8620(八雲工芸)




JR九州で、動態保存機として8620型の58654号機が「あそBOY」等として活躍していた(九州新幹線開通にあわせ復活する予定)ように、実は九州各線と8620型の関係は深く、色々な線区に歴史的足跡を残しています。しかし、ぼくが撮影旅行で九州へ向かうようになったころには、比較的マイナーな機種となっており、撮影できたのは、香月線、松浦線、湯前線、鹿児島機関区ぐらいです。しかし佐倉に配属されていたカマは、千葉の主のような存在だったので、機種自体は結構なじみがあります。ということで、こればかりは九州とは関係なく、千葉っぽい標準デフ付きの仕様です。茂原駅構内で、東洋高圧(その後の三井東圧)着発の化成品タンク車の入換をしていた、遠い昭和の夏の日を思い出します。

(c)2007 FUJII Yoshihiko


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