D51(46・乗工社)




この数年は、蒸気機関車は池袋鉄道模型芸術祭に出展するためのヤツしか作っていない感じだが、これも一年ぶりに製作した12oの蒸機。例によってジャンクを再生するとともに特定番号化を図ったもの。今回は再生修理部分が比較的軽傷だったので、できるだけ元の塗装をいかしつつ加工するための新工法を工夫してみたが、けっこうウマくいった(テンダは剥して再塗装しているが、エンジン部は修理・加工部分のみの再塗装)。もともとレトロフィット加工は、学生時代の16番の頃からやっていたので、ワリと得意といえば得意なのだが。こうやって見ると、やはり九州型のナメクジは原型に近くてきれいだな。北海道の踏段改造のナメクジも、真横から見ると流線形らしくて悪くないのだが。やはり一次型というと、北海道か九州かという感じ。もっとも、北海道は後から集まったのに対して、九州は新製配備が結構多いのだが。

(c)2022 FUJII Yoshihiko


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