38681(八雲工芸)




10年ぶりぐらいで、八雲工芸の8620型式の再生産のニュース。今度は特定番号機で来るらしい。ラインナップを見ると、キャブの床が低いタイプが含まれている。それも九州仕様で、小工デフを装備し、キャブの床が下がったところに点検用の穴が開けられている、38681号機仕様。個人的には、標準的な新製空制車と同様、キャブの床を切り上げてしまったタイプよりも(それなら乙字ではなく、C50型式のように四角いキャブにした方が米国的で空制とマッチしてスタイリッシュ)、キャブの床が食うセイ前と同じ位置まで下がっている方が好きなのだ。しかし、このタイプはほとんど模型化されたことがない(鉄道模型社の特製品で、エアタンクがランボード上でキャブ床が低いのは見たことがある)。大英断ということで、即注文。一年以上かかって手元に届いた。まあ、細かいところは「?」なところも多いのだが、このタイプを作ったってことだけで許そう。全体も、前のロットよりは改善されているし。

(c)2018 FUJII Yoshihiko


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