9600(北海道型その4・珊瑚模型店ベース)




北海道型その4も、その3と同時進行で製作した「中・上」タイプ。このカマのボイラ部は、もともと塗装済完成品と思われ、落としたか地震で被災したか、一部が潰れた状態であった。ただ、残った部分の状態は良かったので、潰れた部分をボイラ部だけ入手した別のジャンクから移植して修理するという、我ながらかなり珍しい工事により再生。ディテール関係は北海道型を印象付ける部分は作るものの、あまりゴテゴテ作り込まず、80年代の天賞堂の16番銀箱ぐらいの省略形でまとめる。北海道の9600って、個人的にはあまりディテールが目立たない印象があるので、このぐらいのほうがらしい気がするのだが。一応、レベルは4輌揃えてありますが。道北・道東には撮影に行かなかったせいか、北海道の9600形式というと、孤高のイメージよりはうじゃうじゃ群れているイメージが強い。石をどけるとうじゃうじゃいるダンゴ虫のみたい。となるとやはり最低でも4輌ぐらい欲しいので、これでひとまず面子が揃った感じ。

(c)2018 FUJII Yoshihiko


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