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1. Les Paul 59 Reissue 1999 #9 9514
ほとぼりが冷めた頃に出てくる、40thヒストリック(笑)。で、ぼくの選んだのは「プレーンのファースト・ロット」。予想通りって?けっこう読んでた人はいるかな。
とにかく、音はいいですよ。ヴィンテージまで、あと二目盛ぐらいのところまで出てる。ステージの出音にしてしまえば、かなり肉薄できると思う。
最近は、フルアコ的な音(メインストリームじゃなくて、ジャズ・ブルースみたいなの)もよく使うので、それをライブで出すことを考えて選びました。
トップは、うっすら玉目が出ていて、けっこうそれらしい。いわゆる(ちゃんと「いわゆる」をつけたぞ)「ハード・メイプル」と納得できる材です。
全然面白くないって? いやいや、こういうのが「らしい」んですよ。イケてまっせ。ヴィンテージ持てばわかるってば。
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2. Les Paul 59vintage 1983 #3 0047
これまた音のいいのでおなじみの59ヴィンテージ。
ハードメイプルのトップが、ヴィンテージ的ないい感じの杢。おまけに、シリアルでわかる通り、超初期モノ。
ピックアップは試行錯誤の結果、ナンバードの中でもパランスが取れたペアを選んで交換。
バーストとは違うといえば違うのだが、それなりの味わいと個性のあるいいトーンを持っている。
ルーティングが大きいという声をよく聴くけど、その分、タイラーと同じ理由で生鳴りがいいし、リアの音も太い。
このあたりまでなら、充分「レスポールの音」呼べるだろう。レスポールスタンダードが60年代もそのまま販売していれば、60年代末にはこんな感じになったのではないかな、という感じの一本。
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3. CS-336 #CS 20296
最近は、ギター物欲も最終解脱を遂げてしまったようで、手持ちのラインナップでほとんど用が足りてしまうこともあり、新たなギターの購入チャンスがほとんどない。
そんな中で、これは半端じゃない、とばかりに飛びついてしまったのが、このCS-336。カスタムショップ製の、一回り小型のセミアコだ。
前から、コンテンポラリーなギブソンギターで、ヴィンテージ的な音を出そうと思ったら、マホ単板バックの小型セミアコしかないだろうと思っていて、いつかは特注してみたいものだと思っていた。
それが、ほとんど近い仕様で出てきちゃうんだから、これは飛びつかない手はない。そして実際の使用感も、イメージしていたモノに限りなく近い。これは使える。
ちゃんとリアも太いし、ヴォリュームを絞ればクリンにぬけるだけの豊かなひびきも持っている。インストから唄伴まで幅広く使える。しいていうなら、問題は22フレットのベンドがちょっとしにくいぐらいか。
実はこの個体、山野の広告に使われたヤツの現物だったりする。見たい人はちょっと前のプレイヤーとかギタマガを見てね。
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4. Lee Ritenour L-5 Signeture #2105 3002
この数年は、ほんとにハコづいていて、大きい小さい、厚い薄いとかいった違いはあっても、ハコのついてないギターは買ってないというのが実情。
そういう中で、こういうギターがあったら究極だな、とおもっていたのが、小型で薄めのフルアコ。
その場合には、ボディーの小ささをカバーすべく、フル・フローティングで、ハコは完全なアコギとして作りたい。
で、またもやカスタムショップだよ。ギブソンさんやるじゃない。ほとんど手の内を見透かされているみたい。
で、それだけではなく、リトナー・シグネチャーだって(笑)。こりゃ、数少ないぼくのミーハー心までくすぐられちゃう。で、こりゃ買いだ、とばかりに、買っちゃった。
とはいうものの、百万近い「新品」のギターを買うのも初めてなら、「写真花嫁」的に、完全に現物見ないままオーダー出す(準受注生産)のも初めて。ちょっと不安もあったものの、結果的には大満足でした。
でもさ、これも336もそうだけどさ、カスタムショップはさあ、「やればできる」んじゃない。コストとか、いろいろ要因はあると思うけど、「できるのにやらない」のは罪だよ。
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5. Fender Stratocaster 1974 #522697
ぼくが最初に買ったマトモなエレクトリックギター。
76年頃中古で買って以来、20年以上のつきあい。
最初の頃は使いづらくて全然鳴らないギターと思っていたが、80年代に入って長く放っておいて、数年ぶりに使ってみたらあら不思議。なぜか使い心地もよく、音もよく鳴るようになってた。実は、その間にこっちが上達してストラトの扱い方がわかったということなんだが。
どちらにしろ、もともと74年モデルとしては鳴る方だったということ。
PUは時代毎にいろんな遍歴を経ていて、それはそれで面白いのだが、今はFender Customshop製。
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