「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2019年3月-




3月31日(日)

ModelsIMONに行くと、レジのところにトミーテックの「富井電鉄猫屋線」の蒸気機関車セットが。こりゃ可愛いぞ。おまけに1万円と安い。こういうオモチャはヤバいんだよ。これ絶対売り切れるぞ。ということで術中にハマり、早速GET。このままでもいいし、1/80と大きめなので改軌できれば宮崎交通の4号機みたいに12oにしてもいいかも。しかし、なんで「猫屋」なのかなあ。個人的には30年ほど前に「猫屋」っていうテクノパンクのバンドをやっていたので親しみがある名前ではあるが。余談ではあるが、横浜に行く用事があって湘南新宿ラインで帰ってくるときかぶり付きで見ていたら、蛇窪の信号所で下りの横須賀線が通過中で停止信号で待つという状況に。あそこでホントに止まるのは、はじめて見たかも。そのあと見える東京車両センターにはE235系の第34編成が留置されているのを確認。運用に付いている数で行くと、間もなく231は1/4になっちゃうのか。本当に減ってきたし、珍しくなってきた。「撮り」の皆さん、巣鴨の桜と231のコンビネーションは今撮っておけよ。

3月30日(土)

相模鉄道が、今年の11月30日からJRとの相互乗り入れを開始すると記者発表。武蔵小杉から品鶴線経由で埼京線へ乗り入れるとのこと。ということは、JR東日本も11月30日にダイヤ改正をするってことだな。ダイヤ改正としては珍しい日程ではある。ところで乗り入れ用の12000系って、どう見ても「大型トラック」の顔にしか見えないんですけど。せめて最近のバスぐらいにはして欲しかったものだが。

3月29日(金)

東急田園都市線用の2020系の第9編成2029Fが、甲種回送された模様。年度末ギリギリでの予定本数の納入ということになる。最近、2020系をよく見るようになったと思ったら、もう9本になるのね。8590もいなくなったし、8500も逐次減ってゆくのだろう。直流モーターの轟音に、車内の扇風機、側板のコルゲートって、1970年代の昭和の風情。半世紀前の仕様っていうと、昭和40年代だと、ダブルルーフ、魚腹台枠、リベット組立って感じだもんね。古豪だよね。よく持っているよ。

3月28日(木)


予定していた午後の用事がポッコリ空いてしまったので、ふと思いついて調べてみると、西武秩父までいって新車のラビューが運用に入る上りの「ちちぶ32号」に間に合うではないか。ということで、突如乗りに行くことに。下りのNRAで西武秩父に向かい、合間に秩父名物の豚丼を食べて、いよいよラビューに乗る。皆さん、どうせ乗るなら、とばかりに寄せてきたのか、西武秩父からほぼ満員。飯能からは完全に埋まったし、所沢では降りた人の席にまたお客さんが乗ってくる人気。西武の有料特急というと、MT54の轟音でうるさいイメージがあるが、とにかく静かなのがびっくり。窓も陽射しが入ってくると、廊下での日向ぼっこみたいで気持ちいい。写真は、いかにもラビューらしいのを撮ろうと一計を案じて、車窓から見える武甲山をバックに。スマホで撮ったが、けっこうそれらしく撮れたかな。

3月27日(水)

東急電鉄の持ち株会社化と鉄道部門の子会社化が、正式に決定されたことが記者発表された。持ち株会社はこれまでの「東京急行電鉄」から「東急」と名称変更し、鉄道子会社は「東急電鉄」が社名となるとのこと。分割予定日は、創立記念日の9月2日というのも面白い。また、同時に2022年の相鉄線直通運転開始までに目黒線の8輌編成化を行うことと、目黒線系統用の新形式3020系の導入も発表。5080系の8輌化はまだしも、3000系はどうするんじゃ。基本編成がすでに古くなっているだけに、組み換えで8連化ならいざ知らず、新製して組み込みというのも不経済では。

3月26日(火)

ちょっと前から関わっていた、鉄道趣味関係のプロジェクトの打ち合わせ。ひとまずGOサインが出て、具体的な内容の検討に進んだ。今はまだ語るべき時ではない((c)山崎喜陽)が、今年の上半期の間には、何らかの情報を流せるんじゃないかと思う。2022年、鉄道150年のアニバーサリーイヤーに向けて、乞うご期待。

3月25日(月)

売却先を探していた真岡鉄道のC11325号機の入札があり、応札1社のみで東武鉄道が1億2000万で落札したとのニュース。NHK総合の定時ニュースでもやっていたが、あれはパブリシティーであろう。しかし、当初から入札先を栃木県内に限っていたところから、多分東武だろうなというのは誰もが思っていたところ。そのワリに、元江別の山田コレクションで井門さんが買った雄別鉄道のC11を買ったりして、敢えてそっぽを向いていたようなふりをしていたが、結局そこにくるのねと言う感じ。というより、これ、役所でおなじみの「談合」で、最初から「東武ありき」だったんじゃないの。いかにも怪しいな。北関東なんて、談合の本拠地だし。

3月24日(日)


あと持って行ったのは、昨夏に製作した「炭鉱支線終着駅のジオラマ」。ここに去年作った北海道型の9600を4輌並べての展示。松川さんは、美唄鉄道の機関区のジオラマに4110を4輌並べているので、まあ、この辺もお付き合いというか(笑)。あと、高校生の時に製作した16番、宮沢製C57ベースのC55とC57四次型も余興としてもってきた。清水さんが「実演販売」を行うテーブルの脇で展示中の画。手前にアウトフォーカスで16番の2輌が写っているが、遠近法という感じで違和感がないな。流石に半世紀近く前の塗装は、なんだか静態保存機みたいだが。

3月23日(土)


今回は、前回のような自分が中心のグループでの出展はさすがにやらない。模型の出展は「日本の蒸機を愛する会」関係のみ。とはいえ、昨日はいずれにしろクルマで来なくてはならなかったので、「毒を喰らわば皿まで」でジオラマやらそこに載せる車輌やら、いろいろ持ってきてしまった。メインのショーケースの中は、新作の珊瑚の仕掛りジャンク再生ベースのC57115号機と珊瑚キット組のC57117号機という宮崎機関区コンビ。流石に115号機1輌ではちょっと寂しいので、旧作の117号機をペアで持ってきた。でも一番人気と一番人気なしという不思議なコンビ。番号は近い(間の116号機もいた)のに皮肉な関係ですなあ。117号機も、実はこれC5560号機の小工デフを譲られてから間もない1970年頃の仕様なので、皆さんおなじみのお召以降の仕様とはちょっと違うんだよね。

3月22日(金)

第四回池袋鉄道模型芸術祭もいよいよ設営日。ここまできちゃえば、あとは終りまで時計の針と共に粛々と乗り切るのみ。朝から出展品をクルマで運ぶと共に、昼には印刷の上がったパンフレットを取りに行く。一旦クルマを置いた上で、自分の関わる設営も終わった夜には「日本の蒸機を愛する会」の前夜祭と称する、気合い付けの飲み会。帰ってくると、もはや曜日が変わっている。このスピードで終わりまで行くんだろうな。

3月21日(祝・木)

鉄道模型芸術祭直前の祝日。なのだが、緊急事態が発生。パンフレットに入るModelsIMON様の広告に問題を発見。印刷を止めて急遽差し替えを行うことに。しかし緊急差替えというと、広告屋の血が騒ぐ。アドレナリン出まくりで「なんとしてもやってやる」と精神が高揚するからなあ。まあ、その辺は昔取った杵柄。IMONさんの関係者とも連絡が取れて、なんとかセーフ。しかしその分、明日直接印刷工場に取りに行かなくはならなくなっちゃったよ。

3月20日(水)

今週は芸術祭があるので、仕事の用事は本日に全部押し込んでしまったため、鉄分はなし。ところで日常感覚だが、山手線のE231と田園都市線の8500は、本当にカウントダウンが始まった感じ。まあE231は色が変わるだけで、本当になくなるのは玉突きでの武蔵野線の205なわけだが、8500は気付けば本当に古色蒼然。なにより「扇風機」が天井に付いているっていう、旧型国電以来の伝統を守る最後の砦だし。いつも言っているけど、わかいひとにとっての「コルゲート付きの外板に直流モーターの轟音」ってのは、ぼくらにとっての「リベットと吊り掛けモーターの音」みたいなものだから。話変わるけど、こういう「相対的な視点の違い」がわかることが、マーケティングの極意なんだけどね。。

3月19日(火)

「第四回池袋鉄道模型芸術祭」に関して、東京芸術劇場との最後の打ち合わせ。当日のいろいろなことの詰めと確認。ほんとにここまで来ると、「始まる感」が強くなる。今年は暑いような陽気は金曜までみたいだが、週末も寒くはないようなので一安心か。

3月18日(月)

趣味誌の店頭発売日。仕事でModelsIMONに行ったので、店頭での配本を確認。本来の発売日である21日が春分の日で休日。このため一般書店向けの配本が20日になり、店頭発売日も一日繰り上がった勘定。21日が木曜の月は19日店頭売りが標準なので、これはちょっと面白い展開。そういえば、今月は季刊ムックの発売月でもあるなあ。

3月17日(日)

来週末に迫った「第四回池袋鉄道模型芸術祭」に向けての、理事会と打ち合わせ。もうここからは本番・臨戦態勢なので、あとはやるしかない。去年は、運営側以外に出展者2つの仕切に関わった三方面作戦で、さすがに余裕がなかった。今年は、出展者は一つ、それも自分がメインの責任者ではないモノなので、ちょっとは他の展示も見れるかな。ということで、23日、24日にご期待ください。

3月16日(土)

春のJRダイヤ改正日。久々の新線であるおおさか東線の全線開通などJR西に話題が集まっているが、東海道新幹線、東北(北海道)新幹線のスピードアップや、首都圏の通勤圏のサービス体系の変更など、ワリと細かい変化が多い改正だ。民鉄も、西武の新型特急「Laview」の運行開始など、けっこう話題が多い。メトロ2000系も走りだしているようだし、新車には機会を見つけて乗ってみたいところだ。

3月15日(金)

塗装も固まったので、ひとまず組立。細かい接着パーツの取付もあるので、けっこう時間がかかる。午前中かけて、一応組上がり状態に。突っ込みどころは満載だが、一応イメージしていた感じにはなったかな。しかし標準デフ・九州型のC57って、これはこれでけっこういいな。っていうか、現役蒸気の時代を思い起こさせてなつかしい。九州のC57については、標準デフのヤツの方が多かったから小工デフが目立っていたので、こっちの方がよく見たもんなあ。で、午後から仕事で出かけて東横線に乗ったら「緑車」がやってきた。これで今月も。

3月14日(木)

今日も春の好天。ちょっと気温は低いけど、空気は乾燥していて塗装日和。気合を入れて、上回りを塗る。実は、昨日塗り始めたのだがなんかイメージ通りいかないので、途中でシンナープールに入れて再チャレンジなのだ。ラッカーも違うのにして万全の態勢で臨んだら、これはいい感じ。極薄の塗膜で塗れてる感じ。ということで、塗装も終了、これでメドが立つ。あとは、ポストプロ(って言うのか)作業とメイキャップ。ひとまず、これでカタチにはなりそう。

3月13日(水)

春盛りというような好天が続く。ということで、C57115号機の塗装を開始。下回りも全部塗らなくてはならないのだが、エンジン部は下回りと上回りでは求められる塗膜の性質が違うので、塗り方も異なる。下回りはとにかく塗膜が強靭でないと、あとあと涙を見ることになる。ということで、本日は下回りとテンダの塗装から始める。下地から三層とかなり厚塗りになるが、ちょっと擦っても剥がれないようにする。テンダは平面部分が多いし、ウェザリングがエンジン部とは異なるので、一緒に塗ってしまう。ひとまず一日作業で、塗装と組立まで終了。動くようになると、ぐっと完成が近づく感じ。

3月12日(火)

本日は用事が多く、鉄分はなし。西武新宿線の踏切で待っていると、10000系NRAの「カナヘイの小動物」ラッピングのヤツがやってきた。なにこれ、電車の顔をキャラクター化したのまでいるではないか。最近の西武は、ぐでたま号とか脱力系のヤツが多いからなあ。しかし、突然こいつらが踏切で出てくると、ホントに力が抜けちゃうよ。なんなんだろ。

3月11日(月)

そろそろ鉄芸祭の臨戦態勢に。去年は、運営側のみならず出展者としてもメインで主催してしまったので、メチャクチャ忙しかった。今年はその反省もあり、出展は「日本の蒸機を愛する会」のみにして、ちょっとバランスを取った感じ。とはいえ、制作物関連とか、これから忙しくなるのは間違いない。まあ、こういうのはずっと仕事でやってきたからなあ。まあ、楽しい忙しさ。

3月10日(日)

用事があって戸越方面に行ったので、あの有名な「戸越銀座商店街」を端から端まで歩いてみることに。戸越銀座駅付近は行ったことがあるのだが、全線踏破は初めて。西側は中原街道から始まるが、しかし東側の端は第二京浜を大きく越えて大崎の辺りまで、商店街自体は三ツ木商店街となってさらに続いている。それをどんどん進むと、なんと蛇窪信号所のところに出る。蛇窪は電車では何度となく通っているし、クルマでも補助26号線の整備が進むまでは、家から大井町に出る抜け道として使っていたのだが、歩いてアプローチしたのは初めて。確かに線路に囲まれた地形で、歩いて行くと尋常ならざる雰囲気であることは良くわかる。

3月9日(土)

本日は渋谷のパンダレストランにて、「池袋鉄道模型芸術祭」に向けた「日本の蒸機を愛する会」のミーティング。17名が集合、作品を持参された方も多くなかなかの盛況。詳しくは本番をお楽しみにということで、あと2週間、期待が高まります。とはいえ、こっちも早めに塗装しないといけないなあ。

3月8日(金)


9日には鉄芸祭に向けた「日本の蒸機を愛する会」のミーティングがあるので、そこまでに生地完に持って行こうというスケジュール感でやってきたが、ひとまずそれはオンタイムで達成。ということで公開。去年は異常に北海道づいていたので、今年は南国に戻って九州タイプ。C57は小工デフのばかり増えてしまったので、九州型の標準デフのC57を仕立てることに。これもまた、仕掛りジャンクのキットからの再生。かなり歪みがあったので面倒臭そうなので、再生予備軍の中でも後回しになってしまった。今でも歪みを取り切れていないところもあるので、末期の宮崎機関区で入換専用でボロボロになりながらテンダのナンバープレートもない状態で活躍していた、一番悲しいカマだった115号機に仕立てる。ぼくが最初に115号機を撮った時は本線仕業に付いていたが、一次大分機関区で据え付けボイラ代用になってからは、宮崎に戻ってきても蒸気漏れまくりガタガタ状態で入換機になっており、不憫でならず一度は模型化しようと思っていた。多分、特定番号機で115号機を作った人は、16番も含めていないのでは。あと2週間あるので、塗って仕上げよう。

3月7日(木)

今日も仕事の一日。色々なところを用務で飛び回っていたのだが、田町に仕事先があったので山手線で渋谷-田町を往復。今日はE235の32編成に乗ったので、ここまで運用に着いている。となると必要定数からすると、E231は16編成のはず。もう1/3か。確かに、往き帰りでE231は1編成しか見なかった。もう朝夕中心の運用になっているのかな。巣鴨の桜とか撮る人は頑張ってね。で、帰ってきてからはまた車輌製作。で、ほぼ工作は完成。あとは塗るだけ。まあ、2週間あれば時間があって晴れの日は取れるので、これで出せます。詳細は後ほど。

3月6日(水)

今日は仕事で忙しかったのだが、忙しいと逆に時間を集中的に使うようになるモノ。ということで、芸術祭用の工作のラストスパートも並行して進める。元がかなり状態の悪いジャンクだったので、今回はかなり限界が露呈。作業しているうちに、壊れていく部品も多々。ということで「一歩後退・二歩前進」の繰り返しだったのだが、半田付けで部品を付けることに関しては、ひとまず計画部分を完了。塗装後に接着予定の部品も残っているが、あと線材をいくつか取り付ければ、皆さんにお目に掛けることができそう。

3月5日(火)

続けて東急ネタだが、4日から5日にかけて2020系の第8編成が新津から長津田まで甲種輸送された模様。2018年度は7編成導入という予定じゃなかったっけ。実際に営業運転するのがは2019年度になるってことなのかな。鉄道部門の子会社化とかいろいろ予定があるので、資金繰りも含めてその辺の関係があるのかもしれない。ところで2020系・6020系って、コンプレッサーの音が全然違うのね。田園都市線を走っている車輌は、他社からの乗り入れも含めてかなり音に特徴があるので、次何来るかけっこうわかりやすかったりするのだが。

3月4日(月)

いつも使っている田園都市線は、2月末で昭和の車輌が多数引退し、2020系が運用に付く場面に多く出会うようになった。8500系はまだ残っているが、8590系は8594Fが廃車になり型式消滅。2000系が9020系になっていなくなってしまったのはそんなに思い入れはないが、8590系は結構好きな車輌だったので、ちょっと残念。2月の最終週に駒沢大学の駅で、通過するところを見掛けたのが最後の姿であった。

3月3日(日)


今日は、ビル建て替えに伴う天賞堂の営業終了日。新ビルの上階にも、自社製品のショウルーム兼販売店という小さな店舗はできるということだが、銀座の日本を代表する大型模型店としての天賞堂は、事実上今日で終わりとなる。そこで松本謙一さんの発案で、「天賞堂の最期を見送る会」を行うことに。松本さんのmailマガジンの読者を中心に、その場に居合わせた人も合わせて、約10人がシャッターが閉じるまでを見届ける。最後は常務と店長も揃ってお別れの挨拶に応えていただけた。一つの時代がこれで終わったということだろうか。写真は、18時半になり閉店サインが出された模型部入口で、やっと歩けるようになった頃から70年近い天賞堂との思い出の感慨にふける松・謙さん。ところで、この往きに乗った銀座線は「レトロ車」40F。久々だったが、今日は来いと念じたらやっぱり来たぞ。相変わらず引きが強いな。

3月2日(土)


本日は朝からイベントとそのパーティーが夜まであり、一日鉄分なし。パーティーが行われたのは、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート。ここからは、ディズニーリゾートの裏側がモロに見れる。今は元オリエンタルランド本社があった部分に、新テーマパークを建設する工事の最中。そこをディズニーリゾートラインが通過するカットを撮影。前にもここから撮影した写真を掲載したことがあるけど、モノレールだって立派な鉄道だからね。

3月1日(金)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今月も、1972年7月15日の午後に白老-社台間の日本最長直線区間が始まるあたりで撮影したシリーズの第三回。午後半日いただけでも3回分引っ張れるのだから、いかに当時の列車密度が濃かったか。最後の幹線蒸機というにふさわしい活躍。当時この区間に運用のある機関区に配属されているD51の数は、合計すると150輌ぐらいになる勘定。まだ本当にD51が北海道経済を支えていた時代だったんだと、改めて実感。




(c)2019 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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