Tcl/Tk
は、John K. Ousterhout 博士(サン・マイクロシステムズ研究所を経て現在
Scripts Corporation の CEO)によって1988年、カリフォルニア州立大学のバークレイ校で誕生しました。Tcl とはツール・コマンド・ランゲージ(
Tool Command Language )の略で、C言語のライブラリ・パッケージとして組み込め、かつ汎用な目的に使えるようにと開発されたスクリプト言語です。 一方 Tk はツール・キット( Tool Kit )の略で、UNIX の X Window の環境下で GUI (Graphic User Interface) に必要な部品を、Tcl で簡単に扱えるようにする目的で作られました。このように Tcl と Tk は通常ペアで用いられ、合わせて「ティックル・ティーケー」と呼びます。 (中略) 現在、Tcl/TkはUNIXだけでなく他の主要なOSでも使えるようになりつつあります。マイクロソフト社のWindowsとアップル社のMacOSに対しては、Tcl7.5/Tk4.1からUNIX版と同様にサン・マイクロシステムズ研究所で正式にサポートされるようになりました。 |
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