「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2007年7月-




7月31日(火)

ひとまず見られる状況になったので、朝のうちに商店街のモジュールを撮影。架線柱は、基礎の穴は開けたモノの、架線柱自体はまだ作ってないので、今回は蒸気で。って、こうやって見ると、違和感なく亜幹線だよね。まあ、それが芸風なんだからしょうがないか。この部分は関係ないけど、駅舎のつながりからいえば、小湊鉄道って、そもそもローカル私鉄にしては駅の有効長とか長くて、妙に立派だよね。もともと、小湊、鴨川方面へのメインルートを狙って敷設されたという経緯もあるから。おかげでジオラマとしては、いろいろつかえます。もちろん、架線柱もコンバーチブル構造だし。

7月30日(月)

今日は飲み会もなく、夜、時間が取れるので、できるところまでモジュールの製作。川田さんからもらった極薄の板材(実は、木製名刺用紙)を利用して、どぶ板を製作、側溝に嵌めてゆく。「どぶ板選挙」に名前だけは残っていても、実際にどぶ板を見たことあるヒトも、完全に昭和30年代生まれ以上という感じか。続いて、線路との間の柵。ここまでくれば、あとは植木屋モード。次々と木を植え込んでゆき、ついでに茂みのフォーリッジまで取り付ける。もっとも、これから小道具の取り付けがあるので、取りつけ穴を開けて嵌め込むまでで、接着はまだなのだが。ということで、商店街のモジュールは、ベーシックな部分は完成。あとはぼちぼち、細工のみ。次は、丘公園のモジュールの基本部分を完成させよう。

7月29日(日)

家事の間に、休憩がてら、書庫の資料から、地方の商店街の「裏庭」の参考になりそうな写真を探す。が、やはりなかなかない。商店街そのものとか、駅前の風景とかは、80年代のとれいんでしばしば特集しているのだが、商店の裏っ側の、住居の方とか、さらにその庭とかなると、これはちとキツい。ということで、実物観察。午後からは、帰りがけに茂原の七夕まつりに寄ったのだが、これは、古い商店街が会場となっているので、ちょっと脇をのぞき込むと、参考になりそうな物件がけっこうある。モノがモノだけに、写真を撮るのははばかられるので、バッチリ記憶におさめる。というか、その場でいろいろアイディアを練って、模型化したシーンをイメージしてしまう。これでなんとか、それらしく埋まりそう。

7月28日(土)

この週末は、夏休み用の、千葉の片づけと掃除。今年は、曜日の巡り合わせと、天候の具合が悪く、本来ならもう一週間前にやっておきたかったのだが、ここまでずれ込んでしまった感じ。で、出かける前に、寸暇を惜しんで最後のターフ撒き。これで一応、下地仕上げは完成。これで木さえ植えれば、一応、最低限のレベルは確保できるところまで来た。実は、ここからが楽しいんだよね。ドールハウスみたいなモノで。

7月27日(金)

あったかな、なかったかな、と思いつつも、帰りがけにFABに寄り、小さい「木」を探す。が、やはりなかった。その代わり、といってはなんだが、小細工用に使えそうな、アクセサリーの小物を漁る。しかし、アクセサリー関連も、一度エコーまで足を延ばして仕入れなくてはいけないなあ。まあ、設置自体は最後の最後でも間に合うのだが、時間があるときを見はからって買い出しに行かないと、「ついで」で寄れる場所ではないので。

7月26日(木)

いよいよ、本番まであと2週間。今週末、来週末は、夏休みの予定があって作業に使えないので、今週中にある程度までカタチにしておかないと。まあ、「丘」を固定して、ターフを撒き終われば、あとは植木屋モードなので、グッと気が楽になる。ということで、帰りがけに足を伸ばして、カトーホビーセンターに行って、「木」をいろいろ仕入れる。とにかく、今回の予定としては、大量に必要なのだが、あいにく一番小さいヤツが品切れ。まあ、Nではこれが一番使うサイズなので、場所柄仕方ないか。

7月25日(水)

本日より、銀座松屋で「第29回 鉄道模型ショー2007」開幕。場所もいつも通るところだし、券ももらっているので、例年通り視察に。夏休み中というコトで、母と息子という(母と娘、父と息子、父と娘も当然いるが)組合せが圧倒的なのは例年通りだが、今年は予想通り「オヤジ度」が異常に高い。やはりというべきか、一階の入り口のところから、かつての「中古カメラ市」の如く、松屋の客層にそぐわない、50代以上のオヤジがぞろぞろいる。それも模型をやっているタイプではなく、最近興味を持ったコトがアリアリの感じ。中に入っても、かなり目立つ。やはり昨今のマスメディアでの取り上げは、鉄道模型市場の拡大にかなり影響しているとみるべきだろう。各社のブースは例年どうり、とりたててどうこう言うことはないが、DDFで16番用のレイアウトパーツ発売のアナウンスが。これって、鉄道博物館のヤツを受注した関係で作ったヤツなのかな。

7月24日(火)

今度は、広い側の整備。こっちはいろいろ仕掛けがあるので、順序を考えないと、とんでもなく手間がかかってしまうコトにもなりかねない。まずは、道路工事。ぼくのジオラマでは定番となっている、フォルマー社製の「舗装路面テープ」と、ICテープの白を利用して、またたく間に工事終了。ついで、カトーのN用パーツを利用して、線路脇に、連動テコ用の側溝を設置。以上を受けて、広い側でも、おもむろにターフ撒きを開始。時間はかかるものの、着々と進行中。

7月23日(月)

今週は、朝、夜の二交代制(笑)で、乾燥時間を有効に活用しつつ、造園業にいそしむ。ということで、ターフ撒き開始。朝の出勤前の時間は、絶対時間が限られるので、そんなに大面積は撒き切れない。ということで、独立して区切られた小面積づつ撒いてゆく。朝晩で、「線路の向こう側」というか、狭い側は、基本的な地面が完成。このペースで行けば、余裕を持ってカタチになりそう。多少細かい部分も、手を入れる時間がとれそうだ。

7月22日(日)

この週末も、あんまり天気が良くないので、これ幸いとモジュール造りに精を出す。商店が並ぶ道路沿いの、建物の基礎の部分。既にある駅舎のモジュールの地盤とつながる、盛り土の部分、と、土木工事が必要な部分を一気に作り上げる。地盤に細かい段差がつくと、未塗装ながら、ベニア平原とは違い、だいぶイメージが湧いてくる。白一色や、素材のままの色でも、地形がつくと建築模型が活き活きしてくるようなものか。ボンドが乾くのをまって、いよいよ「造園業者」のお出まし。基本的に、「ウッドランド・シーニックス純正工法」なので、まずはアンダーコートの塗装。これを塗るだけでも、ずいぶん感じがでてくる。「造園」は楽しいのだが、塗料や接着剤が乾くまで、半日以上かかるのが難といえば難。今日はここまで。

7月21日(土)

今週は、星占いのめぐりがスゴいよかったのに、特にラッキーなことがないな、と思っていたら、後半になって大物が次々と引っかかってきた。偶然覗いた店で、バカ安な出物に出会ったとおもったら、次の日には、ついに手に入れちゃいましたよ。PEMPのC623号機、ニセコ仕様。ニセコ仕様の2号機を手に入れて、これはラッキーとおもっていたが、やはり欲しくなる3号機。なんせワンロット30台なので、チャンスは皆無ではないが、そう簡単にはないだろう、と思っていたのだが、出るときは出てくるもの。安くはなかった(高くもなかった)が、文句なしにGET。占いは、大当たり。大ラッキーじゃん。もう20年近く前の製品だけど、やっぱりよくできてる。制作者のコダワリが乗り移ったかのような、ある種の「妖気」が漂っているし。それにしても、北海道型のカマの写真は、白バックでボカすと、それだけでけっこう感じが出てくるからなあ。

7月20日(金)

昼過ぎの上野駅なんて、ほとんど行かないのだが、たまたま用事があったので地平ホームを覗くと、なんと新聞の夕刊の積み込みをしてるじゃないの。列車は、13時40分発の前橋行き。上野より一輌を、荷物専用車としている。両国発の房総方面への夕刊の発送は有名だが、高崎線方面にも残っていた、とは知らなかった。まあ、道路事情を考えれば、残っていてもおかしくはないのだが、あまり情報がなかったので、けっこう新鮮。

7月19日(木)

話題の、講談社刊「週刊 昭和の鉄道模型をつくる」創刊。それにしても、スゴいプロモーション。中央紙各紙に、全15段を打つだけでなく、なんとTVスポットも。書店でも、レジ脇平積み扱いで、かなりの入れ込み。これだけのキャンペーンをかけるということは、版元は万単位、それも真ん中ぐらいの数字を狙っているはずだが、はて、どのくらい売れるのだろうか。読者が、1%の歩留まりで、模型店に足を運ぶようになったとしても、市場の拡大という意味では、かなりの影響力になるだろうな。中身的には、トミーテックの街コレ、鉄コレの再版品なのだが、これが大量に中古模型店や食玩屋に出てきそうな予感。さて、結果は。

7月18日(水)

駆け込みで、「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作り。写真は先月に続いて、1974年のヨーロッパ旅行のときのカットから選ぶことにして、すでにスキャンしてあったのだが、なんせ考証ができない。ヨーロッパでも東欧・中欧なら結構イケるが、スイス・フランス・イギリスは興味の対象外。まあ、あえて対象外の地域を選んだんだけど、こりゃ困った。そこで、ハタと考えて、このシリーズ初のゲストをお呼びして、解説をお願いした次第。まあ、どうこういうよりそのページを見てくださいな。

7月16日(火)

天賞堂の3Fのウィンドウに、16番プラ製9600の試作品が登場。もしかすると、連休中からあったのかもしれないが、ぼくははじめてみた。2つ目の倶知安仕様。まあ、できそのものは、今までのプラ製シリーズとほぼ同じ。作りやクオリティーという意味では、良いところも悪いところも踏襲している感じ。とはいえ、特有のヘロヘロっとした感じが、北海道の9600らしい雰囲気とマッチしているのには、思わず苦笑。しかし9600なら、C62と意味合いも違うんだから、ちゃんと1/80で出してもよかったのでは、と思うのだが。

7月16日(月・祝)

モジュールの製作も、いよいよ地面の下地作りに入る。まずは、狭い側の線路脇と、神社の丘が対象。地面の材料は、面積や傾斜によって、地盤ごと作るプラスター系、発泡スチロールやベニアといった地盤材そのまま、地盤材をサポートする紙粘土系、の使いわけなのだが、今回は基本的に平坦に近いので、地盤材そのままか、紙粘土で段差を埋める程度。どうせ、ターフかフォーリッジで覆ってしまうので、これで問題なし。続いて、線路とバラストの塗装。早く、一通り地面が何かで被われるトコロまで持っていかないと。

7月15日(日)

ガキからせがまれていたので、台風接近中ならすいているだろうとの予測から、昨日より公開の、ポケモン映画の新作を見に行く。渋谷は、劇場がシネタワーで、駅から濡れずに行けることもあるのか、けっこう客は入っている。それはさておき、本日の作業は、丘の芯の製作。丘の上に神社をおきたいのだが、スペースの関係からリアルな地形は作り難い。ということで、ここはマンガと割り切って、ウケ狙いで行くことにする。乞う、ご期待。で、ここまできたので、ストラクチャとか「上部構造」の配置を見るべく、ラフにならべてイメージをチェック。まあ、まだ修正可能なので、もうちょっと様子を見てみよう。

7月14日(土)

雨が強くなる前に、東急ハンズに買出し。今回の一連のモジュールでは、路盤の厚み9mmを三枚におろし、0mm、3mm、6mm、9mmと、地盤の標高を4段に設定し、限られた中でもメリハリをつけているので、それにあわせて、部分ごとのレベルを決め、それにあわせてベニアを切り抜いてもらう。階段一段分とか、歩道の段差とか、実世界では、このぐらいの差がけっこうみられるので、うまく使うと立体感が出る。買って帰り、モジュールに装着。まだベニアの大地ではあるが、イメージは大分感じがでてきた。

7月13日(金)

この連休は、台風4号が来襲するらしい。晴れたら、夏休みの下準備とおもっていたのだが、計画変更。台風で家にいるのなら、モジュールの製作のほうに重点をかける方向にシーナリー関係は、とにかく「乾燥時間」がクリティカル・パスになるので、少しづつでも進めないと。ということで、残りのバラスト撒き。ポイント部分は手間がかかるのだが、なんとか今日中に撒きおわる。ここができれば、あとはほとんど「地面」なので、時間はかかるが、気は楽になる。

7月12日(木)

トミックスのキハ20系が、店頭に出荷。最近の製品らしく、かなりいい出来だが、それを取り出していた某店の店員。すでにウインドウに並んでいた、カトーのキハ20系と比べて曰く、「ずいぶん違うんですね」。それを聞いていた、先輩の店員曰く、「30年前の製品だからね」。確かに、30年前の駆動系を考えれば、スケール通りに出来ないことは確かだが、それは30年前から周知の事実だったと思うけどねえ。デフォルメなし、上回りはジャスト1/150って、実現するまでには、それなりに歴史の積み重ねがあったワケで。

7月11日(水)

人々の話題にのぼる前に、一度見ておかなくては、ということで、両国の江戸東京博物館ではじまった、「大鉄道博覧会」へ。詳しくは、別掲のレビューの方を見ていただくとして、マニア的な感想。昨今よく出版される、「鉄道旅モノ」のムックのように、基本的には一般向けなので、特にこれといった目玉があるワケではないが、斯界の錚々たる面々がバックアップしているので、内容的には濃い趣味人が見ても問題や破綻はなく、その点はじっくりと楽しめる。評価できるのは、模型展示として、OJの車輌を、それも編成単位でかなり揃えた点。やはり16番やHOでは、展覧会の場ではちょっと押し出しが弱い。その点、何とか単体でも見れるOJを、編成で見せるというのは、これは中々の迫力。まあ、その分、普通の家の中ではつなげない代物でもあるのだが。

7月10日(火)

オフィスフロアの引っ越しがあるので、会社のロッカーやキャビネットの中を整理しなくてはならない。すると、私物の「鉄」なモノが、出るは出るは。要は、天4で昼休みとかに購入したものの、諸般の事情でその日に持って帰れなかったモノが、溜り溜った結果。「持ち帰りにくいモノ」だっただけのことはあり、ジオラマや展示台、線路、セットもの、写真集といった大物ばかり。けっきょく、このためだけに、一度クルマで運ぶばなくてはならないハメに。まあ、ラッキーにも持ち帰るチャンスがあってよかった、ともいえるのだが。

7月9日(月)

天賞堂3Fに、16番カンタムサウンドDD51の見本が登場。確かに、日本型ディーゼルの音というのは、新鮮と言えば新鮮だし、それなりにインパクトはある。まあ、試走線路をの上では、ちゃんといいタイミングで変速機の転換をするのか、とか、力行からノッチオフするところはどうなっているのかとか、一番聴きたいところは聴けないので、総合評価はおあずけ。そっちはいいのだが、車輌そのもののできについては、16番のDD51といえば、カトー製という、安くてよくできたリファレンスがあるので、どうしてもそれと比べたくなるのだが(以下省略)。

7月8日(日)

ごたごたも、やっと一段落する気配が見えてきたので、モジュールのシナリー製作を改めて開始。その前に、分岐部分にTortoiseの取り付け。それぞれ、20m級の車輌でも1輌留置できるので、当日車輌を一時的に引き上げるのに利用しようということで、ダミーではなく、稼動させることになったため。で、作業はバラスト撒きから、ポイントが多いモジュールのバラスト撒きは、けっこう気を使うし、手間もかかる。可動部分をマスキングした上で、少しづつ撒く。本日は、片方のモジュールに撒き終わるところまで。

7月7日(土)

朝日新聞の朝刊を読んでいると、「新「お召し列車」お目見え 秋以降に運用開始」なる記事。電車ベースで、一般の特別列車にも利用可能な新御召編成を製作中ということは知っていたのだが、その後ほとんど趣味誌にも情報が出ていなかったので、これはびっくり。どうやら、大宮駅で直接撮影したようで、朝日に多い「鉄っちゃん記者」の仕業か。それにしても、東急車輛製造(これも記事中にあり)というのも、なかなか興味をそそられるところ。新一号編成のみならず、クロ157もこれにて御役御免ということですな。さて、61号はどうなるのでしょうか。

7月6日(金)

「ゆりかもめ」に乗るとなると、仕事と会社の位置の関係から、新橋から国際展示場正門まで、というのがほとんどだが、豊洲から有楽町線方面に乗り換えて行くところがあったので、はじめて有明-豊洲間を乗車。国際展示場正門でガラガラになるので、案の定、正面の「展望席」に着席可。しかし、この区間にある「市場前」なる駅の衝撃。駅の廻り1km四方にあるのは、空き地と資材置き場だけ。ヒトの気配が全然ない。これって、いわゆる「秘境駅」じゃないの。23区内に、こんな駅があるなんて。自動運転の制御の関係で、開通時から駅にしているのかも知れないけど、こりゃスゴい。果たして、一日の乗降人員数は?

7月5日(木)

友人の知り合いのアーティスト作品なのだが、自作のフィギュアと家具や家のミニチュアを屋外に持ち出し、自然光の下でアレンジして、ストーリーのある写真を撮り、作品としたモノを見るチャンスがあった。が、これってなんか、ぼくの模型の嗜好と極めて近い感じ。もちろん、ルック・アンド・フィールというか、画風は違うのだが、発想というか、モチベーションというか、なんかスゴい親しみを感じた。まあ、こういうのもあり、ということでは、俄然勇気付けられる感じもする。

7月4日(水)

昨日のJR東日本・定例記者発表で、山形新幹線の400系を、E3系ベースの新車に置き換えと発表。日経をはじめ、今朝のメディアにパブリシティー記事が出ていた。確かに、この7月で開通から15年経ったし、そういう意味では、新幹線では耐用年数に来ているだけでなく、旧世代のシステムがベースなので、時期的にはそんなものなんだろう。まあ福島までなら、将来の360を睨まなくても、現状の240を275にあげるだけでも、充分メリットがあるだろうし。それにしても、さすがにJR東。キャッシュフローが潤沢だこと。103のお古まで買ってしまう西なんかとは、全然違うよね。

7月3日(火)

天の2階、ストラクチャー・シーナリー用品売り場が、最近妙に充実中。あらたな製品が、ドンドン入ってきている。ウォルサーズの「生カタログ」になっているのは前からだが、日本製のジオラマ・レイアウト用品もこのところ増えている。一時一掃したはずの、ヒルマ製ストラクチャキットも、また新しいのが入ってきているし。こちら的には、ワリとこの手のモノへの需要はあるので結構なのだが、大手の模型店にとっては、レイアウト用品方面に手を出すのは、昔から鬼門という説もあるし。

7月2日(月)

東海道・山陽新幹線ダイヤ改正、N700運転開始のニュースは、けっこうパブリシティーが効いていて、昨日から各メディアでよく目にした。品川-新大阪間2時間10分台、というのもかなりのインパクトだが、実は品川-名古屋間1時間20分台、のほうが体感上の速さが実感されるのでは。当然、線型の悪い東名間のほうが、振子効果も高いワケだし。しかし、時間もさることながら、アクティブサスと加減速の低減による乗り心地の変化のほうが気になるところではある。

7月1日(日)

「造り酒屋」と「タバコ屋」で、記念撮影。なんか、こういう古い和風の建築って、ピーカンだと感じが出ず、日が翳ってたりとか、うす曇りとかのほうが雰囲気が出ると思うのはなぜでしょうか。そういえば、最近ストラクチャ作ってなかったな、と、改めて実感。ところで、いつも思うのだが、こういう、建物と人物とクルマだけ出てきて、鉄道車輌の出てこない楽しみ方って、「鉄道模型」なんでしょうか、それともプラモとかのほうの「ジオラマ」なんどでしょうか。とはいえ、一般民間人には、こういうほうがウケがよく、理解もされやすいんだよね。ということは、「鉄道模型」じゃないのかな(虐)。


(c)2007 FUJII Yoshihiko


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