DD51(北斗星色・熊田貿易)


自分の会社をはじめて、ある意味無駄に暇な時間がなくなると同時に、無駄に都心にいることもなくなると、模型店もついでに暇潰しに寄るのではなく、わざわざ行くところになってしまった。それと共に、オークションで興味のあるものを落札してしまうことが増えてしまったのも世の常か。最初は自分の芸風にあったものが中心だったが、段々と現役蒸気末期の昭和40年代のものならなんでもよくなり、この頃は安くて興味を惹けばつい入札するように。ヤバいな。とはいえ、ゲームとしても面白いのでこれはこれで楽しい。この製品もスゴい「なんちゃって」で、欧州製の量販品のように「単なる塗り替え」で、酷寒地ではなく一般仕様とか突っ込みどころ満載なのだが、コレクションとしてはかえって面白いし、新品の客車より安いのならまさにコレクターズアイテム。さすがにナンバーだけは付けようと思ったが、メタルインレタは1/87のがないし、今入手できるエンドウ製の16番用のは1/80でもちとデカい。するとスペースに入る番号が限られる。てなわけで、プロポーショナルフォントで一番幅が短くなる1141号機にすることに。旋回窓も付けたけど、ワイパーがついてるんだよね。まあ、なんちゃってだからいいか。どうせ牽かせるものもないし。




(c)2017 FUJII Yoshihiko


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