「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2016年10月-




10月31日(月)

最後の一日だけが、ポコっと残ってしまう時って、なんか書きにくいんだよね。いつも雑感なんかでお茶を濁すのだが(笑)。ところでこの日記でも24日の項に載せた「銘木お立ち台」。Facebookにも載せたら、予期せぬ反響の大きさ。鉄系の人からの反応は想定内だったが、女性とかいままで一度もリアクションしていない人とかを含め、こういうネタに反応しそうにない人から続々「いいね」が。結果的にリアクションは想定の倍以上。かえって鉄系の人の方が反応は鈍いかも。この辺が、昨今の鉄道ブームに似ていたりして。

10月30日(日)

日本鉄道模型の会の月例理事会。2017年3月に行われる「第2回 池袋鉄道模型芸術祭」の企画内容を詰めている段階だが、すでに東京芸術劇場は2017年度(2017年4月〜2018年3月)のスケジュール検討に入っており、「第3回」に関する打診があった。これに対しては、基本的には2017年度以降もやろうという方向で検討することになった。皆様も今後の芸術祭を盛り上げ続いけべく、ご協力の程よろしくお願いします。

10月29日(土)

昨日の夜は仕事で川越まで行く用事があり、前後の事情からクルマを使うことになった。関越方面は千葉や神奈川方面とは違い、首都高が直結せず高速だと圏央道経由でかなり大回りになってしまうので、川越や所沢にクルマで行くのは珍しい。実は昨日は首都高で事故が連発、稀代の大渋滞。このおかげで行きはけっこう時間がかかったのだが、帰りはかなり早い。西武新宿線の沿線まで戻ってくるのでも、電車の半分近い時間で着いてしまった。これはびっくり。実は近いのだ。今は鉄道の優位性が明らかだが、外環道が開通すると湾岸ができた時の千葉方面のように、かなり流れが変わるかも。

10月28日(金)

JR北海道の路線廃止については、鉄道がどうこうという以前に、北海道という地域自体がもともと自律的に立ち行かない要素をはらんでいることを考えなくてはならない。北海道、特に道東・道北地区は、経済合理性ではなく政治的・軍事的な要請から、屯田兵などとして国費で人を住まわせたところから開発が始まった経緯がある。いってみれば赤字覚悟の事業であり、税金の投入がなければ人が住めない地域なのだ。そのような地域で、道路を作るよりもインフラ投資としては効率的というので、ライフラインとして鉄道が敷かれたという経緯がある。かつて蒸気の撮影に行った頃でさえ、「自衛隊と国鉄だけの街」とかけっこうあったことをおぼえている。そもそも街や地域自体が経済的に成立しないところで、鉄道が事業として経営できるわけがない。農業や観光などある程度以上の産業基盤が集約的に存在している道央・道南でしか鉄道が成り立たないのも、ある意味経済的・歴史的背景を考えれば仕方ないのかもしれない。

10月27日(木)

JR北海道が抜本的な事業の見直しの対象とする「単独では維持困難な路線」に10路線13区間を選定、そのうち札沼線の北海道医療大学-新十津川間、根室線富良野-新得間、留萌線深川-留萌間の3路線3区間については廃止の方向で協議と発表された。確かにこれらの区間は利用者も少ない上に、札沼線の北海道医療大学以遠は事実上見捨てられた状態だし、留萌線はすでに先っぽが廃止され既成事実化が進んでいる。根室線にしても、かつては幹線であったが石勝線開通以降は需要のない区間になってしまっている。そういう意味では、廃止されても仕方がないかな、という納得性があるのも確かだが。

10月26日(水)

昨25日、JR九州が東証1部にいよいよ上場。初値は、公開価格の2600円を500円上回る3100円を付ける。終値も2990円と、上場益確定の売りも出てくる中では、まずまずの好調なスタート。久々の大型上場ということもあるが、九州新幹線開通による観光ブームから「ななつ星」に代表される豪華観光列車への展開など、広く一般へのブランドイメージアップが図られたことが、個人投資家からの人気の上昇につながったことは間違いないだろう。

10月25日(火)

昨日は珍しく南武線を利用。川崎まで行く用事があったのだが、どうやら東横線-南武線経由の方が楽そうだからだ。南武線も全て233系になって面目一新という感じだが、ラインカラーをよく見ると、ちょっと「?」が。上から黄色、赤茶色、黒だとおもったら、下のラインは「こげ茶」、すなわちブドウ色2号ではないか。黄色も黄1号のようだし。なんと新型車が入るようになっても、ラインカラーについては首都圏電車の姥捨山として南武線で死に水をとった73系、101系の怨霊が憑りついているということではないか。マニアにはうれしいかもしれないが、これではせっかくの新車もうかばれないような。しかし、帰りはまたヒカリエ号に出合っちゃったよ。本当に相性がいい。備忘録として。

10月24日(月)


ということで、昨日作った「銘木お立ち台」を撮影。ぼくとしてのポイントは、木目と線路の角度の関係が美しくなるようにする点と、全体を木の質感を損なわないようにまとめる点。バラストを撒くのではなく、路盤はコルクの薄板を敷き、その色と質感を生かすようにした。線路の塗装も、なるべく木の色調と調和するように調色した。こうやってみると、確かに今まで見たことのない、不思議な雰囲気が漂っている。見立てという意味では、渓谷沿いや海岸沿いのようにも見えてくる。自画自賛だが、なかなか風流にできたのではないだろうか。

10月23日(日)

12日のところに書いた、「床の間に模型を飾るお立ち台」をいよいよ製作する。木の上にジオラマを作り込んでしまうのは楽だが、それでは床の間のイメージと相容れない。床の間は茶室がルーツなだけに、「見立て」が重要である。一方で「見立峠」とかいって茶化しているが、ジオラマもスペース的に正確なスケール化ができない以上「見立て」がキモである。この二つの「見立て」を、いかに風流に両立させるかが難しいのだ。構成や材料、色味等々、いろいろアイディアを練っていたのだが、イメージが固まったので着手。作りはじめれば、この手のモノは早い。一番時間がかかるのは、接着剤と塗料の乾燥時間だったりするし。

10月22日(土)

ザ・レイルは100号記念。巻頭特集の「駅名標の移り変わり」は、各種書物に掲載された写真だけでなく、アーカイブされた記録映像も資料として駆使した力作。それだけに個々のデータや資料の紹介だけではなく、論文的視点からの体系的な分析がもっと行われていたら、と思われてしまう。もっともそこまでやると、ムックの特集記事ではなく、それだけで一冊の専門書になってしまうのは確かだが。ここまで材料があるのだから、ぜひそういう次のステップに期待したいところでもある。

10月21日(金)

きょうは、ちょいと日本鉄道模型の会関係のお仕事。とあるところから、鉄道模型界の状況に関するブリーフィングと打診があった。まだとっかかりの話をした段階なのでどうなるかはわからないものの、来年度にはちょっと面白いことがあるかもしれない。コンフィデンシャルなことが多い話なのでまだまだ言えないが、乞うご期待ということで。

10月20日(木)

今月の趣味誌店頭発売日は、昨19日だった模様。もう、定点観測の記録というだけなので、ほとんどModelsIMONのWebだより。本日は都心部で仕事だったので、帰りに模型店に寄って立ち読みすることができた。一般書店発売日前に見れるのって、最近は珍しいんだよね。あくまでも個人的なことで、どうでもいいといえばいいんだけど。

10月19日(水)


ちょっと千葉の方まで行く用事があったので、途中で寄り道をして銚子電鉄のデキ3が展示物として出品されている、千葉県立現代産業科学館の「出発進行〜もっと・ずっと・ちばの鉄道〜」を覗いてみる。デキ3は、会場内に入らないこともないと思うが、館外で入口の脇のところに特設コーナーを作って展示されている。写真で見て、グレーの塗装にはちょっと違和感があったのだが、実物を見てみるとなかなかいい雰囲気。これはこれで悪くないかも。逆に色味があるよりディテールもよく見える。近くまで寄れるので、細かく観察するチャンスでもある。このところ、ワリと頻繁に塗色変更されているが、結果的には塗装のメンテナンスがよく行われていることになる。企画展自体は、この館の「産業」に関する「教育」という目的を反映した形で、千葉県の児童生徒が、千葉の鉄道の歴史と現状を学ぶものとしては良くまとまっているのでは。特に、千葉県内の鉄道会社と鉄道関連企業が軒並み参加・協力しているのは、スタッフの意気込みを感じさせる。ところで、千葉県立現代産業科学館の常設展示ってなんか見たことがある(初めて来たのだが)気がしたのだが、あれだ。科博の新館。そのミニ版。千葉県の施設、それもバブル期に作られたものは、こういう中央の施設のミニ版ってのが多いんだよね。

10月18日(火)

この一月ぐらい、43・10以降の65q制限のかかった車輌に引かれた「黄帯」をどうやって表現しようか、けっこういろいろアイディアを考えていた。黄色の塗料はマスキング効果が弱いので、黒地に塗装でこういう「帯」をきれいに仕上げるのは結構難しい。発色を高めるためには、下地に白のサーフェサーとか吹かないといけないし、そうすると帯のところだけかなり盛り上がるので境目がなかなかスマートに仕上がらない。インレタやデカル、テープ類で探していたが、なかなか適当なのもがない。厚過ぎるか、色が透けるかしてしまう。そんな中で、発想の転換で思いついたのが、テプラ用テープの黄色。発色はいいし、厚みもギリギリ許せるところかな。多少色調が明るいが、屋内で見ることの多い模型ならばそんなに違和感はない。木目のところには使いにくいが、ハンドリングの良さもあり、素材としてはけっこうイケそう。なにより塗装面を傷めず、簡単に貼ったり剥したりできるのがいい。光沢仕上げなのは、ウェザリングでなんとかできるだろうし。

10月17日(月)

諸河久さんの写真集「モノクロームの国鉄蒸気」を買ってくる。4×5版で撮った、蒸気機関車の型式写真の写真集。諸久さんは団塊世代なので、もちろんぼくらより双回り前ぐらいからプロとして鉄道写真を撮っており、こちらは鉄道ファン誌などでそういう写真を見て育ったクチなのだが、4×5で型式写真を撮り始めたのは、1970年前後から。ちょうどぼくが本格的に蒸気機関車の撮影を始めた時期と一致しているだけに、ぼくにとっても思い入れ深いシーンが多く、本来の趣旨以上にグッとくるものがあったりする。やはり、実際に見たものっていうのは、脳裏に刻まれているんだよね。。

10月16日(日)

昨日は、夜は熱海で温泉宴会。最近は、都内で一次会・二次会ハシゴしてタクシーで帰ることを考えると、温泉一泊で飲み放題宴会の方が安いというパックツアーも、日帰り温泉地域で多い。そんな感じの宴会だったが、昼は都心で仕事がある。終わってどうやって行こうかと思って検索したら、地下鉄千代田線から小田急線直通の「メトロはこね号」がすぐ来るじゃないの。これで小田原まで行って、東海道線に乗り換えて熱海だ、とばかりに早速席を予約。実はMSEは何度も見てはいるものの、乗ったことがない。ということで、初見参。いや、地下鉄線内は面白い。異様に静かだし、いつも通る駅をクロスシートに乗って通過というのも妙な感じ。こりゃ、着席列車として、町田とかまで乗りたくなるよな。

10月15日(土)


秋晴れの週末。週末が晴れたのは4週間ぶりだと。ということで、またまたSUMMILUX 15mm f1.7の試写。だいぶクセがわかってきた。収差で特徴的な歪みが出ることと、周辺光量がかなり下がることである。どちらも、銀塩カメラの頃の広角レンズで言えば、充分個性の範囲であり、わかった上で絵作りに生かせばいい。ストレートな表現が欲しければ、LUMIXの14oを持っているので、それを使えばいいだけの話である。コト接写ということになると、歪みをうまく使って遠近感を強調することができるし、周辺光量については、ある程度のトリミングを前提にした構図にすればいい。特に後者は、接写にした場合予想以上に回りが写り込んでしまうので、ある意味必要不可欠でもある。ということで、初期に作った田畑と森のモジュールで試写。もちろん手持ち接写。リアル感を出すにはもうちょっとトリックと工夫が必要だが、構図としては狭いモジュールの割には、実感味のある広がりが出せたのでは。今後も使いかたを研究してみよう。

10月14日(金)

鉄道の日。ぼくらには、やはり国鉄があった頃の「鉄道記念日」の方が懐かしいかも。確かに、鉄道記念日には「国鉄の開業記念日」という性格が強かった。鉄道の日になって、民鉄も入れた記念日になったのはいいが、イベント自体が体育の日がらみの連休に行われるようになってしまったので、14日自体の存在感が希薄になっているのも確か。とはいえ、もともと10月14日は開通記念式典が行われた日であって、新橋-横浜間の鉄道はその前から営業していたというのが歴史的事実なので、そんなものでいいのかも。

10月13日(木)

最近では、けっこう「おみくじ」を引くような感じで、運試しに微妙な価格で応札してみることが多くなってしまった。これはこれでけっこうスリリングで楽しいのだが、安め・微妙なところで本当に落札できてしまうことが前より多くなった気がする。相場よりはあきらかに低く入札しているのだが、それで落ちているということは多少景気が悪くなっているのだろうか。確かに、前より価格に対して一層コンシャスになっているのは確かなんだが。

10月12日(水)

亡くなったオヤジの遺品整理がやっと済んだので、必要なものを住んでいた実家から千葉まで運び出し。さすがに相当の物量があるので、プロの運送屋にお願いしたが、それでも一日まるまる潰れる一日仕事。別の意味で鉄分なし。そんな中で、銘木ムク製の床の間に花瓶とか飾る台を発見。これを利用して、和風の格調のある模型展示用のお立ち台を作ってみたら面白いのではないかとふと思いつく。シーナリーとかはつけずに、純粋に銘木と模型との対比。ポイントは線路をどう処理するかだが、アイディアは浮かんだので、そういう材料があるか、今度東急ハンズにでも探しに行こう。

10月11日(火)

今週は元々祝日がある上に、家事の都合で一日取られてしまうので、実働3日。さすがにこれは毎日タイトなスケジュールになるわ。ちょっと鉄分からは遠ざかるが、山手線に乗ったらE235やってきた。昨日は東横線で、ちゃんとヒカリエ号を見てるし。一応備忘録としてここに書いておこう。

10月10日(祝・月)


今日は横浜でライブ出演があるので、一日仕事。朝、ちょっと陽が射していたので、ちょっと試写。実は、この前パナソニック製のμ3/4用のライカレンズ、SUMMILUX 15mm f1.7の安い出物を入手してしまったのだ。これ、素のままで十数センチまで寄れる。個人的にハマってる、模型の手持ち接写には広角の方が役に立つ場合も多いので、見つけたら欲しかったのだ。とはいえ、今日はマジでどこまで寄れるかだけの試写。画角が広い分余計なものも写っているんで、トリミングはしてあるが、ここまで寄れる。公称20pだが絞れば15pぐらいまで行けるし、オートフォーカスも合照する。これで15o、25o、45oと揃ったので、色々楽しめそう。

10月9日(日)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。羽73年夏の北海道、家族旅行のついでに撮った札幌近郊の蒸気バッタ撮り。函館本線電化区間の、架線の下の蒸気。それも線路脇からの日の丸撮影。カマもD51。写真としては地味で華がないカットではあるが、今から見ると日常の記録としてはけっこう面白いかも。しかし、札幌圏はあまりに変貌してしまって、場所の比定には難儀しまくり。というかお手上げの部分も。この辺はお許しを。

10月8日(土)

幕張メッセまで用事があって、久々に京葉線に乗車。先頭車に乗っていたのだが、すれ違う列車をみると、ピンク色なのに違う顔のヤツがやってくる。あれ、209系500番台じゃないの。まだ残っていたのかと思って調べると、1編成だけ残っていた。さすがにすれ違いざまなんで撮影はできなかったが、いいものが見れた感じ。

10月7日(金)

みんな忘れてるんだけど、北海道って、道路より先に陸路として鉄道ができたんだよね。植民地っぽく、海上から行けるところには、内地から移住した人が江戸時代からいたし、そもそも先住民も陸路より海路を中心に動いていた。陸路がないところに、最初に鉄道をつくっちゃったのが、北海道の「開拓」だった。こういう歴史を知らないと、JR北海道をどうするかなんて、感情論じゃ決められないよ。存続させるにしても、廃止しちゃうにしても。

10月6日(木)

JR四国から東武鉄道への12系・14系客車の甲種輸送が、スゴいイベント化。確かに1輌なら陸送の方が安いが、編成なら料金は同じなんで甲種輸送が強い。それを逆手にとった感もあるが、今回はそれが百花繚乱。「撮り」の方にとっては格好の題材だし、ダイヤも比較的撮れる時間になってる。ある意味、パブリシティーとしてはスゴいよね。バズりまくってるし。それはそれでウマい。かくなる上は、観光イベントとしてもぜひ成功してほしいですね。

10月5日(水)

ロシアから、経済協力の一環としてシベリア鉄道を北海道まで延長する提案。確かに道北は東京から見れば東京から見れば地の果てだが、シベリア・サハリンから見れば南の不凍港に繋がるゴールデンライン。まあ、青函海峡でも暗い青森と明るい函館みたいになるように、宗谷海峡でも見え方が違ってくるのだろう。しかし、そのぐらいやらないと宗谷本線は生き残れないわな。もう、旭川以北は5フィートゲージでいいよ(笑)。

10月4日(火)

ソ連・ロシアの「ツルフサの法則」ではないが、一日おきに晴れと雨が繰り返す毎日。今日はからりと晴れたが、30℃越えと暑いくらい。ふと思い立って、今シーズン初塗装を決行。オークションでジャンクを落札して再生しまくっているので、未塗装完成状態の車輌が余りに多くなってしまった。そろそろ塗装を開始しなきゃいけないと思っていたが、9月になってからは天気が悪くてどうしようもなかった。ということで、今日は貨車6輌を塗装。気温は高めだが湿度は低くて、塗装にはいい環境。仕事しながら、ちょこちょこと全行程をこなせた。いい調子。しかし、今年中に塗装すべき車輌は塗り切れるのだろうか。

10月3日(月)

昨日は夕方から出かけた用事で京王線に乗ったのだが、やってきた準特急京王八王子行きはまたもや高尾山ラッピングの「グリーン車」8713F。京王線に乗るチャンスはそんなにないのだが、この高尾山ラッピングには本当に良く出合う。明らかに統計的に有意な差がある。異常値として良く出合うという意味では、東横線・副都心線の「ヒカリエ号」と双璧。まあ、こういう相性もあるんだろうな。西武のKPPトレインは、結局一度も見てないし。

10月2日(日)


珍しく(笑)天気がいいので、またまたSUMMILUXでの接写の試写。色味の描写を見たいので、花のフォーリッジが多く入るように、実物ではあまりない構図。さらに日向と日陰のコントラストを楽しむ感じで。まあ、火の見やぐらとかに登って撮るという技を使えば、蒸気時代の田舎でも足場がないわけではないので、まんざらあり得ないというわけではないだろう。でもこれ、かなりレンズには辛い絵作りだよね。しかし、これセンサーとの相性が面白く(今回はOMD使用)、露出補正をかけると、けっこう色調が変わる。ある意味、昔のカラーポジみたい。通常撮影での試写(風景・鉄道等)でも、いい意味でけっこう神経質なレンズだなとは感じていたが。うまく使うと面白いかも。

10月1日(土)


祐天寺も一応最寄駅なので、東横線横浜方面や日比谷線六本木・神谷町周辺に向かうときは利用する。まあ、とはいえ月に数回。今、祐天寺駅では中線の通過線設置工事が行われているので、行くたびに進展がある。前は旧上り線が撤去された状態だったのが、今度は中線用の枕木とレールが搬入されている。ここまで来ると、線路が敷かれて繋がるのは早そう。災害復旧みたいに突貫工事でやれば、けっこうすぐできてしまうともいえるのだが。



(c)2016 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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