1章

いろいろな危険

 近年、いろいろな状況についての危機説があります。かなり説得
力のあるものも数多くあるので、それらについて考えてみましょう。

いん石の衝突
エネルギー問題
オゾン層破壊
核事故
公害問題
食糧危機
戦争
地震
耐性菌や未発見ウィルス
地球温暖化
  ・
  ・
  ・

 ちょっと考えただけで、どんどん出てきます。
実際にこれらの問題はさらに相互に関係していて、石炭や石油
を大量に使えばCO2が排出されるし、地球温暖化も加速されま
す。だからといってバンバン原発を作れば事故の危険も増えてい
きます。
 またオゾン層破壊はフロンガスなどによる公害によって引き起
こされていると考える事ができますし、紫外線を多く浴びることに
なれば突然変異を加速して謎のウィルスが登場してくるかも知れ
ません。

 さらに重要と考えられることで、上のリストに抜けている問題が
あります。
そう、人口増加に関する問題です。
これらの問題を人口問題と関係付けたグラフを作ってみました。


各問題の起因と人口問題との関連性性 個人的につくったものなのでアバウトです。
大はずれということも無いかと思うのですが
修正案もうけつけています。

 どうでしょう、ほとんどの問題が人口問題と大きな関係がありま
す。人口問題と関係のない起因によるものは、いん石の衝突と地
震ぐらいですか。地震の起きそうな場所にまで住まなきゃいけな
いのは人口問題?といっても日本に生まれた以上しようがないで
すしね。
 さらに「人間どんどん贅沢になっていく(猫や犬もそうだな)」とい
う傾向があって、これが危機的状況の発生を早めます。クーラー
のきいた部屋で冷たいビールでも飲みながら甲子園大会のTVを
見るとかです。これによって真夏の電力不足が起きているわけで
すから。
 ただ、これはより早めに困難な状況に突入するということであっ
て、電気代が高騰、しかたがないからクーラーを使わない生活が
日常化する・・・となっていけば最終的な危機までのクッション期
間になるのかも知れないですが。

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