では、ひとつひとつについて検討してみましょう。(ちょっとおふざけが
入っていますが)
いん石の衝突
これは人口問題とは関係ないでしょう。人が少なければ直接人口
密集地帯に落ちる確率は減りますが・・・。
ある程度以上大きないん石の被害は全地球的なものになりますから、
逃げ隠れしてすむレベルではなくなります。
直径約10kmのいん石の衝突により恐竜全盛の時代が終わったの
と同じように、直径約1kmのいん石の衝突でも現代文明は壊滅的
な状況になるといわれています。
また現在の技術では、ほとんど対処できないと考えられています。
あらゆる方向から地球に接近する直径数十m以上のいん石、それら
のすべてをどれだけ早く発見できるか、そしてそのコースを変えたり
破壊できるかにかかっています。
個人でできる対応
●ほとんど無し
地下でじっと暮らしゲンコツぐらいのいん石から身を守る・・・
ことはできるでしょうが?
エネルギー問題
これは人口問題との関係も密接です。また二酸化炭素の発生によ
る地球温暖化、それを避けようとすれば原子力問題などとも関係し
てきます。
この問題は先ほど説明したような贅沢化問題とも密接な関連があ
ります。これに関するホームページもあるようなので、詳しくはそちらを・・・
個人でできる対応
●使えるうちに満足するまで使っておく
●無駄なエネルギーを使わない
●余分なエネルギーを使わない生活に慣れておく
オゾン層破壊
これは一般人にとって「え−っ!そんなこと今ごろ言われたって知
らなかったんだから」という種類の話しでした。
フロンの使用量削減について、どれだけ早く対応するかという問題
です。代替フロン問題についても、いろいろ言われているのが気に
なるところです。
各国それぞれの事情により、あまり真剣に対応しているとは考えら
れません。もっとすごい問題が山積みだから、そんなことは・・・
と考えるとさらに恐いですけれど。
白人に影響が出やすいといいますから、せめて今ぜんぜん乗り気
でないアメリカが「フロンを放出したら制裁だ!」と言い出すのを見守
りましょう。
個人でできる対応
●破壊物質を大気中に放出する商品を使わない
●破壊物質の回収に協力する
●そういう意識の高い党や政治家に投票する
●あまり外出しないようにし、出かけるときにはUV商品やサング
ラスを愛用する
TVでオゾンホールがあいた下にあるという都市の映像を見たけ
ど、町中の人がつばの広い帽子にサングラス姿だったので、それ
なりに笑えました。
核事故
けっこう不安に思っていただけに、最近の問題続出というのも当
然というところでしょう。ただ原発はエネルギー問題との関係もあ
り、「昭和30年前半程度の電力供給で定量配給」とかいったら暴
動ものだろうし・・・。
太陽電池などの再生エネルギー利用、機器のエネルギー効率の
向上など新技術の開発に期待しましょう。
ほかにも核兵器や核物質の維持保管、外国流失の防止などもあり
ます。国レベルの問題ですし、まして外国のこととなれば「頼むよ、
ちゃんとしてよ!」と祈る気持ちです。
個人でできる対応
●そういった施設のそばに住まない
●とりあえず選挙には行く
●すばやい情報の入手、逃げ出す準備
公害
「何か変な状況だけど、先祖伝来だから住み続ける」という場合
どうしようもないですよね。ちょっとでも変だったら逃げ出すような
腰の軽さも必要かもしれません。
ただ「あれって毒でした」というのはお手上げですから、そういっ
た研究をしている人に頑張ってもらいましょう。たれ流している人は
怒られるまで止めないでしょうし。強烈な法律がすみやかに運用で
きれば良いのですが「賠償金1000億円、無ければ個人資産根こ
そぎ没収」みたいな・・・
個人でできる対応
●工場のそば、廃液や排気ガスの来るような場所に住まない
●危険物が密かに近所に保存されていないか気を配る
●怪しいものを飲み食い吸引しない
食糧危機
私も子供の頃からそう言われているので、何となくそんな気もす
るわけです。特に日本は食糧(他のものもそうだけど)自給率が低
いといわれているので、考えないわけにはいかないでしょう。
個人でできる対応
●とりあえず選挙に行き、自給率の高い国にしてもらう
●やはり買いだめでしょう
戦争
国、もしくは外国が始めてしまうのだからお手上げです。双方の
国が驚くほど腰抜けだったら戦争にならないのでしょうが・・・
と考えれば、戦争をしたい人が始めているのでしょう。
個人でできる対応
●山奥など外国も相手にしないような場所に住む
第二次世界大戦前、きなくさいヨーロッパを出て遥か太平洋のか
なた、ガダルカナル島という無人島とも思われる島に移住したと
いう人がいたそうです
●やはり選挙に行く
厳しい世間を渡っていけるような国になる、もしくは思い切って
戦争もしたくないような国になってしまう
地震
関西は地震が少ないといわれていました。ミステリー小説の西村
京太郎さんは地震がないだろうからというので京都に越したという
話しでしたが。
この国では地震を避けることはできないでしょうから、あらゆる方
面から考えて、二次被害にあわないような準備をするのが良いでし
ょう。
個人でできる対応
●崖くずれ、液状化現象、火災(コンビナートの爆発なども含む)
などの影響のない場所に住む
●もちろんパニック下では、人間もかなり危険な存在ですよね
耐性菌や未発見ウィルス
新しい薬を作れば作るほど強烈な菌が登場、人間が作っているよ
うなものでしょうから。病人に投与するだけならともかく、病気でもな
い家畜のエサに混ぜて与え、確実な収穫のひきかえにしています。
もっとも私も新しい熱帯魚を買ってきたときなど、薄めに薬を入れて
いますが・・・
また開発が進めば、ジャングルの奥地、だれも行ったことのないよ
うな深海、宇宙から帰ってきた宇宙船に付着しているかもしれませ
ん。でもこれは、いつか出会う相手でしょうから覚悟しておくしかない
かもしれません。
個人でできる対応
●むやみに抗生物質などを使わないようにしてもらう
●病気なのだからと天に祈る
抗生物質によってここ数十年救われてきました。この数十年がた
またまラッキーだったのですから
●病気の移るような場所にできる限り行かない
仕事もいかなくちゃならないし、ロックフェラーやマイケル・ジャク
ソンのようには暮らせないからなあ
地球温暖化
人間が原因を作っているのでしょうし、氷河期のサイクルに原因
があるのかもしれません。海水面の上昇によって海岸線が後退、
それによって戦争などの問題が起きるかもしれません。環境バラ
ンスの変化はそれ以上の影響を与えるでしょう。
今までの状況からだけでも、何の影響も無くすむということは無
いでしょうね。
個人でできる対応
●海の近くには住まない
●環境変化などの二次的影響にそなえておきましょう
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