D51(95・乗工社)




D51の一次型には小工式除煙板を装備したカマはおらず、切取式除煙板を装備しているのは長工式除煙板を装着した62号機と95号機の2輌しかいない。どちらも最後は北海道で活躍したカマとして知られている。DRの01-5を思わせる、スカイラインケーシングと切取式除煙板の組合せは、なかなかスマートで魅力的。できれば重油タンクのない62号機の方がよりスマートなのだが、乗工社製の特定番号機は95号機の方。まあ、それでも比較的よく出物を見たので、値ごろなのがあったら買おうかなと思っていたら、あまりいつの間にか出てこなくなった。出てきても、けっこう強気の値付け。まあ、いいタマに出会ったらと思っていたら、ワリとリーズナブルな値札が付いたタマが出てきたのでGET。長野時代なので昭和30年代のスタイルだが、逆にその時代は細かい仕様に詳しくないので、多少なんちゃってでも気にせず楽しめるのもいいところかな。

(c)2016 FUJII Yoshihiko


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