hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2011年7月-




7月31日(日)

地下鉄は、固有のインフラに規定されてしまう部分が多いので、独自の個性を残しているが、一般の通勤・郊外電車では、このところ特にグローバル化が進んでいる。イギリスの電車は、かつては歴史的に独自な世界があったのだが、上下分離で民営化されてからは、「普通の電車」が幅を利かせるようになってしまった。ということで、タワーゲートウェイ駅からDLRに乗ろうとしたとき、脇のNR線をフェンチャーチストリート駅に進入しようとしている、c2cの電車。よく見ると後方に発車したばかりの下り列車もチラッと見えている。まあ、ガニマタ感がイギリスらしいといえばそうなのだが、昔に比べればあまり個性がなくなってしまったのも確かだ。

 

7月30日(土)

今回の旅程は、ガキの要望優先なので、通常の観光ではあまり回らないところもけっこう見に行く。そんなところの一つが、ロンドンの自然史博物館と科学博物館だ。この博物館、サウスケンジントンのところに接して立地しており、ちょうど、上野の東京科学博物館の本館と新館のような感じである。もちろん、こちらのほうが圧倒的にデカいが。科学博物館のほうには、イギリスの技術史を飾る産業文化財が展示されているが、その中にロケット号の「ホンモノ」があった。かなり崩壊しているが、特に修復せずそのまま展示している。ロケット号はレプリカが多いので有名だが、使い込まれて薄くなったタイヤなど、ホンモノならではの存在感は感じられる。キレイに修復するのがイギリス流なので、これはこれで意図的にやっていることなのだろう。

 

7月29日(金)

実は、この7月28日から8月4日までは、子供との約束を果すべく、ロンドンとパリへ旅行に行っていた。ということで、旅行中は鉄分が薄いのだが、ヨーロッパなので、それなりに鉄道を垣間見る機会もあったので、そんな話題にお付き合いを。ロンドンもパリも、街の中の移動なら地下鉄が圧倒的に便利。さて、ちょうど車輌の端に乗ったら見えた、転落防止幌の構造。極端な急カーブがあるので、伸縮性のあるもので、車輌の間をみっちりと塞ぐ必要がある。要は、防止板をゴムひもで上下から吊っているだけなのだが、コレがけっこう機能している。急カーブということを考えると、模型の全周ホロとかに使えるかも。

 

7月28日(木)

水曜の昼過ぎに天4を覗くと、商品整理のため13時〜16時は一時閉店で、16時から再開とのこと。どうやら、至急換金が必要なお客さんが、大量に持ち込んできたらしい。緊急対応とはいっても、ちゃんと16時にはお客さんが並ぶのは、最近のエバグリらしいところ。でも、せいぜい2〜30人ぐらいか。夕方には来るかもしれないが。出てくるタマは、予想通りぼくとしては芸風外で、古めの天賞堂製の電気機関車と、カツミ・エンドウのハコモノ。それなりに皆さん、ワンセットぐらいづつは購入している模様。まあ、金曜の午前には、売リ切れるのでしょうが。

7月27日(水)

久しぶりに東横線に乗ると、急行停車駅10輌対応化工事が、ずいぶんと進んでいる。特に、複々線化区間は、全て渋谷側に2輌分延長で、かなり進捗している。まあ、複々線化時に、10輌編成化は「織り込み済み」ということなのだろうが、ちゃんとスペースが取ってあれば、こういうのはそんなに手間はかからない。世田谷線の、「一晩で沿線全ホームかさ上げ」ってのもあったし。それなら、最初から10輌対応で作っておけばよかったような気もするのだが。ということで、武蔵小杉での撮影。なんか、最近はこういうトピックスが多いような気も。

 

7月26日(火)

そういえば、松屋の「鉄道模型ショー」も、いつの間にか終わっていた。ちょっと足を伸ばせば覗けるので、毎年、一応「視察」はしていたのだが、今回はなんか時間が取れない。さすがに、場所的には近いモノの、天4の出物をチェックするのとは違い、一通り見て廻ると、それなりに時間がかかるだけに、まとまった時間が取れないと見れないのだ。そういう意味では、細切れの時間は取れるが、まとまった時間が取れない忙しさなんだろう。まあ、見なくても、それはそれで済む話だけどね。

7月25日(月)

それにしても、中国高速鉄道事故の話題は、3日目になっても尽きることなく、ますます広がっている感じ。まあ、そもそも「中国ネタ」って、話題にしやすいし、自分で尾ひれつけてくれたりするので、ネタとしては事欠かないんだよね。事故の発端は落雷によるシステム故障ということだが、普通、安全装置ってフェイルセーフで、壊れると止まっちゃうようにできてると思うんだけどね。真空ブレーキの頃から、そうなってたし。もしかして、そもそもATSとかなくて、目視で運転してたんじゃないの。それなら豪雨で、停止していた前の列車が見えずにぶつかった、ってコトもあり得るけど。

7月24日(日)

23日20時50分頃、中国浙江省温州付近で、落雷で停車中の杭州発福州行きD3115列車に、北京南発福州行きD301列車が追突し、脱線の上、高架線から落下するという事故が発生。死者35人、負傷者210人という大事故になった。話題の中国新幹線「和諧号」同士の事故であり、中国人も良識あるヒトは、中国高鉄には恐くて乗れないといわれていただけに、起こるべくして起こった事故が、思いの外早く起こってしまったということか。ところで、追突されたD3115列車はCRH1、追突して脱線落下したD301列車はCRH2(それも例の寝台仕様のヤツのようだ)で、テレビニュースで見る限りは、追突してそのままCRH1のノーズに乗り上げ、ジャンプ台のようになって落下したようだ。CRH1の最後尾車輌はかなり潰れてしまっているが、転落したCRH2の先頭車と2輌目、宙吊りになった3輌目は、躯体についてはほぼ原型をとどめている。先頭部を切り離して救出しているシーンが出てきたが、クラッシュしてはいない。図らずも、ダブルスキン構造の新幹線車輌の構造的強さが実証されてしまったような結果になったのは、微妙な感じ。まあ、線路方向のパイプを束ねたような構造なので、それなりに折れ曲がりには強いとは思うが、これはヨーロッパ方面では評価されるかもしれない。でも、中国製のヤツなので、格好だけはそっくりでも、実はアルミじゃなくて鋼製だったりして。

7月23日(土)

いつもHOMPでは、国際鉄道模型コンベンション参加の際は、会員の松村さんの本職の関係で持っているレーザー水準器で、モジュール同士のレベルあわせをするのだが、今年は松村さんが忙しくて参加できないので、どうしたものかと思っていたら、東急ハンズで民生用のレーザー水準器を発見。アナログの気泡管で水平を出し、そこからレーザーで水平基準線を照射するヤツなのだが、とにかく安い。まあ、気泡管とレーザーポインタの組合せみたいなものなので、そんなものなのだろうが、それでもあるだけけっこう役に立ちそう。丁度ポイントを引き換えた商品券があったので、それで購入できたのも、なんかうれしいかも。。

7月22日(金)

今朝乗った地下鉄の車輌が、偶然LED照明のテスト車輌。このところ、駅構内や車内では、節電・節照明の暗さに慣れてしまっていただけに、なんか、びっくりするほどの明るさ。確か、蛍光灯をフルに点灯したときより、ちょっと冷たく暗い感じがしたと思ったのだが、人間の感覚というのは、それにしても相対的なものだなあ。多分LEDでフルの方が、蛍光灯で減光したよりも、さらに節電なんだよね。まあ、「節電してます感」は、低いかもしれないけど。

7月21日(木)

中国でオンエアされる予定のTVアニメ「高鉄侠」が、日本のアニメ「超特急ヒカリアン」のモロパクりというのが、中国のインターネットでも話題になっている。もちろんヒカリアン自体が、新幹線などをモチーフにデフォルメしたトランスフォーマー的なキャラクタ玩具を主人公にしたアニメだし、オリジナルにもE2系のキャラはあるので、CRH2「和諧号」なら、塗り替えで済んでしまうのは仕方ない。しかし、問題になっているのは、そのストーリーまで完全パクりというところ。公開された「飯団大戦」は、ヒカリアンの「おにぎり大作戦」と、ストーリーも構図もほとんど同じという怪作。さしもの中国でも、コレはやりすぎという声が上がっているという。なぜか、中国ではハードというか「物体」のコピーには極めて寛容だが、ソフト・コンテンツでのコンテキストの盗用には、それなりに反応するようだ。そういえば、「そのままの君でいて」と「2010等上海」の問題も、けっきょく「アカン」になったし。

7月20日(水)

大関魁皇が引退。史上最多の1047勝、大関在位65場所など、数々の新記録を打ちたて、燃え尽きたような引退であったが、その存在感は長くファンの心に残るだろう。しかし、鉄道ファンとしてはそれ以上に、「特急の愛称になった力士」として、長く記憶に残るのではないか。博多-直方間の特急「かいおう」は、いかにご当地でファンが多いといっても、かなりドラスティックなネーミングだった。まあ、こっちのほうは、まだ現役継続なのだろうが。

7月19日(火)

趣味誌の店頭発売日。とはいえ、昼過ぎの銀座では、TMS、RMMはまだ到着せず。その他は、入荷済み。ファン誌は通常でも一日早いが、週末にはすでに入荷していた模様。それにしても、DTP化が進んでからの、印刷作業のスピードアップには、目を見張るモノがある。それでもジリ貧状態はいかんともしがたいというのだから、ホントに出版業界は踏んだり蹴ったりだよなあ。

7月18日(祝・月)

ということで、鉄分のほとんどない連休。とにかく、暑くて何もやる気が出ない。で、九段下駅で乗り換えると、なんとこの駅、地下鉄駅にしては珍しく、形式写真が撮れるじゃないの。開鑿工法とシールド工法の継ぎ目なので、縦坑があったところらしく、線路の間に柱がない。おまけに足回りまで見通せる。構造的に、公式側(なんて電車にあるのかな)を撮ろうとすると、見返りショットになってしまうんだけどね。

 

7月17日(日)

ものの本を読んでいたら、震災後の東北新幹線の復旧工事で、京浜急行と西鉄が標準軌の軌道検査車を提供し、早期の完成に貢献したという話が載っていた。しかしこの話題、趣味誌関係でも、趣味人のBlogとかでも、全然出てない。新幹線の線路上を、民鉄の車輌(機械扱いかもしれないが)が走るというのは、かつて東海道新幹線開通前に阪急京都線が、先に完成した新幹線の線路を借りて高架化工事を行ったというのが、未だに話題になるぐらいで、けっこう大きなネタだとおもうのだが。一応記録として載せておこう。

7月16日(土)

3連休一日目、だが、いろいろやらなきゃイケない用事があって、レジャーとか行けない。まあこの暑さだと、やれることも限られてしまうが。ところで、最近鉄道レトロブームで、いろいろな鉄道写真を掘り起こして出版するのがブームになっている。ある意味、観賞に値する写真は、有料の出版物化も可能な状況にあるということだろうが、そうでない写真でも、鉄道趣味者としては貴重なものも多い。そういうモノこそ、インターネット上でデータベース化すべきではないのだろうか。Blogとかでアップロードしているヒトもいるが、Blogは情報の構造がフロー形なので、資料として使うのには向いていない。クラウドのサーバーに、みんなが勝手にアップロードして、ボランティア的に運営すれば、捨てコマに写っていたり、記念写真の一部に偶然写っているなんてのも含めて、けっこう貴重なデータベースになるんじゃないのかな。

7月15日(金)

ネタとしては、次はこいつだろうといわれていたし、塗り替え作業に入っているというウワサもちらちら流れていた185系オリジナル塗装の斜めストライプ。ついに、出場・試運転の様子が捕捉され、その写真もけっこうアップロードされている。登場時から、けっして派手ではなく、どちらかというと当時の特急の地位低下をうけた「遜色特急」という感じだっただけに、やっと光が当たってきたかな、という感じもする。いっそのこと、「ウソ電」ついでに、国鉄特急色塗装をやっちゃったら。

7月14日(木)

クールビズで、どんなシャツを着ていこうか、毎日迷っている分、それに向きそうなシャツを見ると買ってしまう。今日は、ふと見つけて気に入った、昭和30年代を思わせるレトロな麻シャツ。そう、ぼくが小学生の頃は、オフィスにエアコンがない分、勤め人も麻の開襟シャツとか夏は着ていたのだ。当時を思い出すと、73系の旧型電車で電車通学。車内はエアコンがないだけでなく、ピーク時の混み方も今よりずっとヒドかった。車内は、明らかに今より混んでいて暑かった。そう思うと、日本のビジネスファッションって、オフィス環境も整い、中年男性のファッション意識も高まってきた、バブルに向かう1980年代以降の「常識」でしかないことを、あらためて思い出してしまった。しかし、中央・総武線緩行では、中野電車区持ちの編成は全車輌73系だが、津田沼電車区持ちの編成には、クハ55など、戦前型の3扉車が1〜2輌混じっているのがあったし、中にはクハ16なんて17m級のヤツが入っている編成もあった。コレがまたひときわ混むんだが、乗りたかったんだよね。

7月13日(水)

インターネット上で、自分で撮った各線の前面展望映像を公開している方が、何人もおられる。ふと思い立って、昔、蒸気機関車を撮りに行った「撮影地」が今どうなっているかを見てみた。一番大きいのは、駅や街が大きく変わっちゃった点。駅は一様に縮小、街は建て替ってキレイに鳴るか、寂れてしまうかのどちらかで、これは年月の経過を感じるところ。風景については、高速道路とかができているところもあるが、概ね「山河の様子」はあまり変わっていない。まあ、そりゃそうだ。しいていうなら、草木が圧倒的に繁茂していること。これは、年月の経過というより、国鉄時代と違って、沿線の刈り込みをやらなくなったことも大きいのではないか。まあ、末期に蒸気が走っていたような日本の田舎の景色というのは、そう変わりようがないというところか。

7月12日(火)

ポポンデッタがUCCとのコラボで、有楽町に出店するSLカフェ「Cafe&Bar STEAM LOCOMOTIVE」。松屋のイベントを意識したらしく15日開店だが、本日より関係者向けプレ・オープンとのこと。幸いご招待をいただいたので、昼休みに足を伸ばして訪ねてみた。立地も、有楽町駅改札口のすぐ向かい、新有楽町ビル一階正面入口を入ってすぐのところ。これなら、鉄でない一般のオヤジも入れるだろう。社長ともお話したが、昨日の東洋経済のように鉄道ムックブームが続いている一方、旧来の趣味誌出版社はけっこう辛い経営状態になっていることが象徴するように、昨今の「鉄道ブーム」は、「鉄」な若者ではなく、昭和レトロの一般中高年層が支えている。ある意味、周りは熱いが中は冷めている、「アイスのてんぷら」みたいな状態なのだ。鉄道ブームを趣味界にまで呼び込むには、この両者を結びつける存在が不可欠だが、こういう店がウマく廻ってくれるようになれば、そのミッシングリンクが埋まるかもしれない。さて、売り物のコーヒーは、ストーリーに合わせて、最近では珍しい深煎りで、これはこれで個性がはっきりしていていいんじゃないの。ということで、店内の写真。ちゃんと社長の許可も取っての掲載です。

 

7月11日(月)

ちょっと前に出た、週刊東洋経済臨時増刊「鉄道完全解明2011」。例によって、週刊東洋経済の鉄道特集号の記事を独立したムック化したもの。こう、何度も同じ手が通じるということは、けっこう売れているんだろうなあ。とはいうものの、今回新たに付け加えた特集が、「東日本大震災の被害と鉄道」というテーマ。偶然の便乗企画ではあるが、これはこれで資料としてよくまとまっている。味付けを変えれば、二匹目、三匹目も充分あるということか。

7月10日(日)

やっと午前中晴れた休日、おまけに時間もとれたので、ニコンS用レンズアダプタを使用した撮影。しかし、これがけっこう苦労する。昔のレンジファインダ用レンズなので、最低合焦距離がけっこう長い。望遠系は、事実上接写は無理。35mmf3.5しか使えなかったが、これも最低距離が約1m。けっきょく、少しトリミングを掛けなくては、「お立ち台」のアップを撮れない。描写はなるほど昔のニッコールらしい生真面目さだが、これまた昔のレンズらしく、絞り込みすぎると、回折で画質が落ちてしまう。ということで、これは接写には向きませんなあ。

 

7月9日(土)

早くも梅雨明け。まあ、梅雨だなんだって、昔ながらの季節感がなくなっちゃった以上、そういう「名前」はどうでもいいのだが。で、書店で「初公開写真でよみがえる昭和の鉄道」なるムックを見つける。どうやら、武蔵工大鉄研の大OBの皆さんを中心にした本だが、鉄道の写真というより、鉄道の周辺の生活感を写した写真を集めた写真集なのだ。確かに、これは私的写真で、こういうご時世にならなくては「公開」されないものだとは思うが、なかなかターゲットが見えてこない。とはいうものの、「昭和のジオラマ」を作る人にとっては、昭和30年代の街角・風俗の記録として、なかなか貴重な資料とはなっている。そこまで狙ったのならスゴいが、それじゃあまり売れないとは思うけど。

7月8日(金)

通るたびに、進捗状況を記録している、東京上野短絡線工事。気がつくと、次々と新幹線上の橋脚が立っており、手つかずはいよいよあと一本。それも、間もなく桁がボルトオンされそうな感じになっている。東京駅よりで、引き上げ線になっていたところも、外側線の工事が終わり、内側線の工事に移っていた。かえって勾配部のラーメン桁のほうが、進捗が悪い感じになってきたみたい。。

7月7日(木)

今月の「記憶の中の鉄道風景」コンテンツ作成。今月も「先史遺跡発掘」シリーズの、1968年8月の千葉。今回は、上総一ノ宮駅付近。1968年の千葉だけでたっぷり4回分あるので、ネタには困らず、段々リリースが早くなってしまう。ということで、今月は7日。なんか、車輌でないものが増えてるけど、まあ「鉄道風景」だからね。。

7月6日(水)

案内があったし、ちょうどそちら方面を通る用事もあったので、クマタ貿易のサマーセールを覗いてみる。けっこう大々的に打ち上げていた分、けっこうなヒトの入り。あのショールームがここまで混んでいるのを見るのは、久しぶりという感じもする。とはいえ、一部の在庫整理等を除くと、在庫そのものは一緒なので、安くなっているのは確かだが、魅力は今ひとつ。昔は、在庫品とかけっこう面白いのがあったけど、けっきょく全部売れちゃったということでしょうね。

7月5日(火)

ジャンク中古品の山の中に、ほぼ新品状態のドレメル・モーターツールの出物を発見。特に、付属品は未使用。それが、新品のカッターやホイール2・3個分の値段というのだから、コレはおいしい。ちょっと古いタイプのヤツだが、この方が昔買えなかった分、なんかご利益がある感じ。モーターツールは、刃の付け替えが最も面倒なので、複数台あればそのメリットも大きいだけに、安く手に入るというのはありがたい。まあ、工作をしないヒトには関係ない世界かもしれないが。

7月4日(月)

先週、ふと思い立ってケータイをスマートフォンにしてみた。アンドロイドなので、iPhoneとは違い、いろいろカストマイズすると、それなりに使いやすくなってきた。で、昨日外出したときに、カメラのテストショット。レンズの収差とか、絶対的な機能はさておき、一般的なケータイのカメラよりは使いやすい。特に、レンズと画面の関係が、一般のデジカメ同様にリニアなのはいい。その場で、クラウドのサーバにすぐ入れられるし。これが取ったまま、画素数だけ減らした状態。この場所知っているヒトならわかるだろうが、レンズが小さいので、およそどんな金網もかいくぐれるところも優れもの。

 

7月3日(日)

群馬デスティネーションキャンペーンが始まって、昨日はみなさんお待ちかねの、動態保存蒸気3輌揃い踏み。故障していたD51498号機も復活したが、久々の標準デフ、標準煙突に復帰。C61・C57重連牽引の水上行きと、D51牽引の横川行きの同時発車のシーンは、流石に各紙とも記事にしていた。大型蒸気3輌は流石に迫力があるが、こうやってみると、なんか模型っぽい感じもするなあ。

7月2日(土)

この週末は、微妙に雨が降らずに済みそうな感じなので、昨晩から千葉に来る。夜は小雨が降ったが、朝には晴れたので、満を持して草刈。あまりの湿度の高さに、熱射病が危険なので、午前中で一通り済んだところで、今日は打ち止め。そのまま帰ってきたので、けっこう時間がある。ということで、今回は、国鉄時代のDVDを早々に見る。その中でも羽鶴の1080は、末期の映像だが、専用線の記録という意味でも、けっこう密度が濃く、ジオラマ派にとっても見所が多いフッテージだ。

7月1日(金)

この週末に運転される、C61・C57・D51揃い踏みを前に、C61・C57重連牽引の試運転が行われた模様で、何人かの撮り鉄氏のBlogに、写真が早速アップロードされている。確かに、1750mm動輪のC型機の本線での重連運転というのは、いままでの保存運転ではなかっただけに、復活蒸気ファンが盛り上がるのもわからないではない。でもまあ、もともと定数に余裕がある状態なだけに、昔を知っているファンにとっては、「回送重連」みたいな感じに見えちゃうんだけどね。



(c)2011 FUJII Yoshihiko


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