hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2011年12月-




12月31日(土)

今年も今日で大晦日なのだが、ギリギリになってオークションで落札したモノが届く。乗工社が製作し、鉄研三田会内部で配布した、東横電鉄モハ510のキットを組み立てたもの。多少欠品があったが、手持ちのパーツですぐ修復。珍しく、大晦日付けでの増備となった。これで、2011年の車輛増加は31輌。2ヶ月に5台というのは、まあまあ例年並なペース。タマがあったような、なかったような、微妙な一年だったが、後半はけっこう持ち直したような気も。そんなこんなで、大晦日に工作するのも珍しい。では、よいお年を。

12月30日(金)

模型屋に寄れる時間があったので、けっきょくカトーのNゲージ、C623号機も購入。まあ、2号機を買ったときから想定内なんだけど(笑)。しかし、これはよくできていると思う。Nゲージの制約はあるものの、並べてみると、ちゃんと2号機、3号機とわかるモン。16番のスーパーディティールのヤツでも、特定番号になぜか似ていないのもあったことを考えると、これは歴史的な模型だね。話を聞くと、普段Nを買わない人もけっこう買っているようだし。まあ、ニセコ編成も買うんでしょうね。となると、マニ30(爆)。当時は、マニ34。エッチングキットとかだと、Nでも出てるのかな。

12月29日(木)

本日は、オフの中のオフの日というか、特に予定なくのんびり過ごせる日。今月はムック発売月なので、買ったおいた「国鉄時代」と「蒸気の時代」をやっと手に取る。なんか、どちらもけっこうネタに苦労している感じがするのは気のせいだろうか。まあ、この手の企画は、手持ちのネタを出していく順番がポイントになるので、波があるのは仕方ないところではあるが。

12月28日(水)

ほんとは、今日まで仕事なのだが、吉祥寺でライブをやるので一足早く冬休み入り。ということで、本日は一年の打ち上げという感じで、鉄分はなし。吉祥寺というと、ほんとに音楽関係でライブとかやるときしかこないが、井の頭線の駅改良工事も、来るたびに少しずつ進んでいる。駅の高架の部分は改築されたが、今度は駅ビルが取り壊された段階。出来上がるまでに何年かかるのだろうか。しかし、渋谷駅も中心部から離れる感じになるし、井の頭線というのは、なんとも微妙な存在だなあ。

12月27日(火)

このところ、模型がけっこう北海道づいているのだが、そうなると当然キハ56系も欲しいところ。ちょっと前までは、よく出物が出ていたのだが、そう思ってみると、あまり出てこないというのが世の常。まあ、出てこないものではないので、ゆったり待っていたらひとまず3輌出てきたよ。ということで、これはひとまず入手。それなりに、こつこつ集めましょうか。

12月26日(月)

最近はレモン社というと、μ3/4のマウントアダプタの方ばっかりという感じになっているが、久しぶりに覗いてみると、けっこう模型コーナーにタマが増えている。16番中心で、数こそあれ、特にこれというモノもないのだが、マツモト模型のダブルルーフ客車の完成ボディーがたくさん出ていたのが、ちょっと目に付いたかな。まあ、そういうご趣味の方からの放出ということなのだろうが。

12月25日(日)

「蔵出し」といえば、雑誌や書籍も破格で放出されることが多いので重宝しているが、最近では雑誌やムックのバックナンバーはかなり揃ったので、書籍系に手を出すことも多い。雑誌やムックについては、一応データベースを作ってあるので、何を持っているか一目瞭然だが、書籍はそういう整理をしていない。で、この頃マイナーな本をカブって買ってしまうということも時々ある。そろそろ書籍系もデータベース化しないとダメかなあ。

12月24日(土)

今年はクリスマスが、完全に週末の連休の中に入るという日のめぐり。デパ地下とか食品売り場はスゴい人手で、経済効果は大きそう。で、中古ジャンクの中から、かつてのタカラの食玩、「昭和の町並みミニモデル」シリーズが4つ出てるじゃないの。このシリーズ、12mmモジュールで、これをファザードに使って後ろの建物をスクラッチして、けっこういい感じにできたんだよね。その他、HOのミニカーや人形も多数。時々しかないけど、こういうのが出てくるとうれしいんだよね。

12月23日(祝・金)

連休の一部を利用して、今年最後の千葉。今回は、近くの日帰り温泉に入ってのんびりするという、完全リゾート感覚なので、久々にNを走らす。ゆっくり来るのが久しぶりなので、走らすのは2年ぶりか。抜本的な改良が必要なのだが、今回は在来線のエンドレスのみ線路を磨いて走らせられるようにして対応。というのも、この前入手した、カトーのC622号機を走らすのがメインだから。折りよく、ジャンクでアリイのスハ45系のバラが出ていたので、あっただけ6輌買ってきて、これを牽かすことに。しかし、これが今までのNの蒸気からは考えられないような、安定した走り。でも、全編成が楽々直線におさまるのって、やっぱりいいよね。

12月22日(木)

今月の「とれいん」誌は、なんと地下鉄特集。地下鉄というのは、模型界では長く「極北の地」と呼ばれ、ここまで来たらもうおしまいという究極のネタだったのだが。まあ、「とれいん」は模型誌でもあり実物誌でもあるという面を持っているし(実物では、地下鉄も決して極北ではない)、こと日本においては、地下鉄も相互乗り入れで地上と変わらない世界になっているので、それはそれで時代なのかもしれない。しかし、ぼくにとってもけっこう知らない情報があったというのは、やはりそれだけマイナーな世界ではあるのだろう。

12月21日(水)

本日より、JR東日本常磐線の原ノ町駅〜相馬駅間が運転再開。今回はコトがコトだけに、相馬〜亘理間の連絡バスを介して、他の路線と繋がっていない孤立線区での運転再開という、とても珍しいパターン。昭和初期の、まだ多くの路線が建設途中の段階では、孤立線区もあったようだが、国鉄〜JRでは、久しくなかったことでもある。いろいろな意味でコストがかかるはずだが、よく再開したというべきだろう。

12月20日(火)

先週の来年の3月17日ダイヤ改正に関する記者発表以来、寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」の廃止・臨時化と、小田急線の「あさぎり」の運転区間の短縮とMSE化が話題となっている。まあ、どちらも想定内というか、夜行列車の廃止は規定路線だし、小田急はバリアフリー化のためのハイデッカー廃止を進めていたしと、時間の問題ではあったのだが、この時期にあえて発表するというのは、またぞろ「さよならブーム」で盛り上げようという商魂が見え見え。まあ、最近のオタクの方々は、わかりやすいフックの方が釣られやすいという特徴を持っているので、そのほうが三方一両得ということなのかもしれないが。

12月19日(月)

北朝鮮の金正日総書記が死亡との発表。報道によると、特別列車の中で亡くなったという。金総書記は、ロシア国内も、中国国内も列車で移動するというくらい、けっこう「乗り鉄」だったようだが、「列車の中で死ぬ」というのは、スケベオヤジにとっての「腹上死」と同じように、「鉄」な人にとっては一つの理想的な死に方という気もする。

12月18日(日)

今年最後のJAM理事会。12月中に、事務局事務所も池袋に移転するので、落合の事務局での最後の理事会。この2年間、いろいろな意味で次の10年に向けた改革を目指してきたが、これにて名実ともに旧体制を脱した感。来年からは、満を持して新たな体制、新たな事業をスタートさせますので、ご期待いただくとともに、これからは、コンベンションおMP出展者自身が、JAMを支え運営してゆく体制を目指しますので、皆様のJAM活動への積極的な参加をお願いします。

12月17日(土)

昔の実家の近くに行ったら、中学・高校生ぐらいの時お世話になった書店が残っていた。なつかしいので覗いてみたら、書棚に中公新書1948宇田賢吉著「電車の運転」なる本が。ちょっと前の本だが、出たのは知らなかった。内容的には、電車というものの、鉄道業務に関わる理論や技術などを幅広く網羅したもの。さすがに趣味人を40年以上やっていると、項目としては知らないものはないのだが、うろ覚えだったり、正確に説明できなかったりすることが、極めてスッキリとロジカルに説明されているので、頭の中を整理してくれるような感じで、なかなか面白い。中・上級マニアでも、読んで損はない本だと思う。

12月16日(金)

このところの「蔵出し」で、けっこう貴重な資料が放出されているが、今日はとんでもないものを発見。「機関車表」が、RMの付録で発表されて以来、この手の趣味を進める上ではなくてはならなくなった沖田祐作さんの労作の一つ、「機関車製造台帳」の私製本が出てるじゃないの。蒸気機関車のみならず、EL、DLまで含め、大手の車輛製造会社以外の工場まで網羅したデータは、資料としても圧巻。まあ、模型収集家にはそんなにアピールしないのか、手に入ってよかった。

12月15日(木)

なんか、写真ニュース連発という感じだが、東急バス20周年記念塗装である、下馬営業所の旧観光バス塗装のヤツを、やっと撮影できた。家の近くの路線を走っているので、何度も見かけてはいるのだが、出会いざまではさすがに撮影できない。今日は、停留所に停車中のところだったので、やっと撮影。これ、最初見たときは、なんかの広告のラッピングかと思ったんだよね。

12月14日(水)

大江戸線に乗ろうとして、ホームで待っていると、やってきたのは試運転列車。なのだが、なんか塗装がちょっと違う。車内には、計測機器とケーブルの束。お、これは新車の12-600系ではないの。ということで、後撃ちで何とか押える。年に一回ぐらいは、こういうジャーナリスティックな報道もあったりするけど、なかなかであるモンじゃないからね。まあ、運とタイミングがよかったということで。

12月13日(火)

ひょんなことで見つけた、九段下の昭和館で行われている「写真にみる50年前の日本 よみがえる昭和の情景」を覗く。アマチュアカメラマンが捉えた昭和36〜37年のスナップだが、乗り物が好きな方と見えて、鉄道と自動車がからんだ写真ばかり。写真そのものは、当時のアマチュアのスナップっぽいほのぼのとしたものだが、それだけに、記憶の中にはあっても記録には残らないような情景ばかり。ジオラマ派には、資料としてもけっこう魅力的。つたない写真でも、時間が経てば記録としての価値が生まれるという、すばらしい例です。「記憶の中の鉄道風景」の、我田引水じゃないけど(笑)。詳しい感想は、「Gallery of the Week」で。

12月12日(月)

師走になると、妙な出物も出てくることが多いが、今日の4階はびっくり。5インチの乗用じゃないの。3.5インチの機関車までは見たことがあるけど、5インチの乗用台車が出てきたのは、ぼくとしてははじめて見た。それ以外にも、けっこう妙なモノが出ているが、これは月初めあたりからの続きなのかな。雑誌や書籍もいろいろ出ていたが、キネ旬の「蒸気機関車」の初期3年分ぐらいをまとめて購入。昭和42、43、44年というところで、探せば持っている号もあるとは思うが、安いし、状態もいいので買ってしまう。持っているヤツも、それはそれでなつかしいのでよしとするか。その他、レイアウト小物関係をいろいろ。とかいって、こういうのは、買うのはいいが、持って帰るほうが大変。

12月11日(日)

45mmの続き。このレンズ、スペックを見ると、最短撮影距離は50cm。被写界深度や最短撮影距離は、画角とは違い、絶対的な焦点距離に関連するので、画面が小さい方が有利になる。90mm相当で50cmまで寄れるのならば、そのまま接写できるはずなので、早速このレンズで模型撮影にトライ。まあ、いつものお立ち台だが、バックとの距離をいつもより多く取り、手前側の山までフォーカスが来て、後ろの山からアウトになるようなセッティングを試す。フォーカスの位置を選ぶのがちょっと面倒だが、それさえいとわなければAFが効くし、絞り優先のAEで撮れば、至って安楽に撮影可能。これも実用範囲。同じレンズで、実物も模型もいけるというのは、「鉄」向きとして、なかなかいいのでは。まあ、なんちゃってイメージ的には夕張線という感じなので、直射がこないようにして、レフ板の反射のみ入れてみました。

12月10日(土)

昔から、アップ気味の鉄道写真を撮るには、35mm版で85mm〜100mmぐらいの短望遠というか、いわゆるポートレートレンズが好きで愛用していたのだが、その線でいくとμ3/4用の45mmというのは気になる。LUMIXのライカレンズも気になるが、ちと高い。その点、ZUIKOのはなかなかリーズナブル。しかし、ワリと最近の発売なので、中古がめったになくて割高。だが、新品を中古相場とも2000円も違わない格安で販売してる店を発見。勇んで入手。新宿だったので、そのまま最近試写ポイントにしている、豪徳寺・山下に向かう。ちょうど今時分は、小田急線の下りは夕日に向かって走るので、かなりギラりとしたライティングが期待できる。結果として、これは鉄道写真に使えるレンズと確認。ボディーはE-PL1を使ったが、17mm、14mmに比べると、ちゃんと鉄道写真らしいカットが取れる。とはいえ、レンジファインダーっぽいのは変わらない。ボディーのサイズといい、ライカCLにELMAR 90mm f4をつけたような感じだ。ぼくの場合クセもあるが、右目でファインダー(ディスプレイ)左目で生の景色を見て撮っている。それがこのカメラの場合、生の景色が2/3、ディスプレイが1/3というバランスなのが、レンジファインダーっぽい理由なのね。そういう線でいくと、MSEのカットは、左端の上り列車の正面が、一応ギリギリで入っているというところがポイントでしょうか。これやるの、一眼レフと違ってけっこう難しい。そのせいもあり、シャッターラグもありで、MSEのベストポジションからすると、0.1〜0.2秒ぐらい遅れてますね。

12月9日(金)

ちょっとタイミングが遅くなってしまったが、仮組してみたC56。酔った状態で、食卓の上で手持ちで撮っているので、被写界深度が浅く、ボケボケですいません。おまけに、動輪やロッドは、汚いままで失礼します。そういえば、九州タイプのC56作るのって、これが初めてなんだよね。16番のときも、吉松名物なので作ろうと思い、ラインナップには入れていたのだが、けっきょくその前に模型ヤメちゃったからね。九州タイプは暖地なので、意外とノーマルで、特徴はLP403というぐらいかな。細かい点はいろいろあるけど。かえって、山陰とか能登とか長野とかの方がクセは強い。しかし晩年のC56って、前照灯はLP403かLP405しかいなかったけど、模型だとLP42が、それもボイラの上に載ってるのかね。原型図面がそうなんだろうけど、そんなの見たことないけどね。

12月8日(木)

それにしても、いくら自分が撮ったとはいえ、全く記憶にない写真を考証するというのは、思いの外手間がかかる。ましてや43・10以前となると、資料があればそれなりに対応はできるが、手持ちの資料だけに頼らざるを得ない状況では、かなり推測が入らざるを得ない。今回も、撮影年月、撮影地等、けっこう苦労した。今回だと、複々線化以前の北千住駅の様子など、そもそも見たことがない(ないわけではないが、覚えていない。覚えていれば、この写真がどういう素性かわかっている)ので、一桁のキロポストだけが頼り。中野駅は、場所こそすぐわかるが、年月がわからない。けっきょくは中野区役所庁舎の建築年月と、5000系アルミ車の製作年月で絞り込むしかなかった。でもこの先、もっと難物というか、全く判定しがたいのがあるんだよね。それは、ちょっと違った扱い方をしないと。

12月7日(水)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。前回で終わりと思っていた、ハーフ判カメラで撮った鉄道風景。発見されたネガフォルダーを精査していたら、またまた発見されてしまったので、延長戦開始。もはや補遺の補遺という感じなので、写真としてのクォリティーは低いし、考証も難しいしというモノばっかりだが、やはり古い写真は、日常的なモノほどよくこんなの撮っておいたと思わせる要素が多いので、そういう目でお楽しみください。

12月6日(火)

このところ、段々寒くなってきたせいか、けっこう遺産整理なのか、「蔵出し」が多い。この場合コレクションの整理と違って、ジャンクやパーツ類まで、ごっそり出てくるのが特徴。確かに、縦型モーターとか、ソレノイド式ポイントマシンとか、この前はトレイ一杯出てきてたし、外国形のジャンクもいっぱい出ている。特に、樹木や人形、ミニカーといったレイアウト小物は、相当に安く出てくるので、こういう時が狙い目。今回はHOスケールのミニカーがけっこう出ていた。VWとか、メルセデスとか、60年代の日本でも使えそうなものを選んでごっそり。けっこう珍しい、モデルプランニング製の60年代国産車も、新品時の1/10の価格でけっこうあったので、これはおいしかったかも。

12月5日(月)

今日は帰りが早く、家で時間が取れたので、C56の仮組をしてみることに。走行メカパーツは、不動のヤツを最初に分解したまま、ノーチェックでしまっておいたので、今回一通りチェックしてみるという意味もある。さすがにまた分解するので、モーターは取り付けず、車輪とロッドの具合をみるところまでだが。しかしこの感じ、昔の「未塗装キット」を組み立てるみたいで、なんかなつかしい。車輪やロッドも、クリーニングと塗装は必要なのだが、それは正式な組立のときにしよう。で、多少はぎこちなさもあるものの、引っかかったり、位相が狂っていたりはしていない模様。それがわかれば問題ない。今回はディテールが控え目なので、上回り、下回りで干渉するところもない。次は、塗装ですな。

12月4日(日)

昨日とはうってかわって、暖かくて晴天。全く、節制のない天気だこと。ということで、久々に模型の写真。241号機を題材にしようと思うが、すると、お立ち台は必然的に例の「なんちゃって立体交差」ということになる。冬は陽の射しかたが違うので、お立ち台の正面から光線が当るようなカットが撮れるのだが、これ、カメラの位置を工夫しないと、カメラの陰が入ってしまう。まあ、突っ込みドコロ満載ですが、俳諧ではないが、見立ての妙ということでお許しを。

12月3日(土)

今日も冷たい雨。ということで、午前中は表に出にくいのをいいコトに、C56の仕上げ。欠品パーツがいくつかあったのだが、シンプルな形のヤツなので、真鍮線材とエッチング板の切れ端から自作して取り付け。左右ペアになってるものは、片方残ってるヤツと同じものを作る自信がないので、両方とも作ってしまう。このほうが絶対簡単に揃う。こういうのも、製作記事には書いてない「コツ」なんだよね。ということで、ひとまず生地完成。午後からは、JAM関係と音楽関係の打ち合わせ、そのあとはHOMPの忘年会なので、後は時間がないので、仮組はのちほど。

12月2日(金)

さんけいのHO/16番サイズのストラクチャーキットが、けっこうまとまって中古で出ていた。価格も1/3ぐらいになっているので、なかなかリーズナブル。まとめて購入。ストラクチャーも、出戻り最初の数年はけっこうたくさん組んでいたが、けっこう場所もとるので最近は控えていたが、全く新しい種類の製品なので、どんなものか試してみたいという興味もある。NやZの製品があるぐらいの精度なので、多分、HOサイズならワリと気楽に組めるのではないかな。紙の状態で見る限りは、鉄道模型のストラクチャーキットというより、ペーパークラフトキットとして、そういうムードに組み上げたほうがいいような気がする。さかつう製のオーバーアクションな人形とか使って、立体イラストみたいな感じにするのがウマくフィットするかも。

12月1日(木)

今日から師走。小雨で気温も低く、ちょっとそれらしい感じだが、今頃になってやっとイチョウが色づき始めているというのも。で、IMONを覗くと、カウンターのところにカトーのNのC622号機が平積み。けっこう入荷してるんだ、と、手にとってみると、これがなかなかよくできている。C62の模型って、16番以来、太目のボイラーに、これでもかとばかりにゴテゴテとパイピングしてあるのが多く、全然C62らしくない(太いんじゃなくて、異様に缶中心が高いのでヒョロっとしているし、パイプの太さは同じなので、C57等と比べ相対的にパイピングは細くスッキリ見える)のだが、カトー流の線の細さが、C62の妙に華奢なところとマッチして、なかなかいい感じ。ということで、久々にNの新品を購入。これ買っちゃうと、3号機とニセコ編成も買っちゃうんだろうな。



(c)2011 FUJII Yoshihiko


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