったところは撮ってはいるが、実はそれほど詳しくない。まあ「鬼滅の刃」の映画のブームがなかったら今年作らなかったかもしれない(その前に落札した仕掛ジャンクがベースなので、いつかは作っていたとは思うが)と思うと、いろいろな意味で記念になったなあ。

(c)2021 FUJII Yoshihiko


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