DE10(1018・さくら模型)

DE10といえば、我々のような現役蒸気機関車最後の時代にギリギリ間に合った世代にとっては、蒸気機関車の敵役で悪役のボスの一人という感じだが、それだけにいろいろな形で思い出はあり、模型では蒸気機関車と共演させたい機種の一つ。12㎜でもいままでに何社かが模型化にトライしたが、なんとも台車が難物で、しかもそこが一番の見せ場ということで、結局発売に至らなかった顛末は脇から見続けてきた。そんな中で、アートプロ/さくら模型さんが遂に製品化。どうせなら九州に新製配備された機番がいいのだが、最初の製品化リストにはなかった。そこで、同ロットの暖地形の製品化計画があった大分の1018号機で製作を依頼。ずいぶん日数はかかったが、やっと完成して届いた次第。これもエンジンフードとランボードの幅の関係が微妙で16番だとなかなか感じが出ない機種だが、なかなからしくできている。それにしてもこの台車、メチャクチャ線路に乗せにくいなあ。

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