hirotoの生活と意見 - タイ王国生活編

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■ タイ王国生活編について

 2020年12月にタイに入国して1年以上が過ぎました。
 12月の間は隔離中。2021年1月から本格的にタイでの生活を開始。しかしその1年は新型コロナの流行が収まらず、自由に行動できず、また日本に足を踏み入れることもできず、私にとってはほんとに長く感じられた1年でした。
 また、7月からは会社のプロジェクトの計画がスタート、私も主な仕事がそれになり、さらに年末から2022年の始めにかけて、ほとんど休日も(終日ではないですが)仕事をしていました。
 それも1月で一段落し、ようやく活動ができるようになり、日記のネタもできてきました。
 ということで、相変わらずの生活雑記ですが、今後ともよろしくお願いいたします。


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2022年5月5日(水)

 昨日の日記にも書いたように、今日はトランで亡くなった社員の葬儀である。今日はタイは平日であるが、会社を休んで葬儀に参列することにしたのである。
 フライトが天候不良のためやや遅れて、ドンムアン空港を7時半ごろ出発。トラン空港には8時45分ごろ着陸した。空港には葬儀に参加する社員たちが待ってくれていて、彼らと一緒に朝食をとることに。トラン市街の中華レストランに行く。その店は蒸籠に入った食材を蒸す料理である。まあ点心ですな。
 タイ南部出身の社員によると、タイ南部には中国系の人が多く、中華料理は普通に食べられるとのこと。ただ、朝から開いているレストランはあまりないので店は限られるとのこと。それにしてもタイ人の食欲には驚く。私などは早々に満腹になったのだが、社員らは食べる食べる。まあ葬儀では昼食はとれなさそうで、そのせいでたくさん食べているのだろう。
 朝食のあとはカフェでコーヒーを飲む。私はアメリカンを頼んだが、日本で飲むようなブレンドを薄めたようなものではなく、タイでいうチャイニーズコーヒー的な味。一口目は予想外の味だったが、飲んでいるうちに慣れてしまった。
 カフェを出て葬儀場に向かう。葬儀場といってもその地域の寺の中にある。ほとんどのタイ人は仏教徒であり、地域ごとにその土地の名前を冠した寺があるが、今日の寺もその地域の名前がついている。
 私は、タイの会社ではそれなりに偉いので、会社を代表する立場となり、ご両親やその寺の館長とかとあいさつをかわす。亡くなった社員はまだ若く年齢は20代であったのでご両親もまだ若い。私よりも年下であろう。なお寺の館長は英語を話せたのでちょっとした会話をかわすことができた。
 会社代表としていろいろな方々と写真を撮る。タイの葬式に関するサイトにもよく書かれていることであるが、多くの人が祭壇の前で写真撮影をする。さすがにピースサインとかはしないが和やかな雰囲気で写真に納まっている。おそらく3日ぐらいは葬儀を行っていたのであろう。故人とのお別れは十分にした、というところなのかもしれない。そして今日が最終日、葬儀のメインというか、火葬する日である。ちなみにタイで葬式に出る場合はこの日に出席するのがよいとされる。(もちろん別の日に出たからといって非礼にあたるわけではない)
 昼12時から儀式開始。本人の経歴の紹介のあと、僧がお経をあげる。タイ式のお経であり私はよくわからないが、多くのタイ人がところどころ唱和していたので葬儀の時の基本的なお経なのであろう。そのあと家族のあいさつや僧へのタンブンなどの儀式。私も会社の代表者として供物を供えたり花を供えたりした。
 1時間ほどで式は終わり、そのあと火葬となる。火葬場はすぐ近くであり、男性10人ぐらいでお棺を炉に運ぶ。炉の前でいったんお棺の蓋を開けて故人とのお別れとなるが、私は故人との対面は遠慮した。なお棺の中に花やいろいろなものやお金を入れるようである。確かめてはいないが。お棺が炉に入ったところで親族が小銭を紙に包んだものを投げ、参列者がそれを拾っている。うちの田舎でやる棟上げのときと同じようなものか。
 炉の点火に合わせてバクチクが鳴りサイレンが鳴る。やがて炉の煙突から黒い煙が立ち上り(何とももの悲しく感じられた)、地面に線香を立てて完全に故人とのお別れとなる。地面に線香を立てるのは一般的なのかトランの習慣なのかはよくわからない。
 時刻は午後2時。父親から丁寧なお礼のあいさつを受けて、車で寺を出る。2時間ほどの儀式であったが非常に長く感じた。
 帰りのフライトは21時50分でフライトまで時間があるので、社員と一緒にトランの海を見に行く。半島や小島が見えてなかなかよい景色である。(写真左、人物は社員)こういうところで一日ぼーっとしてるのは悪くないが、適当な時間で切り上げ、ハートヤイに向かう。帰りのフライトはハートヤイ空港発スワンナプーム空港行き。トランからハートヤイまでは車で約3時間。
 ハートヤイには6時ごろ到着し、6時半からレストランで夕食。社員にお任せだったので店の名前も場所もよくわからない。
 食事のあとは空港に行き、ほぼ予定どおり飛行機に乗って、午前0時前にスワンナプーム空港に到着。
 事前に運転手に迎えにきてもらうようにしていたので、車に乗ってラヨーンに戻る。帰り着いたのは午前1時50分ごろ。
 遅いのですぐに就寝。明日は10時ごろ出勤する予定。


2022年5月4日(水)

 今日はチャットモンコン(戴冠記念日)というタイの祝日である。
 それはそれとして、明日5月5日には葬儀のためタイ南部のトランに行かなければならない。あまり細かいことは書けないが、実は私のよく知る社員が病気のため急逝し、その葬儀(火葬)が明日行われるのである。
 トランは南部の県でバンコクから飛行機で1時間半のところにある。東京から鹿児島ぐらいのところだ。で、明日朝7時ドンムアン空港(バンコクの国内線の空港)発なので、今日は空港の近くのアマリ・ホテルを予約した。
 ただホテルに泊まるだけではつまらないので、祝日ということもあり、朝早く出てバンコクの観光をすることにした。
 7時半に運転手に来てもらい、バンコクのドゥシット区にあるワット・ベンチャマポピットに連れていってもらう。道路はとくに混んでおらず9時半ごろ到着。
 この寺は大理石寺院と呼ばれており、実際メインの建物はイタリア産の大理石でできているとのこと。確かに白くてきれいな寺である。しかし私はむしろその裏の空き地に魅かれた、日本でいうところのご神木のように感じられた(写真右)。説明の看板があるのだがタイ語で長いので読んでいないが、どうやら昔も仏像が配置されていて、それを再現したものであるようだ。別の木の下で瞑想をしている一般の人(僧ではない)がいた。何らかの気が生じている場所かもしれない。
 10時すぎに寺を出て、チットラダー宮殿の周囲の道路を歩いて、戦勝記念塔まで歩く。戦勝記念塔の周りはバスターミナルになっているが、バスではなくBTSに乗り、プロンポン駅へ向かう。いつものようにエムクォーティエに行き紀伊国屋書店を覗くためだが、その前に地下のフードコートでワンタンを食べる。その後紀伊国屋書店に行き何冊か立ち読みするが、何も買わず。明日は葬儀なので荷物になるのを避けた。まあ近いうちに来ます。
 そのあとフジスーパーへ行きふりかけを買う。丸美屋ののりたまとタナカの旅行の友。定番のふりかけである。
 ホテルのチェックインは2時から可能なので、いったんホテルに向かうことにする。MRTのスクムビット駅からバンスー駅へ。バンスーでSRTダークレッドラインに乗り換える。この路線は日本のODA資金で建設され2021年に開業したばかり、まだ半年ほどしかたっていない。20分に1本なのだが乗客は少ない。
 ドンムアン空港に直結してるはずなのになぜ少ないのかな、ドンムアン空港の国際線は閉鎖されており、国内線もかなり減っているせいかな、と思いながらドンムアン空港駅で降りて空港に行ってみると遠い遠い。歩くと結構距離がある。国内線でも距離があり、さらに国際線(閉鎖中)は遠い。これは確かにタクシーを使おうという気にもなる。ただし、渋滞を気にする必要はないので、私のように荷物の少ない徒歩を苦にしない旅行者にとっては悪くない。
 ドンムアン空港からホテルに向かおうとしたのだが、どうやって行けばいいのかわからず、結局いったん外へ出て車道を大回りしてホテルに到着。空港直結だと思っていたのだが、結局徒歩で10分以上かかった。
 ホテルへチェックイン後、晩飯を食べるところさがす。せっかくバンコクに来たので居酒屋へ行こうと思い近くを探したがよさそうな店がない。しょうがないので結局SRT、MRTを乗り継いでスクムビットに行く。(つまりは逆戻り)
 そのときにわかったのだが、ホテルと空港の連絡通路は現在閉鎖中であった。理由はよくわからない。
 スクムビットまでもどり「なぎ屋アソーク店」へ行く。本日の晩飯はここにする。ネット情報ではリーズナブルな値段とのことであったが、確かに日本の一般的な居酒屋と同程度の値段である。そこでビール2杯、日本酒2合、煮込みやししゃも、鉄火巻などを食べてしめて1000バーツ。バンコクでこの値段は安いといえよう。まああまり高いものを頼まなかったというのもあるが。
 店を出たのは7時20分ごろ。それから徒歩プラスMRTプラスSRTでドンムアン空港駅へ。途中のセブンイレブンで翌朝のためのアンパンと明治コーヒー牛乳(というかコーヒー味の牛乳)を買って帰る。
 ホテルに着いたのは8時半すぎ。とくにやることもないし、翌朝は5時起きなのでそうそうに就寝。9時すぎには寝入る。


2022年4月5日(火)

 本日夜のフライトで日本に一時帰国。戻りは4月18日(月)。久しぶりの日本なので、ソンクラーンの休日にあわせて約2週間休みをとった。この間いろいろなことがあった。一応備忘のため行先だけ書くと、
 4月6日(水) 朝羽田到着 帰宅後、池袋で買物
 4月7日(木) 銀行など、夜は神楽坂の杉玉で夕食
 4月8日(金) 鹿児島に帰省、夜は天文館のかごしま横丁
 4月9日(土) 墓参り、照国神社、買物
 4月10日(日) 護国神社、鹿児島神社、義姉のお見舞い、墓参り
 4月11日(月) 母、妹夫婦と城山ホテルで食事、妹夫婦の新居訪問、東京戻り
 4月12日(火) 耳鼻科、歯科と病院をはしご、巣鴨で買物
 4月13日(水) 書類整理、お世話になった人への挨拶状作成
 4月14日(木) 家でちょっと仕事、郵便局など雑用
 4月15日(金) 飯田橋・神楽坂界隈を散歩、夜は料理屋でかみさんの友人と飲み会
 4月16日(土) 池袋へ買物、夜は近くの居酒屋
 4月17日(日) タイへ戻る準備、ほとんど自宅
 4月18日(月) 朝7時前に家を出て羽田からタイに戻る。ホテル隔離
 4月19日(火) 在宅勤務。PCR検査結果待ち、15時ごろチェックアウト


2022年3月19日(土)

 最近は別に忙しいということもないのであるが、平日にしろ休日にしろあまり変わり映えのしない日々を送っている。そのせいで日記を書くのは何かイベントがあったときぐらいだ。
 で、今日は一か月ぶりのバンコクである。今回の目的は寿司を食べにいくこと。
 今までは夜は居酒屋だったのだが、バンコクは実はおいしい寿司の店があるというのを知り、そうなるとどうしても寿司が食べたくなり、思わずバンコクのホテルを予約したのであった。今回はアソーク駅に連結しているグランデ・センター・ポイント・ホテル・ターミナル・21を予約。まあアソーク駅ならだいたいの場所には徒歩で行ける。
 5時半ごろベッドから起き出す。これは平日とほぼ同じ。基本的には休日も同じ時刻に起きるようにしている。
 朝食をとり7時半にホテルを出発。例によって運転手(会社の社員ではない)に事前に話をしていて、土日のバンコク往復をしてもらっている。
 今日はまずワット・アルンに行ってもらう。これでバンコク市街地の有名なお寺はだいたい回ったことになる。
 運転手なのかスマホのカーナビが悪かったのか、ちょっとバンコク市内でもたついたが、10時半前にワット・アルンに到着。何のことはない運転手も車をどこかに駐車した後に観光していた。
 アルンはタイ語で夜明けの頃の意味だが、三島由紀夫のせいなのか、日本人には「暁の寺」と呼ばれている。私は三島由紀夫の小説は若い頃「金閣寺」をちょっと読んだが、ついていけなくてそれ以外は読んでいない。だから「暁の寺」と言われてもピンとこない。
 それはさておき、確かに仏塔が立派な寺であるが、昼間に見るとその美しさはちょっとわからない。まあ明け方遠目に見ると美しいのであろう。だからワット・アルンなのであろうが。(なおその美しさは観光に関するサイトをみればわかります)
 ワット・アルンから対岸へ船が出ているので、それに乗る。待ち時間15分程度、対岸までは1分。まあ4バーツとごく安いので文句はいえない。4バーツで15分楽しめるなら御の字であろう。右はその船からみたワット・アルンの写真。
 降りてからMRTのサナムチャイ駅に行き、シーロムでBTSに乗り換えてチットロム駅に行く。
 チットロム駅から徒歩で有名な両替屋「スーパーリッチ」に行く。4月に日本に一時帰国の予定を立てていて、そのためにタイバーツを日本円に両替してもらうためである。なお本日の両替金額は〇〇万円、レートは1万円が2850バーツぐらい。
 セントラルワールドで紀伊国屋書店を覗くがとくに収穫なし。
 BTSでアソークに行きホテルチェックイン。現金のため千バーツをデポジット、ただし翌朝ちゃんと返ってくる。
 ホテルは快適、25階だったので眺めも悪くないが、いかんせんビルばかりであまり面白いものではない。
 3時半ごろホテルを出て、徒歩でエムクォーティエの紀伊国屋書店へ行く。40分ほどいて結局『戦略は歴史から学べ』(鈴木博毅著)、『日本の誕生』(長浜浩明著)の2冊を購入。まあ4月には日本に行くので、当面読む本があればよい。
 エムクォーティエのベンチで寿司屋を物色。5時から開いていて徒歩10分程度で行ける「寿司十番」に行くことにした。
 5時15分ごろ店に入ったのだが、すでに家族連れ(日本人ではない)がいた。私は店のカウンタの端に座り、まずはビールとはまちの刺身とだし巻き玉子を頼む。そのあと日本酒、残念ながら半合であるが、日本ばりに枡からあふれるほどに注いでもらい、それを3杯飲んだので、2合は飲んだ感じ。あとはにぎりを4貫ほど。これで3000バーツ。日本円に換算すると1万円以上となるが(チップを加えると1万5千円程度になったが)、まあ日本でも寿司屋ではこんなものであろう。
 勘定をすませて店を出てホテルに戻る。ほどなくしてかみさんからLINE電話。ひとしきり話をしたところで8時半すぎ。買ってきた『日本の誕生』を読みながら、あっというまに寝落ちする。


2022年2月12日(土)

 今週2月7日に(本業の会社員の)仕事が一段落したので、今週の週末は前々からバンコクに行こうを思っていてホテルを予約していたのである。ホテルはカールトンホテル・スクームヴィットで多少高く日本円で1万円ほど。まあたまのぜいたくなので許してもらおう(誰に?)。
 4時ごろ目が覚めて、まるで遠足の日の子供みたいだが、それから寝付けず6時すぎにベッドから起き出す。
 朝食をとり7時半にホテルを出発。バンコク往復の交通だが、前々から会社の運転手に頼んで送り迎えのOKをもらっていたのである。
 車でバンコクまで2時間半、10時頃到着。今日はまずはワット・パクナームから。
 ワット・パクナームはバンコクのガイドブックには必ず載っている有名なお寺。大きな仏像と仏塔が目立つ。さらに仏塔の中のエメラルド仏塔と天井画が有名である。私もミーハーにも写真を撮ったので載せることにする。
 幸い観光客は少なく(もちろんコロナのせいで)、日本人はさらに少ない。私のほかに子連れの2家族を見かけただけだった。人が少ないせいか仏塔の中は静寂な気でつつまれていた感じがした。
 そのあと本堂によってお賽銭をあげて寺を出る。私は仏教徒ではないので、個人的な参拝のときはタンブンまではしない。
 寺から徒歩でBTSのウッタカート駅に行く。わかりにくい細い道を歩くので、タイに慣れていない人や女性には進めない。寺の近くからは4番のバスがわりと頻繁に出ているのと、ソンテオがあるのでそれを利用する方が安心だろう。もちろんタクシーもバイタクもある。
 私は徒歩で駅に行きBTSに乗ってシアム駅に行く。ちなみにガイドブックなどにはサイアム駅と書いてあり、サイアムと発音しても通じるのであるが、窓口でチケットを買うときにお姉さんから「シアム?」と訊かれて、ああそうかと思った。なお耳で聞くと「シーアム」か「シアーム」かは微妙なところ。字面からは後者だろうが。
 で、シアム駅前にあるシアムパラゴン内にある紀伊国屋書店に行く。紀伊国屋とは言いつつ、ここにはタイ語と英語と中国語の本しかない。しかし私の目的は中国語の本であり、果たして占術関係の書籍があるかと思ったら、棚の一角に占術コーナーがあった。迷ったあげく『六十甲子命例宝典』(鄭照煌著)の乾部と坤部の2冊を購入。台湾の四柱推命の本である。当然のことながら高いのであるが、台湾元とバーツのレートはほぼ同じなので、まあ1.7倍程度の値段。まあリーゾナブルといえる。日本円だと1冊2500円程度。合わせて5000円だが、海外だからしょうがない。
 そのあとセントラルワールドに行きB2Sで文房具を探したのだがなかった。文房具というのは、仕事用に持参した万年筆で(3千円ぐらいのもの)、それが壊れてB2Sに日本の万年筆がないか見に来たのだ。しかしいわゆる海外ブランドはいろいろあったのだが日本製の万年筆はなかった。まあ日本に帰国したときに買うことにしよう。
 そのあとはBTSでプロムポン駅に行き、駅前のエムクォーティエに行く。ここの地下のフードコートで昼食。ラーメン(といっても中国の)を食べて、それから4階(?)の紀伊国屋書店で新書を2冊。『世界史の分岐点』(橋爪・佐藤共著)、『経済成長とは何か』(田村秀男著)。
 それから徒歩でカールトンホテルに行きチェックイン。感じのいい受付の女性であった。部屋も一人には十分豪華で文句なし。
 ホテルに本やパソコンなどの荷物を置いてからさらに買物に出る。徒歩でフジスーパーに行き、ヘアトニックや柿渋(石鹸)、風呂用タオルなどを購入。この樹脂製(ナイロン、ポリエチレン製)のボディ用タオルがタイではなかなか売っていない。あることはあるが四角い布の形で売ってなく、スポンジの形でなっているので使いにくい。これを長らく探していたのだが、フジスーパーでようやく見つけた。
 そのあと居酒屋で晩飯。今日は剣心アソーク店。刺身5点盛と枝豆、冷奴、ビール2杯、日本酒2合でお腹いっぱい。締めにうどんでもと思っていたが、とても入らないので勘定して店をでる。千バーツとちょっと。
 途中MaxValuで明日の朝食用にパンとコーヒー牛乳を購入。コーヒー牛乳は明治製。ついでに切り餅も買う。手軽なので最近餅を食べることが多い。
 ホテルに戻り、かみさんと40分ほどLINE電話。買ってきた『世界史の分岐点』を読みながら寝る。10時ごろ就寝。
 翌朝は珍しく7時前まで寝ていた。普通は4時ぐらいに目が覚めて、5時過ぎに起き出すので、こんなに長く寝るのも久しぶりである。


2022年2月5日(土)

 この週末はとくに予定らしい予定がないので、前々から行ってみようと思っていたバンカイ周辺の寺に行くことにする。
 朝は6時前に起きる。もっとも4時ぐらいから寝付けず、ベッドの中で数独などをしていたのであるが。
 朝食は6時半ごろホテルのレストランでいつもの朝食。
 そのあと、占いを依頼されていたので、その返事をまとめる。おおむねまとまったところで出かけることにする。すぐに返事を出さないのは一度時間をおいて読み返すため。書きっぱなしだとだいたい変な日本語になっているのである。
 9時すぎにホテルを出て、歩いてラヨーンのバスターミナル1へ行き、そこからバンカイ行きのソンテオに乗る。なおソンテウと聞こえるが一応辞書のカタカナではテオ(列の意味)と表記しているのでソンテオと書く。
 ソンテオの先客は1名、乗り込んだのはいいが、いつものことながら待たされる。15分ほど待って出発。出発間際にもう一人乗ってきた。
 バンカイというのはラヨーン市街地の北に位置する集落である。役場や警察、消防署、病院などはあるが街と呼べるほどのことはない。セブンイレブンとロータス(スーパー)はあった。
 ラヨーンから15分ほどでバンカイに到着。ソンテオでは降りたあと運転手にお金を払うのだが、いくらかわからず。とりあえず15バーツ出すと、20バーツだとのことで5バーツを足して車を離れた。なおソンテオの運転手は無口でぶっきらぼうな人(おじさんもおばさんも)が多い印象だが、この運転手は普通の感じだった。もっとも、単なる印象だが。
 ひとまず、バンカイの役所の近くにあるワットパイロームに行ってみる。なおパイは竹、ロームは囲まれるという意味なので竹囲寺とでもいうべきか。という割には竹は目につかなかった。タイにはよくある寺という感じである。
 ワットパイロームを出てワットバンカイに向かう。バンカイと書いたが、バーンカーイと書くべきかもしれない。バーンは家とか村、カーイは陣地やキャンプという意味なので、おそらく日本でいえば陣屋村とでもいうべきか。
 ワットバンカイはワットパイロームから2~3キロほど。私の足でも30分ぐらいかかった。
 ここはワットパイロームよりはお寺らしい。私が着いたのは11時半ぐらいであったが、ほとんど人はおらず、静かなものである。むしろここの方が落ち着く感じ。ただし犬が多くてそれが気にはなる。まあ暑いので大半の犬は横になって寝ているが。
 お賽銭を20バーツおいてから寺や仏像の写真を撮る。またこの寺にはタクシン王の像がある。おそらく昔タクシン王の陣地だったのであろう。
 ワットバンカイを出たのは12時ごろ、大通りに出てラヨーン行きのソンテオを待つ。しかし30分待ってもソンテオは来ない。タイの人は12時から1時はあまり仕事をしないので、ひょっとするとソンテオも昼休みなのかもしれない。何もないところに立っていてもしょうがないので、いったんバンカイの中心地(?)に戻る。そこにはコンビニもロータスもあるし。
 1時10分ごろバンカイの町に到着。ロータスでビールとつまみを買って外にでると、ほどなくしてラヨーン行きのソンテオが来た。それに乗ってラヨーンに戻る。帰りのソンテオは私一人だった。
 ラヨーンのバスターミナルで降りたあと、また徒歩でホテルに戻る。ホテルに着いたのは2時すぎ。
 帰ってから汗を結構かいているので風呂に入ることにする。
 その前に依頼されていた四柱推命の鑑定結果を読み返す。少し手を加える。
 バスタブにお湯をためて4時ぐらいから風呂、そしてビール。買ってきたビールはまだ冷えておらず、前買っておいたビールを2本。その間にメールの返事を出し、さらにウォッカの水割りを飲みながら撮ってきた写真の整理。
 夜かみさんとLINE電話。そうやって一日が終わる。普通の土曜日だが結構いろいろと充実した一日だった。
 明日は完全休養の予定。


2022年1月29日(土)

 1月中の土日はほとんど会社の仕事と四柱推命の鑑定依頼で、買物以外はホテルに籠り切りで外に出かけることがなかった。それも先週でほぼ片付き残っている仕事が全くないわけではないが、息抜きということで今日は出かけることにした。
 朝食は7時ごろ。朝9時すぎにホテルを出る。
 今日行こうと思っているのは”バンペ”。以前一度行ったことがあるのだが、そこに水族館があることを知り、ラヨーンの水族館というのはどういうものだろうと前から思っていて気になってしょうがないので今日行くことにしたのである。
 バンペへはソンテオで行けるということでバスターミナル1にとりあえず行ってみた。一応タイ語は少しは読めるので、看板とソンテオを見比べて発見した。時刻表もあって15分おきに出るようだ。で、出発5分前にソンテオに乗りこむ。先客は女性1名。結局その女性と2人で出発したが、彼女はその前の市場で降りた。で、私一人でバンペに行く。まあ一人でソンテオに乗ることは少なくない。路線次第だが。
 バンペの市場の前、すなわち町の入口で降りる。バンペ入口までは20分ほどかかり、値段は25バーツである。途中の国道はかなり飛ばす。
 そこから海沿いを歩いて今日の目的である水族館に向かう。海沿いにはシーフードレストランというか食堂が軒を連ねる。そして公園がある。公園では3×3のバスケットボール大会が実施されていた。多くの団体や応援者、家族などで相当密である。まあもうタイ人もコロナは気にしていないようである。
 20分ほど歩いて水族館に到着。水族館とはいいながら国の施設であり、「東部海洋漁業調査開発センター」の一角に水族館がある。したがってイルカショーなどの催し物はなく地味な展示のみ。しかし入場料は30バーツとお値ごろである。派手な展示や催しがない分ゆっくり見ることができ、結構楽しめた。タイ語が読めればもっと楽しめるのだろう。タイ語がもっとできるようになれば再び訪問することにしたい。
 水族館を出て、元の道を歩いてバンペ入口に戻る。そこには大きな市場があるのだが、いろいろな海産物やら食べ物やらのにおいが混じり、今日のところは入るのを遠慮することにした。気分が悪くなりそうなので。
 コンビニでオレンジジュースを買い、ちょっとのどをうるおす。そうこうしていたらラヨーン行きのソンテオが来て、乗り込む。先客は一人いたが、彼も途中で降りて、それからは私一人でラヨーンまで。帰りはさほど飛ばすことはなく、というか客を乗せようと割とゆっくりと走行。
 ほどなくラヨーンのバスターミナルに到着。運転手に25バーツを払い、バイタクの誘いを断り、近くのロータスへ行き買物。ビールやブランデーなどを購入してから徒歩でホテルにもどる。
 昼も食べずに帰ってきたので、まだ2時前である。しばし休憩の後、時間もあるので髪を切ることにする。
 前にも書いたが、タイに来て散髪は自分でやっていて、もう何回もやっているのだが、毎回見えない部分は手探りというか手触りで判断しながらハサミを入れている。まあ私からは見えないし、別に他人から笑われるということもないので、おそらく大丈夫なのだろう。
 準備からシャワーを浴びて掃除まで約1時間。落ちた髪の毛を掃除するのに時間がかかるのであるが、ついでに部屋の掃除にもなる。
 一通り作業(?)が終わってビールを飲む。ひといきついてから今日撮ってきた写真の整理、といってもPCに移しかえてバックアップをとるだけの作業だが。
 そうこうしているうちにかみさんからLINE電話。今日のできごとなどを話して、そのあとベッドに入り就寝。9時半ごろ。


2022年1月2日(日)

 早く寝たせいで、さすがに3時ごろ目が覚めてしまう。ベッドの中で数独したり本を読んだり。
 6時半ごろレストランで朝食。とくに正月らしいメニューはない普通の朝食。
 9時すぎにホテルを出る。今日は正月らしく初詣というか寺の参拝に行く。
 まず向かったのは徒歩で20分ほどのワット・コートティムターラーム。何度も来ているお寺で人は普段からも人はそう多くはなく、とくに朝も早かったせいか幸い誰もいなかったので仏像の写真を撮る。なお本堂は別。
 ここでしばらく過ごしたあと、ラヨーン病院近くのワット・パープラドゥへ行く。こちらはラヨーンでは有名な寺で人も多い。正月ということで奮発してお賽銭をあげたりろうそくを灯したりした。今日は涅槃仏に金箔を貼る人も多かったように思う。
 左にろうそくの写真を載せているが、その中のピンクのろうそくの1つが私が灯したものである。1つが20バーツ。
 ここでも30分ほどを過ごして初詣は終了。
 このあとは徒歩でロータスに行き買物。ビールやつまみなど。正月らしさというのはなく普通の日曜日という感じである。むしろクリスマスの延長という感じで、クリスマスツリーなどもそのままである。日本だとクリスマスが終わればさっさと門松を飾るところだが、ほんとにそのまま。後でわかったのだが、いわゆる旧正月が近づくまではそのままであり、旧正月が近づくと中国風の正月の飾りつけになるのである。
 ホテルに戻り、お雑煮の残りにそばを入れて食べる。鶏肉とにんじん、大根、多少醤油を足したので何となくけんちんそばという感じだ。
 箱根駅伝はちょうど往路のゴール近くで、青学がぶっちぎりであった。しばらくビールを飲みながら見ていた。
 そのあとはちょっと昼寝。夜はまたビールとお酒を飲む。ピーナツがつまみ。
 かみさんとLINE電話でしばし話をして就寝。9時ごろ。
 明日も休日だが、明日は溜まっている会社の仕事を片付けなければいけないので、一日中ホテルで過ごす予定。


2022年1月1日(土)

 朝5時前に目が覚める。
 テレビを見ると日本はすでに富士山からの初日の出の中継は終わったところ。2時間の時差があるのであたりまえか。
 6時前に起きて、PCでタイの日の出の時刻を確認。で、日の出時刻は6時37分と確認したが、34分に部屋を出るとすでに日が昇るところであった。ラヨーンとバンコクの時差か?まあ幸い写真を撮ることができたが、写真をアップすると私の居場所がわかるのでやめる。
 正月の雑煮を作るために、にんじんや大根、鶏肉などを切る。だしをとりそこで野菜や鶏肉などを煮込む。また買ってきたかまぼこを切り、餅を電子レンジで加熱して準備OK。
 雑煮を器に盛り餅と万能ネギの緑色の部分をのせて完成。みつばとかがほしかったところだが、適当な緑色の野菜がなくネギで代用。まあそれらしい。朝8時半ごろ、買ってきた日本酒とともにいただく。まあ何となく正月っぽくなってきた。
 テレビをつけると毎年恒例のニューイヤー駅伝。私は箱根よりもニューイヤーの方、すなわち実業団の駅伝の方がもっぱら好きでみている。もちろん日は重ならないので両方見られるのだが。で、今年も東京代表でコモディ・イイダが出場。かつてお世話になったスーパーなので応援している。というか、今でも(東京にいれば)ごくたまに行くことがある。結果はホンダが初優勝、コモディ・イイダは33位だった。来年もぜひ出場してほしいものである。
 そのあとは、酒を飲みながらテレビをみる。正月の定番である演芸番組など。そのあとはとにかく何もせず、ぼーっと過ごした。
 夕方実家に電話し、またかみさんともLINEで話をする。
 飲みすぎたせいか、早々に就寝。夜8時前ぐらいか。これといって中身のない一日。




   改訂 2022年 2月16日  新規ファイル作成、以降不定期に書き加える